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丁番用ジグ

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以前紹介した丁番用ジグを米国式でいくか英国式でいくか迷ったのだが、吊り元にも溝を掘ることを考えて米国式で行くことにした。

米国式では基準面が手前なので、左右対称のものを作ってしまえば良いのに対し、英国式では奥の面を基準にするので、吊り元の柱を考えるとスリットの切り込みを深く作らねばならないからだ。

最初、12mm厚のMDFで作ったら、1/2インチ長のパターンビット ではジグの壁まで削ってしまって大失敗。15mm厚のラワンランバーの端材で作り直した。

バンドソーは持っていないので、両脇をノコで引いてからドリルで穴を開け、回し挽きノコで奥の部分をカットしてラフな切り込みを作成。その後、英国式のようにMDFの端材を両面テープで貼り付けてパターンビットで仕上げた。

1インチ長のベアリングが根本についたパターンビットは径が太いものしか持っていなかったので、ベアリングが先端についた細めのパターンビットでルーターテーブルで逆側から仕上げた。その後、角が丸くなった部分はノミで削って修正した。

手前のガイド部分は単に接着剤を塗りビス止めしただけだ。ルーターはちょっと油断すると、暴れてジグの壁面を削ってしまうなんてこともよくある。あまり気合を入れてジグを作るより、壊れたらまた作ればいいや位に考えておいた方が無難ですね。

 

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2013年11月19日 09:28に投稿されたエントリーのページです。

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