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キャスターから床を守るプロテクター その2

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キャスターが入る穴は、まずは自在錐を使って掘ることにした。ただし、私が持っている自在錐は浅い穴だと10mmの深さまでしか掘れない。深い穴は25mmまで掘れるのだが、真ん中に径6mm位の穴が開いてしまう。

しょうがないので、10mmの深さまでまで掘ったあと、ドリルで数か所穴を掘ってノミで削り、径68mm深さ10mmの穴をざっと作る。

 

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これが10mmの深さの穴が完成したところ。バンドソーで外周をざっと丸く切り抜いて置く。
内径の部分はきれいな円周をしているので、この円周にそってボールベアリングのついたフラッシュ・トリムビットで穴を更に掘ればよい。

 

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私が持っているフラッシュ・トリムビットは、ベアリングの先が15mmくらいあるので、10mm掘った穴から更に一度に5mm以上掘り下げないと、きれいな円周の部分も削ってしまう。一度に5mm削るとかなり反動が来て、持っているものが小さいので緊張する。

 

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右側の10mmの深さの穴をフラッシュ・トリムビットを使って16mmの深さまできれいに掘り上げたのが左。やあ、反動が強いので恐ろしかった。
外周もフラッシュ・トリムビットできれいにしようかと思ったが、ちょっと危険そうなので、ベルトサンダーで削ることにした。

 

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これがヤスリ掛けをして、角をきれいに丸めたところ。

 

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 キャスターにぴたりと収まった。

 

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座面を張り替えたたオフィスチェアが、よみがえりました。

ピアノ用のフロアプロテクターという市販品もあるが、これは径100mm以上でキャスターのついた椅子にはちょっと大きすぎる。

 

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2017年03月21日 09:06に投稿されたエントリーのページです。

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