「富久」「宿屋の富」(上方では「高津「こうず」の富」)「御慶」・・・。
子供の頃から落語を聞いていたわりに、咄嗟に頭に浮かぶ「富」に関する落語のネタはこんな程度。
内容も千両富に当たるまでの話で、気分良く寄席を後にしてもらうためなのか、縁起もののネタになっているようです。
棚ぼた、あぶく銭と言ってしまえば、身もフタもないが、何億?でも懐に入ったらなど、考えている時が一番良いようです。
高額当選を果たした人と、高額当選に気づかず、人生最大の幸運を逃した人の、その後の人生を描いた落語があってもいいんですが、これは無いようです。