親子三代の漆作家の作品集を貰った。
見終わって、心に残った作品は、明治生まれの作家だった。
現代作家は、一瞬目や気を引くが、記憶には残りません。
明治大正期に生まれた人は、時代環境が作家を育てるのか分からないが、 手に入れたくなる作品が多く、味わい深くて見飽きなかった。
BGMで聞く落語も同じで、昭和黄金期に活躍した三代目三遊亭金馬(1894〜1964)や、五代目古今亭志ん生(1890〜1973)、十代目馬生(1928〜1982)親子、三代目桂三木助(1902〜1961)や、昭和期最後の名人、三代目古今亭志ん朝(1938〜2001)など聞いて、荒んだ気持ちを癒してもらっている。
建築もやはり、明治大正期に作られたものは、風格が時間と共に 備わってきて、見飽きません。