今回はハーフブラインドダブテール(隠し蟻継ぎ)に挑戦。
まずは15mm厚のラワンランバーで試してみる。
こちらがテールボード側だが、合板なので、張り合わせてある部分がうまく削れないで割れたりする。
使用するダブテールビットは一番一般的な14度のもの(今まで使用したのは8度でちょっと細め)。手前右に見えているのがテールボード側、正面に見えているのがテールボードと直交するピンボード側。
手でやったら大変そうなものが、ビットも交換せずに同時にできてしまうところがすごい。
ピンボード(左)とテールボード(右)を並べてみたところ。
ピタリと収まりました。
続いて18mm厚の集成材でテスト。同じ設定で出来てしまう。やはりこちらのほうがきれいに削れますね。
削ったものを下からみたところ。テールボードとピンボード(矢印)が一度にできてしまうのが分かる。
テールボードを外して並べてみた。
ハーフブラインドダブテールという何だか長い名前だが、よく引き出しなどに使われている。ハーフブラインドという名前の由来は、テールボード側の木端が隠れて見えないからでしょう。日本名も半隠しとか片隠しといったほうが正確ですね。