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砥ぎ治具

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極狭の作業部屋でスムーズに動き回れない日が続いている。

バラバラに仕舞われて、管理できていなかった工具類やケヤキやウォルナット等の部材は、なんとか一箇所に収め、とりあえず道具類の収納が完了した。

次は未完成のオートマタや木馬等、棚晒し作品群をどうにかしなければならない。

何故未完成で放置したまま終わったのかを考えると、ノミ、カンナ、切り出しや彫刻刀を使い切れていなかったところに問題があった。

私の作るモノは手の平サイズの作品が殆どで、人物の頭部などは子供の親指の第一関節ほどのサイズが多い。

こういった極小モノは左手で小さな部材を抑えなければ作れず、半身麻痺では無理なのだ。

また、今までカンナやノミなどを砥ぐと、必ず指先に傷を付けていた。

右手だけの刃物の研ぎは、危険でもあり非常に難しいことが分かった。

また傷が治るまで無駄に時間をロスするし、ストレスにも良くない。

ということで、砥ぎ用の治具を作って中砥で試してみた。

杉材で作った治具の繊維が、砥石と治具の底面に絡まってスムーズに砥げなかった。

そこで、治具の底面に1.5mm厚のアクリルを接着したところでタイムアップとなった。

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2021年06月09日 14:54に投稿されたエントリーのページです。

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