CNCマシンというのは、ルーターをコンピューターでコントロールして色々な細工をしてしまおうというものだ。
3Dプリンタが粘土細工のように足し算で細工するのに対して、CNCマシンは彫刻のように引き算で細工をするものだから、より木工に向いている。
人間というのは贅沢なもので、コンピュータでやるので、あまりに正確すぎて面白くないという意見もあるだろう。するとソフトウエアの方でゆらぎをだしたりして、少しへたに作るプログラムも出てくるだろう。
5年くらい前に3Dプリンタを紹介したときに、auto deskの社長が「値段が5000ドルを切ったら普及するだろう」なんて話をしていたが、今や500ドルを切って、何だかあやしげなものを女性が作って逮捕されるなんて時代になっている。
現在市販の木工用CNCマシンは大型が4000ドル、小型が1600ドルくらいだから、これも500ドルを切るようになってくると、面白くなりそうだ。