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長屋俯瞰図


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江戸地図を見ると、人口100万超都市江戸の面積の約70%を武家が、寺社も約15%と侍と坊さんが土地の大部分を占め、残り15%が庶民でした。江戸時代の武家と庶民の割合はほぼ半々で、庶民50万余が大通りに面したところは大店などに占められ、その裏手はこの図のような裏長屋で、生活の場は9尺2間(くしゃくにけん)が基本でした。間口は9尺(約2.7メートル)、2間(約3.6メートル)で、火事が多かったことを見越して壁は薄くプライバシーは筒抜けの生活を余儀なくされていたんですね。

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2011年06月04日 07:41に投稿されたエントリーのページです。

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