通常、基礎型枠は木製型枠や鉄製型枠が使われているが、タイトモールドという発泡断熱材を使う方法を尚建築工房の現場で見てきた。
50mm厚の型枠はコンクリート打設後も外すことはなく、そのまま内外の断熱材として生きてくるというすぐれものだ。
これは外枠を組み立てているところ。型枠は工場で図面を元に製作して現場に搬入するので、現場での切った張ったがない。基本的にはスチールのレール(赤矢印)に型枠を差し入れ、型枠と型枠は接合部分に長いピンを打ち込んでつないでいく。出隅と入隅の部分(青矢印)はこのような直角のパーツを使っている。
これは出隅の部分で、銀色に見えているのが(赤矢印)接合用の金具。
型枠はこのような凹凸がついていて、ラス網などを貼らずにモルタルを塗ることができるという。
レゴを組み立てるように面白いように組み上がっていき、午前中に外枠は完成してしまった。詳しいことはこちらをご覧ください。
我が山荘は基礎工事ではいろいろいやな目に合ったが、こういうのを見ると羨ましいなあ。「田植え? 今時、そんなことをする工務店があるんですか?」と現場監督さんは言ってましたね。
コメント (2)
何より「基礎」ですからね。こういうところがおろそかなのは困りますよね。
ところで、「今時」ってどのくらい前までを指すんだろ?
投稿者: kass | 2013年05月23日 22:27
日時: 2013年05月23日 22:27
kassさま
>ところで、「今時」ってどのくらい前までを指すんだろ?
我が家と同じ工務店で現場監督松ちゃんですから・・・・・・
普通は基礎工事って、見てない人が多いんじゃないでしょうか。私も東京の家の基礎工事は見てないので、田植えをしたかどうかは分かりません。
投稿者: yum | 2013年05月28日 06:18
日時: 2013年05月28日 06:18