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気密テスト



高気密をうたっているBe-h@usの気密テストを行った。
今回のテストは減圧法といって、ファンで室内の空気を排気して負圧にして、 そのときの排気量と圧力差から隙間相当面積=C値を求める方法だ。
発泡ウレタン?の缶が転がっていたので、測定前にコーキングをしたり、開口部をシートで塞いだり、結構前準備が大変だったようだ。

これが、測定結果だ。
隙間相当面積(C値)1.4平方センチメートル/平方メートルと、次世代省エネルギー基準で定められた寒冷地のC値2以下だったので、まずは一安心である(判断基準の値は「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者 の判断の基準」というなが〜い名前の告示に示されている)。

今回は、外壁を貼ってしまうと、修正するのが大変なので、まだ、嵌め殺しのガラスも入らない状態で、急遽行ったテストであった。もっと好条件で、数値が1を切るところを見たかったが、欲を言えばきりがない。

費用5万円もすべて施主持ち。
1億円台のCT装置の検査料が保険無しで2万円弱、10億円台のPET装置の検査料が7万5千円だから、たかだか100万円くらいの機械でちょっと高いような気がする。

すでに、欧米では、省エネルギー住宅を目指すため、気密テストを無料で行うサービスも行われている。我が国も地球温暖化防止に積極的に取り組むことを標榜しているのだから、補助金を出して気密テストを義務化するような施策を行ってもよいのではないだろうか。

 

コメント (2)

go-shiyo:

yumさま

費用5万円が高いか安いかの議論は別にして、費用算出方法はどうなっているのでしょうか?時間(日数)もしくは検査回数でしょうか?
午前中の測定結果で漏れが見つかり、対策後に再測定した結果一日がかりだった場合の費用はどうなんでしょう。
また、現時点でその測定装置はどこが所有しているものなんでしょう...レンタル?...。

yum:

go-shiyoさま

>費用算出方法はどうなっているのでしょうか?
この業界は元祖、どんぶり勘定ですから、なんでも一式と書いてくるんじゃないでしょうか。

>午前中の測定結果で漏れが見つかり、対策後に再測定した結果一日がかりだった場合
さて、どうなるんでしょうか。

検査をやる時期が問題だと思います。うちのようにはめ殺しの窓ガラスも入っていないすかすかの状態で、コーキングして再測定しても意味がないと思います。再測定するのであれば、もう少し条件を整えてでないと、もったいないと思います。

機材は、測定屋が持ってきました。100万円程度の機械ですから自前じゃないでしょうか。20回やればもとがとれるんですから、半年もかからないんじゃないかな。
be-worksにもう少し頑張って会員集めて、買ってもらいたいところです。

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2008年08月25日 13:08に投稿されたエントリーのページです。

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