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一筋の光明(’10.10.01追記)

微かに見える一筋の光明。
しかしこれは、残念ながら希望に満ちたものではないのである。
実はこれ、窓枠の周囲に出来た隙間。
よく調べてみたら、片開き窓のほとんどに大なり小なりの隙間が見つけられた。
画像は小の部類かな…

施工管理の佐賀井さんに相談したところ、すぐに工務店が対応してくれた。
やはりコーキングで隙間を埋めるのか…
後日外側からもコーキングを打ってくれることになっている。
実は冬場に何となく家の中で風の流れを感じていたのだが、これで解消となるといいなぁ。

「そういえば、yumさんが気密テストをしていたなぁ」と過去のエントリーを来ていると、施行の時点で窓周辺の隙間を発見していた私のコメントがあった。このときに言っておけば、見えないようにコーキング処理できたのかなぁ…
今後家を立てる人には「こういうことは施行中にはハッキリ指摘して下さい。どうせあとで騒ぐことになりますよ」と、声を大にして申し上げます。


<追記>

この後、佐賀井さんより施工時の状況確認などについて連絡をいただいた。以下引用。
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アイランドプロファイルに確認いたしました。
アルミアングルは窓に取り付けられて出荷されているとのことです。
ただ、マニュアルと違い周囲5〜10CMぐらいはアングルがないようです。
その位置から光が漏れたと考えられます。

たとえアングルがなくとも、サッシ周りは防水テープをはりこんであるはず
ということで、施工時の写真を探してみました。
窓が設置後、防水紙・防水テープ・押え胴縁が設置された写真ををお送りします。

これによれば、隙間風、雨漏れはおきないように見えます。
先日、コーキングをおこなったので、エアタイトについては問題ないと思います。
後日、外部から確認してコーキング処理を追加したいと考えています。

内部についてですが、コーキングが気になるようでしたら、
木で周囲を押え縁で処理するか、アルミアングルで処理する方法があると思います。
押え縁だと、窓廻りがちょっと重くなるような感じがしますが。

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内部の仕上げは、幅15mm厚さ5mmの平板で押え縁にすることとなった。
最初の想定よりも薄い木材で出来るとことが分かり、むしろ押え縁をプッシュされたのだ。

こんな感じ。材はヒノキとのこと。
私は気に入った。
日焼けすればさらに馴染んでいい具合になると見込んでいる。オイル塗っとこうかな。

外部コーキングはまた後日。特に記することもないと思うので、この辺で…

コメント (8)

yum:

kassさま

佐賀井さんからちらっと隙間の話は聞いていましたが、あれまあ本当だ。

それも「片開き窓のほとんどに大なり小なりの隙間」とは!
う〜む、こういうのを窓のメーカーにいうと、工務店の施工の常識の範囲内といわれてしまうが・・・・・・今やその常識が無いんだから、ガイドラインなりマニュアルで工務店のレベルアップを図るしかないのでは。

be-worksももう少し頑張って欲しいところだ。

>「こういうことは施行中にはハッキリ指摘して下さい。どうせあとで騒ぐことになりますよ」・・・・・・これも施主は相手が一応プロで、後で塞ぐのだろう程度にしか分からないから、なかなか難しい問題。でも、疑問に思ったことは、声に出すことが大切ですね。


go-shiyo:

kassさんへ

ひとつ分からない部分が有ります。最初の写真で一筋の光明として見えるのは、屋外の光でしょうか?この部分にはアルミのアングルが組み込まれている筈です。

当初はその金属の光沢かとも思いましたが、そこまで反射するには余程!部分的にストロボでも焚かないとね...? アングルが無い角の部分でしょうか?

yum:

kass さま

go-shiyoさんの疑問を図示するとこういうことなんですね。

まあ、図から考えると屋外が見えるということはあり得ないのですが・・・・・・

隙間として認識するということは反射光ではなく、入射する光を見ているということなんでしょう。

写真から判断したところでは、アングルが切れる端というわけでもなさそうに見えるのですが、はて?

kass:

yumさま go-shiyoさま

なるほど、お外が見えていたのかと思っていたのはアルミアングルですか。マニュアルを見るという発想がなかったであります。
この辺私の探究心がちと足りないですね。トラブルに乗じて家を知ろうとする姿勢も、セルフビルダーたるもの持ち合わせないと…
隙間の大に至っては見事に水平線となるくらいなのですが、デジカメで上手く撮れませんでした。今度外からも見てみようと思います。

yum:

kass さま

でもストロボ当てなくても、一条の光が見えるとしたら変なんですよね。

だって、アングルの上はタイベックという透湿防水シートで覆ったうえガルバリウムの波板が貼ってあるから、屋内からは光を当てない限り、一条の光など見えないはずですから。go-shiyoさんはその辺の所を言っているのだと思います。

kass:

yumさま go-shiyoさま

一度外から見たいのですが、ちょっとその暇がありません。しばらくお待ちくださいませ。

埴 沙萠:

雲の合間から差し込んだ朝明けの一条の光りが・・・う〜ん、いい色の海だなぁ・・・それにしてもよくもまあ、水平線をきっちり水平に撮れたなあ。でも空の色がおかしいぞ・・・おや?これはトリックだなと気がついたのでしたが、ビルダ−さんたち、さすがですね。見る目がちがうんですね。ヤドカリ埴沙萠には、思いつかないことです。

kass:

埴 沙萠さま

プロの写真家に多少なりとも興味を持っていただき、嬉しく思います。
見る目がちがうというよりは、それなりに費用のかかっている自分の持ち物に執念深くなっているのでしょう。長い付き合いになりますので…

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2010年10月01日 21:46に投稿されたエントリーのページです。

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