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新しい基礎型枠

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 通常、基礎型枠は木製型枠や鉄製型枠が使われているが、タイトモールドという発泡断熱材を使う方法を尚建築工房の現場で見てきた。
50mm厚の型枠はコンクリート打設後も外すことはなく、そのまま内外の断熱材として生きてくるというすぐれものだ。

 

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 これは外枠を組み立てているところ。型枠は工場で図面を元に製作して現場に搬入するので、現場での切った張ったがない。基本的にはスチールのレール(赤矢印)に型枠を差し入れ、型枠と型枠は接合部分に長いピンを打ち込んでつないでいく。出隅と入隅の部分(青矢印)はこのような直角のパーツを使っている。

 

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これは出隅の部分で、銀色に見えているのが(赤矢印)接合用の金具。

 

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 型枠はこのような凹凸がついていて、ラス網などを貼らずにモルタルを塗ることができるという。

 

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レゴを組み立てるように面白いように組み上がっていき、午前中に外枠は完成してしまった。詳しいことはこちらをご覧ください。

我が山荘は基礎工事ではいろいろいやな目に合ったが、こういうのを見ると羨ましいなあ。「田植え? 今時、そんなことをする工務店があるんですか?」と現場監督さんは言ってましたね。
 

コメント (2)

kass:

何より「基礎」ですからね。こういうところがおろそかなのは困りますよね。
ところで、「今時」ってどのくらい前までを指すんだろ?

yum:

kassさま

>ところで、「今時」ってどのくらい前までを指すんだろ?

我が家と同じ工務店で現場監督松ちゃんですから・・・・・・

普通は基礎工事って、見てない人が多いんじゃないでしょうか。私も東京の家の基礎工事は見てないので、田植えをしたかどうかは分かりません。

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2013年05月20日 19:08に投稿されたエントリーのページです。

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