今月下旬で、脳出血でブッ倒れてから12年目に突入する。
発症した当初は、半年で元通りになって歩けるようになってみせるなどと、この病気の危険性を楽観視していた。
これはとんでもない間違いとすぐに気付き、精神的にしぶとく病気に負けないようにするには、フザケ倒して兎に角、腹の底からこの状況を笑い飛ばすことを自分に課してきた。
年甲斐もなく周りからバカかと思われても、これが年数を重ねるごとに精神的にしぶとく養われるようで、病気に負けない性格作りに役立ったと確信まで行かなくてもそう思う。
左半身麻痺でベッドに居た当初は、木馬を作ってみたいと家族や周りの人達に話したことを覚えている。
それが昨日の朝突然、作りかけの作品を横目に、プロトタイプを原寸大のダンボールで作ってみたいと無性に思って動き始めた。
まず、おおまかに新聞紙に木馬を書き厚紙に型をダンボールに張りと、11年ぶりに重い腰を上げることになった。
この絵の原寸大が適正かはまだ分からない。
が、体調と相談しながら進めることになります。