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キッチンカート その4

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素材の製材ができたので、まずは枠組みの加工にとりかかる。
今回枠組みは、ホゾとホゾ穴でつなぐ。

 

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ホゾ穴は、ルーターテーブルで3/8インチのup cut bitを使って溝を掘る。 

 

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4本の脚に2個づつ、計8つのホゾ穴を掘ったところである。 

 

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一方、ホゾの方はテーブルソーの刃をdado bladeに取り替えるのが面倒なので、普通の刃で根気よく削る。 

 

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また、横木の方は下面に少しカーブをつけてやることにした。 

 

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  バンドソーでカーブを切った横木をテンプレートに使って、残りの横木をルーターで削る。

 

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中間の棚板はダボの上に乗せることにしたので、4本の脚にダボ穴を開ける。ケヤキは硬いのでドリルで穴を開けるのも大変だ。

 

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天板と底板は横方向の板の伸縮を考えて、以前紹介した「天板留め金具」で固定するため、横板にビスケットジョイナーを利用して溝を掘る。
ビスケットジョイナーの刃の下位置までは8mm強。 

 

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金具の高さは1/2インチ(12.7mm)なので、4mm厚のベニアを下に敷くと丁度よい高さになる。 

 

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このように金具の上面の位置と、ビスケットジョイナーで開けた穴の位置が、金具の厚さくらい高めにずれているのがポイント。 

 

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これで、金具を穴に入れれば、しっかりと固定できる訳である。 

 

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  短い方の横木に3箇所穴を開けた状態。

 

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天板を金具でしっかりと固定したところである。 

 

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天板、棚板の縁をラウンドビットで丸めて、組み上げた状態。 

 

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塗装は天板などがぬれることも考えて、油性のウレタンニスを使用した。
ケヤキというのはなかなか木目が美しいですね。

ただし、相当重いので用意したキャスターではちょっと心配なので、来週は一回り大きめのキャスターを付ける予定である。

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2019年07月16日 12:00に投稿されたエントリーのページです。

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