灯油移送用ホースというのは、ガソリンスタンドでもゴム製のホースを使っていて、結局はそこに落ち着くようである。ホースは後ほど、ゴム製にするとして、今回はその他のちょっとした工夫について説明しよう。
ポンプに長いホースを取り付けると、取り回しが大変である。そこで、ホースが簡単に着脱できる方法を考えた。それには、このようなカップリングというパーツが必要となる。
左が25mm用。右が25mmを15mmに変換する異径カップリングというもの。まあ、5mのホースは少しでも直径を小さくして、取り回ししやすくする作戦である。
どちらも、水を移送することを前提としているので、ここでまた、カップリングに使われているゴムパッキンを灯油で溶けないものに交換する必要がある。このパッキングも、ちょうどよいサイズで灯油に使えるものというのがなかなかないんですね。
しょうがないので、NBR(ニトリルブタジエンゴム)ゴムシートというものを買って、
これをパッキンの大きさに切り抜いた。
さて、これが強力灯油ポンプの全体像。まだ、ホースをゴム製に取り替えてないが、18Lの灯油を2分くらいで、移送することができる。