かくして即断作戦は石油FF暖房機から温水暖房機に変更。本体・部材・架橋ポリエチレンパイプも全てインターネットで調達。勿論、施工もセルフビルドでやることにした。
施工はいたって簡単
まずは、床に温水コンセント用の65mmφの穴(赤矢印)を開ける。65mmφの穴を開けるホールソーは4000円以上するものが多いので、ドリルと引廻しノコで開けることも考える。恐らくホールソーなんて、施工屋じゃないからそんなに使う機会はないだろう・・・・・・
と思いつつ、近所のカインズホームに行くと、何と7枚刃木工用ホールソーというのを670円で売っていた。まあ、値段が値段だから一遍だけ使えれば良いだろう。
厚さ30mm以上もある床板に穴を開けると、途中でちょっと嫌な音がして刃が欠けたが何とか穴が貫通。ちょっと直径が小さかったので、引廻しノコで少し広げて温水コンセントを無事に装着できた。
これは温水コンセントを床下側から見た写真。配管はワンタッチ継手をつけた架橋ポリエチレン管をコンセントに入れて銀色のクリップ(赤矢印)で止めるだけ。以前は銅管をろう付けしたりしたのだが、架橋ポリエチレン管とワンタッチ継手が出現してからは、施工はいたって簡単になった。コントロール用の信号線も圧着で繋ぐ。
ヘッダー側の配管は、往きと戻りの配管が逆にならないように架橋ポリエチレン管に矢印を入れておくと良い。
こちらもワンタッチ継手を装着したポリエチレン管をヘッダー側の継手に挿入して銀色のクリップで止めるだけだ。
あとは、コントロール用の信号線を床下暖房機のコントローラーから出ている信号線に並列に繋ぐだけ。と思ってみると、何とプラスマイナスの極性のある信号線に同じいろのコードを使って印もつけていない。急遽マジックでプラス側に記しをつける(赤矢印)。全く、太陽熱温水器を落とすような設備屋は、全てにおいて抜けてるなあ。
いよいよ、試運転。石油ボイラー本体にある試運転ボタンを押して、不凍液を循環させて空気抜きをしろとマニュアルに書いてあるが、試運転ボタンを押しても一向に循環ポンプが作動しない。
さあて困った。しばし石油ボイラーを見つめてしまったが、今時のボイラーにはマイコンが搭載されていてインテリジェント化されていることに気づいた。ということは、電源切って再立ち上げすればokだ(そのくらいマニュアルに書いておいて欲しいものだ)。
再度、電源を入れると試運転ボタンは正常に働き、不凍液の循環が始まった(エネオスの見積もりにあった、不凍液循環調整xx円とあったのは、このことだったのだろうか)。
ヒーターも温まり始め、温風が流れだす。バンザイ成功だ!
コメント (2)
おめでとうございます!!!!
すばらしいです!!!!
投稿者: SHOH | 2013年03月25日 19:26
日時: 2013年03月25日 19:26
shohさま
ご無沙汰しております。
今回は、ノーリツの技術の人が良かった。シロウト相手にあれ程懇切丁寧に教えてくれるとは思いませんでした。
あのアドバイスが無かったら、恐らく石油FF暖房になっていたでしょう。
投稿者: yum | 2013年03月25日 19:50
日時: 2013年03月25日 19:50