扉は高さ1208mm 幅415mm 厚さ21mmのフラッシュ戸とする。厚さ21mm幅45mmの芯材を両脇はT字に削って縁取りにする。上下は見えないので4mm厚のシナベニアの木端をそのままにしておく。
前回、芯材をテーブルソーでT字状にカットする際、フェザーボードで下の方を強く抑えていたら台形状になってしまったので、今回はフェザーボードを二段重ねにして上の方も抑えるように工夫した。
このフェザーボード二段重ねはなかなか具合がよい。
切り残しを微調整するときも上だけ抑えられて都合がよい。
スライドヒンジ取り付け用の穴は、普通ボール盤とファルスナービットの組み合わせで開けるが、ボール盤を持っていないので、ルーターテーブルを利用してみた。
両脇の板の厚さが18mmなので、穴の位置をフェンスで5mmになるように調整。穴を開ける位置をビットの中心(矢印)にもってくる。
この方法のほうが、手持ちでジグを使うより簡単に開けられるので便利だ。
ヒンジの下穴を開けるには、セルフセンタリングビットが必携品である。
以前の棚も含めて、扉がつきました。
取手をつけるのは来週に持ち越しとなってしまったが、まあ、何とかすっきりと収まった。