数年前に、薪の中から木工に使えそうなものを、チェーンソーとバンドソーで製材したものがころがっている。
まだ大きなものは無理なので、手始めに調味料入れ用のトレイを作ることにした。
薪だからコナラあたりかなと思っていたら、結構固くてケヤキのようである。
厚さが片方20mmもう片方約30mmと一定でないので、プレイナーにかけたいところなのだが、プレイナーの重さが45kg近くあるので外のデッキに持ち出せない。
軽いリョービのジョインターで平面だけだした。
まずは自在錐で直径62mm深さ15mmの溝を切る。
フォスナービットで余分な木を取り除いて、円周の壁を利用してルーターで穴をきれいに削る作戦である。
しかし、ルータービット長さが結構あるので、ベニアで62mmΦの型枠を作る。
う〜む、型枠作るなら、最初の自在錐はいらなかったかも・・・・・・
使用したのはボウルビットといって底面と側面が直交ではなく、ちょっと丸みを帯びるもの。
最初ルーターテーブルを利用したら、刃先が見えないのでキックバックがすごくて恐ろしいったらない。
手持ちの場合は、こういう周内を削る場合は時計方向、ルーターの場合はその反対で反時計方向。ちゃんとそのように削ってるんですけどね。
円周もキックバックのせいでギザギザになってしまった。
しょうがないのでルーターを手持ちで削ることにした。こちらのほうが仕上がりもきれいだし安全である(写真左)。
左半分を切り離したところ。ケヤキというのはなかなか美しいですね。
容器を入れて完成である。