寝室の押入れの開き戸の一番右側のものが下がってきたので(矢印)、ヒンジを少し上げてやることにした(下がったといっても、開け閉めできない程ではないのだが)。
このイケアの開き戸は、例によって接着剤の塊のようなものなので、ヒンジを4個使っていても重くて下がっちゃったんですね。
ヒンジを少し上げるには、ヒンジのビス穴をずらさなくてはならないが、ただ上げただけでは元開けた穴のところまで下がる可能性がある。
まずは、元開けた穴を塞ぐことを考えなくてはいけない。
穴の径を測ってみると5.5mmある。まあ、割り箸でも突っ込んでやればいいが、ちょっとたよりない。8mmのダボが転がっていたので、それを5.5mmまで削る作戦である。
削るには、ダボをラジオペンチで持ってベルトサンダーで削るかと思ったが、それだと均一に丸くするのは難しそうだ。そこで発想を転換してダボの方を電動ドリルに突っ込んで回転させてヤスリで削ることにした。
右側が削ったもの。ちょっと真ん中辺が太めですが、まあご愛嬌です。
30mmのダボはちょうど半分づつ使って、ビス穴を埋めることができた。
あとはヒンジをずらしてつけて完成。ヒンジにも数ミリ上下にずらすネジがついていたのだが、それではカバーできないほど下がってしまったということなんですね。