山車2015
年寄りA「今年は引き手も少ないし、年寄りばっかだから、あの坂はあがらね〜じゃないだんべ」
年寄りB「う〜む、いっそのこと今年は山車はとりやめにするかいねえ」
一同沈黙。
年寄りC「いや、そんなわけにはいかねえ。坂は登らずに下ったらいいだいねえ!」
一同「そーだ、そーだ、そりゃあいい考えだ。何で今までそんなことに気が付かなかったんだい!」
こんなやりとりが、祭りの実行委員会であったかどうかは定かではない。
しかし、今年はいつも左手の坂道をあえぎあえぎ登ってくる山車が、右手からやってきた。何だか日本の高齢化社会を象徴している話ですね。