体が不自由になって居間にベッドを置くようになったら、真冬に隙間風が入ってきて寒い。今まではこの部屋で寝なかったので、気がつくのが遅れてしまったのある。
尚建築工房の大川氏にみてもらったら、「風返し木部品」がずれているとのことであった。
というわけで、アイランドプロファイルに修理を依頼した。何しろ重い窓なので、外すだけで大変だ。
窓を外して置いたところ。
大川氏に図面を描いてもらった(多分アイランドプロファイルの図面を参考にしているのだろう)。家の中から見た図である。
等倍だと、気密を保つメカニズムが良くわからないので、赤の楕円でかこった部分をアップにした。
窓本体と現場取り付けの風返し木部品の両方にワイパーブレードのゴムのような部品(赤色)がついていて、これが2箇所で風の侵入を防いでいるのである。
ところが、風返し木部品が左に7mm程度ずれて設置されてしまったので、折角2つあるガードが役に立たず、風が入ってくることになってしまったのである。
風返し木部品が右にずれて設置されたら、窓が閉まらずすぐわかるのだが、左にずれて設置されてしまったので、窓もちゃんとしまって発見されなかったのだろう。
赤矢印が風返し木部品で、外側からみると、これが7mm程度向かって右方向に設置されている。ゴム部品は図面よりずっと出ていますね。
青矢印は、風返し木部品が凹んでいるのを隠す目隠しの柱だろう。
風返し木部品を左に7mmずらして、垂直もでていなかったので、下部に4mmのシムを入れて調整。いやはやちょっと信じがたい、工務店の施工でありました。
これで、2mの大窓については、一件落着。その他の窓の網戸が水平が出ていなかったので、それも調整してもらいました。まあ、こちらは経年変化なのでしょう。