台所のbe-floorに3つ目の床下点検口兼床下収納口を開けてみた。
床下に暖房用の放熱器を置いたり、薪ストーブ排熱利用ダクトをめぐらししているので、時々、乱歩の「屋根裏の散歩者」ならぬ「床下の散歩者」をやらねばならない。
最近、床下は配管がジャングル状態で奥の方に行くのがなかなか大変なのである。家の一番西の奥にある寝室の床に第2の点検口を開けて重宝しているので、今回3つ目の点検口に挑戦したという訳だ。そんな時に、簡単に加工できるのがbe-floorの一番よいところだ。床鳴りには相変わらず泣かされているが、この加工性を考えると接着剤で固める気にはなかなかならないのである。
雇い実を切るのにちょっと苦労したが、床板の裏から補強用の板(矢印)を当てて無事に完成。台風の影響で榛名山では8月30日から何と700ミリもの雨が降って、外はとても作業にならない。雨の日の作業には「おあつらえ向き」の仕事であった。
子供の頃は、どこの家でもお勝手の床板をはずすと、ちょっとかび臭い縁の下に白菜の漬物樽や梅酒の瓶などが置いてあったものである。そのちょっとかび臭くヒンヤリとした漆黒の空間は、時にはかくれんぼのいい隠れ場所になったりして子供たちのワンダーランドでもあった。
be-h@usの床下は大体50〜60cmくらい高さがあって、温度は床上よりも大体5度くらい低い。うまく使えば良い食料品貯蔵庫になるかもしれない。