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木工旋盤のお稽古 その3

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何という名前の鎌か忘れたが、柄の折れた鎌が2個転がっている。確か農協で200〜300円位で買ったものだと思うが、草刈りをするときは結構重宝している。
webで調べると、どうやら「ねじり鎌」という種類のようだ。

今回は、その折れた柄を修復してやろうという作戦である。

 

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 ケヤキの薪をバンドソーで40mmの角材にしておいて、直径24mm長さ300mmの柄を削りだす。鎌を取り付ける部分は直径19mmまで削る。

こういうものを削り出すには、spindle rohging gougeというものを使うようだ。しかし、私が買った3本セットの丸ノミはこれに比べたら彫刻刀のようなもので、時間がかかってしょうがない。

 

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鎌を取り付ける部分は、オリジナルは穴を掘ってあるが、ボール盤を持っていないので、バンドソーでこのようなスリットを切り込んだ。そして、切り込みの底の部分にドリルで深さ10mm位の穴を掘って、鎌を叩き込む。

 

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慣れないので、半日位かかってしまったが、何とか2つ完成した。スリットの部分はエポキシ接着剤で補強してある。
エポキシ接着剤に関しては、あちらでは2液性の物を豪快に使っているシーンをよく見かけるが、何で日本ではチマチマとしたチューブのものしか売ってないのかなあ。

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2016年11月08日 09:25に投稿されたエントリーのページです。

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