我が霧想庵には薪ストーブの廃熱を利用した温風暖房装置があって、その数カ所に温度計が設置してある。
ストーブの温度が200度くらいのときに煙突から2m地点のダクトの温度が58度、6mくらい離れたダクトファン手前の温度が55度、15mくらい離れた寝室下のダクトで40度くらいになる。
ダクトファン手前の温度低下が3度くらいなのに、ダクトファンの後では15度近くも低下している。
縁の下に潜って確認してみると、写真の点線部分のダクトが断熱材を巻かずにそのままになっていた。断熱材を使いきってしまったので、そのままになっていたのだ。
そこで、その部分も断熱材を巻いてみた。温度を測るとダクトファンのあとの温度低下が12度くらいとわずか3度くらいしか効果がない。
やはりダクトファンの部分が金属丸出しなので、この部分で10度くらい温度が失われているのだろう。しかし、このダクトファンは40度以上で使うなと書いてあるのだが、すでに40度以上にはなっていると思われる。さてどうしたものか。