イームズ・チェアなどで有名なチャールズ・イームズが、IBMの資金援助を受けてPowers of ten【10のべき乗(10n)】という映画を製作したのが1977年・・・・・・今から37年も前のことである。
シカゴの湖畔のピクニックの場面から無限大にズームバックして宇宙の果てまでいき、今度は無限大にズームアップして人間の皮膚組織、細胞、原子、素粒子レベルまでいく。すると無限小と無限大で同じような世界が出現するというアイディアは面白い。
そしていま、我々はコマ撮り、ハイスピード、超クローズアップなどの技術を駆使し、コンピュータグラフィックスの技術も取り入れて、自然界の驚異を更に美しく描くことができるようになった。
一方こちらが、そのPowers of tenの映像だ。
40年近く前のチャールズ・イームズの着想は少しも色あせていませんね。人間の素晴らしいアイディアは時代を超越しているのである。