さや管ヘッダー工法
セルフビルドでやった給水・給湯設備の配管
水回りの配管というと、塩ビのパイプを用いるのが一般的だが、最近は一般の家庭でも「さや管ヘッダー工法」といって樹脂管を使う方法が注目されている。
Be013の山根氏は、ご実家が設備工事業ということもあり、お父上の協力も得て、水回り、OMソーラーのお湯取り関係の配管をご自分でおやりになったという。 そこで、山根氏にさや管ヘッダー工法のポイントについてお伺いした。
セルフビルドでやった給水・給湯設備の配管
水回りの配管というと、塩ビのパイプを用いるのが一般的だが、最近は一般の家庭でも「さや管ヘッダー工法」といって樹脂管を使う方法が注目されている。
Be013の山根氏は、ご実家が設備工事業ということもあり、お父上の協力も得て、水回り、OMソーラーのお湯取り関係の配管をご自分でおやりになったという。 そこで、山根氏にさや管ヘッダー工法のポイントについてお伺いした。
設計の段階で今回は給水関係の配管は、メインテナンスのことを考えて「さや管ヘッダー方式」でと指定し、床下にヘッダーがあるのも確認していたので安心していたのだが、最近「さや管ヘッダー方式」でないことが判明した。
発端は壁から出ている洗濯機用の配管に、水栓ボックスというものが無いので工務店に尋ねたことからだった。水栓ボックスが無いと、何かのトラブルで配管を取り替える際、壁を壊さなければならないので、「さや管ヘッダー方式」にしたメリットが無いのだ。
工務店の説明では、言うのを忘れてましたが「架橋ポリ」というので配管しましたとのことだ。確かに見積書をみると屋内給水配管工事架橋ポリ13mm、架橋ポリ管用ヘッダー5連と書いてある。「架橋ポリ」というのは、さや管ヘッダー方式の材質と理解していたのだが、そうでは無かったのである。
当方の計画では、スラブから基礎天端まで550mm(当初は700でしたが、既製品の枠を使うため変更した。)あり、全ての上下水配管や電気配線などその他もろもろを、床下で処理する設計です。漠然と水道配管のサヤ管ヘッダーのような排水システムを思い描いていて、ネットで色々と探していると、そのような製品があることを知りました。
最初はタキロンの製品を使うつもりで、資料などを入手してメールでの問い合わせなどをしていましが、所詮エンドユーザが使う商品では無く、目線は設備業者と代理店の方を向いていました。丁寧な対応であるが、優等生な返答で先に進みません。