落語家・三代目三遊亭円歌さんの自伝落語「中沢家の人々」という噺に、ご自身と両親の爆笑エピソードのくだりがあります。
落語家になるという円歌さんに反対した父親が説教するくだりで、「親という字は立つ木を見ると書いて親と読むんだ」、成長して行く子を見守るから親という字があると、親の意見に従わない円歌さんを、家から叩き出して戸籍まで抜いた両親が、その後円歌さんが有名なって家を建てたら、親の金で大学まで出してやった息子たちの家に置いてもらえず、勘当した円歌さんの家に同居した噺をしています。
家庭を持ち子が出来ると皆さん子育てに苦労します。
今から20年前に子育ての指針ともなる絵本に関わらせてもらいました。学習に役立つビジュアルシリーズ「生きているわたし 体と心」分研出版から10冊セットのうち、7巻目、心のひとり立ち(心の発達)を精神科神経科医の斉藤昌先生の文で、0才から思春期までの心の発達に絵を添えさせてもらいました。