|
以前、本棚を作る際に長尺もののクランプが必要で、1300mmの長さのパイプクランプを使った。その後長尺もののクランプというのは、余り出番がないのでこれを半分に切ることにした。 最初は、いつも薪割りでお世話になっている友人に、近くの旋盤屋さんを紹介してもらおうと思ったのだが、「そんなものならウチでできるさねえ」とおっしゃるので急遽行き先変更し、そちらで作業する。 |
知り合いの水道屋さんがやめる時に引き取った機械だそうで、パイプの切断・バリ取り・ネジ切りができる。先ずはパイプを機械に挿入し、半分に切断する。
挿入したパイプが回転しているので、カッターの刃(矢印)を段々締めていくと、パイプが塩ビ管のように簡単に切れる。
これは機械を横から見たところ。①切断用のカッター ②ネジ切りのダイス ③バリ取りのリーマー。
これが機械の全体像。カットしたパイプのバリ取りを行うところ。
はじめ、回転しているパイプにダイスをちょっと力を入れて押し付けると、あとは自動的にネジを切っていく。パイプが回転しているので、ネジ山を切った部分が白く写っているだけだが、ちゃんとネジが切れています。いやあ感激ものだ。
手回しのダイスではとてもこう簡単には切れないだろう。
感激して出来上がりの写真を撮るのを忘れてしまったが、パイプの両端にネジを切ったので、連結ソケットで繋げば長尺ものをクランプすることもできる。
これで、パイプクランプも出番が増えそうだ。