本棚に使用する板は前回と同じく、パインの25mm厚と18mm厚の集成材を使用した。近所のカインズに行くと、円安のせいか木材の値段が随分値上がりしている。以前3000円の18mm厚3X6尺が4500円弱、7000円の25mm厚の板が7900円とかなりな額だ。
カインズで250mmの幅にカットしてもらったあとは、自分のテーブルソーでカット。
先ずは側板に、深さ5mmのdadoを先日製作したjigを使ってルーターで掘る。
ここで問題発生。ピッタリdado jigを使ったのは良かったのだが、18mm厚の棚板が新しくカットした部分と、既に工場で裁断されていた部分とで、乾燥の具合が違うため厚さが若干違うのだ。う〜む、これはちょっと驚きですね。
毎回調整するのも面倒なので、新しくカットしたチョットだけ厚めの板に全て統一。
dadoは一応芸を細かくして全部掘らずに、half blind(stopped)dadoにする(矢印)。こうすると正面から見た時に、dadoの窪みが見えずすっきりとするが、そのぶん棚板を前の方数センチ、5mmの厚さカットしなければならないので、手間が増えるわけです。
袴(上げ底)の部分は、ポケットホール。
仕切りの立板はビスケットと、持っている道具を総動員。
完成と相成りました。 さて、右の空間にどこまで本棚を作るかは、本の収まり具合だ。 |