一枚漫画は昭和30年代のぼくが中学生頃まで収集してノートに張り込んでいました。当然兄たちや姉たちの買った雑誌なのですが、バレずに怒られた記憶が無く考えると不思議でした。実はあまりよく読んでいなかったのかも。ま、とんでもない悪ガキには違いはないですが。
上の絵はコンチとイタリアの漫画家フレムラ。
今見るとどうってことはないですが、昭和30年頃に見ていた愛読書は手塚治虫の「鉄腕アトム」、武内つなよしの「赤胴鈴之助」、横山光輝「鉄人28号」など少年漫画が百花繚乱の時代でした。
外国の一枚漫画の特にコンチの絵のようなドライな線で乾いた空気（？）の絵は見たことがなかったので私には新鮮でいっぺんに魅了され、それからは家にある雑誌をかたっぱしからひっくり返して収集し始めたんですね。