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カルダーのサーカス




ーーーーーーー(略)ーーーーーーー

思ひがけない今ン頃に

ふいとけふ日に思ひ出さうと

子供ごころの何の知ろ

気軽に跳ねた

身軽に跳んだ

遠い昔

帰らぬ日

遠い昔

帰らぬ日

遠い昔だ

何も彼も

ーーーーーーー(略)ーーーーーーー

『故郷の花』三好達治


昨日、イラストレーターのつだかつみさんに、オートマタのビデオを見せていただいていたら、はるか昔に西武美術館でみた短編映画のことを思い出した。「カルダーのサーカス」だ。

アレキサンダー・カルダーはモビール彫刻の元祖のような芸術家だが、針金細工のサーカス人形でこんなパフォーマンスもやっていたんですね。

一見、幼児の「みなし遊び」のようだが、想像力を働かせてサーカスの世界を楽しむことができた。想像力は創造力の源なのである。




この短編映画をみたあと、何度かビデオやレーザーディスクになっていないか探してみたのだが見つけることができなかった。しかし、昨夜たまたまyoutubeで検索したら、何といくつかヒットするではないか。

何十年ぶりかで昔の作品に出会えて感激である。


カルダーはフランス語を喋っているし、英語は何だかなまりがあるような感じなので、フランス人かと思っていたが生粋のアメリカ人である。
カルダーの作品」という映画で、「何でこういうことをしているの?」と少年に尋ねられたカルダーは次のように答えている。「だって、楽しいからさ!」と・・・・・・

 

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2014年09月18日 08:44に投稿されたエントリーのページです。

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