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be-floorにシミが

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週末に榛名の山荘に行くと、be-floorに何やらしみが二ヶ所もある。決め付けの激しい家内は、私が屋上に材木を運びあげたときに汚したに決まっているという。
仕方が無いので、シミ抜き作業をしたが、雑巾で拭いたくらいでは落ちない。#240のサンドペーパーをかけてやっときれいにした。

ところが、数時間後に見ると、きれいにした床の部分にまたもや新しいシミが!う〜む、呪われているのだろうか(写真は一度きれいにした後、再びついたシミ。矢印の先はうっすらとしたシミだがキレイにする前は、もっと黒く汚れていた)。

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 シミが二ヶ所で水平なところがおかしい、天井を見上げると、シミの位置に一致して梁に二ヶ所の穴が! そうだ、これは1月に結露を防止するためにウレタン・フォームを吹いたところだ。そのウレタンがここのところの暑さで溶けて落下したのだろう。

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  同じウレタンを吹いた納戸の部分も確認すると、やはり、シミが出来ている。

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 二ヶ所はたまたまボール紙を置いてあったので難を逃れたようだが、やはり何やら液体が落ちている。

 

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シミの上の梁にはやはりウレタンがある。

これで心配なのは次の3つだ。
1)夏の間中、床のシミ取りをし続けなければならないのか。
2)冬になって結露は大丈夫なのか。
3)他のお宅はどうなのか。
例えばshinさんの設計した御殿場の家。

はてさて、どうしたものか。

 

コメント (4)

kass:

うーん、これは嫌ですねぇ。
放っておいたら鍾乳石みたいになると思います。

yum:

kassさま

本日(7月23日)、早速、設計の佐賀井さんがやってきて調べてくれました。

ウレタンは100度以下なら大丈夫とのこと。調査の結果は、なんと結露だそうです。夏に結露とはねえ。

shin:

これはウレタンが溶け出したのではなく、おそらく金物に結露した水分が水滴として落ちたのではないでしょうか
御殿場の家でも引き渡し当初見られた現象です
御殿場では吹き抜けに、接合部ごとに見事に1m間隔で落ちたので明快でした
ところがこの結露が黒い、不思議でした
正体はアスファルトフェルトが溶け出したものでした
ウレタンが溶け出すには温度が低すぎますので調査結果と符合します
高気密・高断熱はともすると一番脆弱な箇所に集中的に襲いかかります
多少でも緩い構造だとこのような事は起こらないはずで、厳密であるが故の欠点もあります
これはBEの共通した課題の一つで、今後改善策を載せていくつもりです

yum:

shinさま

設計の佐賀井氏からもウレタンではなく結露であるとのことをうかがいました。

我が家の場合は、結露の一部は黒ではなく茶色。接合金物の一部が錆びているとのこと。これはちょっと姑息な手段ではダメなんではないでしょうか。

be-floorの床鳴りと梁の結露には泣かされています。これがbe-Vスタンダードにならないことを願います。

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2011年07月21日 09:14に投稿されたエントリーのページです。

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