イケアの家具はパーツをユーザーに組み立てさせることで、コスト削減を図っている。また、パーツを買い足してカスタマイズできる点が大きなメリットでもある。パーツは何の制限もなく自由に買えるので、私は押入れプロジェクトでワイヤーパスケットや引き出しなどをいくつも利用させてもらった。
余りこういうことを書くと、そのうちイケアでパーツを買うときに、製品を買った証明書をみせろといわれると困るなと思っていたが、このサイトはおおっぴらにイケアの製品やパーツを利用していろんなものを作ったのを投稿しようというサイトだ。名前もイケア・ハッカーズ。
ユーザーというのは、得てして設計者やデザイナーの思いもよらない使い方をして、さまざまな喜劇や悲劇のドラマを展開してしまう。有名なのはアメリカの主婦が洗った飼い猫を電子レンジに入れて乾燥させようとしたネコちん事件だ。
こちらは悲劇のほうだが、中には成る程そういう使い方があったのかと思われる愉快な例もある。まあ、セルフビルドやハーフビルドの妙もそんなところにあるのではないだろうか。
何?お前の場合は悲劇の例ばかりだって・・・・・・