244 日本男子のビフォー・アフター
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【ジョージ・パル】という名前のアメリカ人で、ストップモーション・アニメの作家がいた。
途中で映画の方に転向してしまったので、アニメ作品としては多く残っていないが、非常に凝ったアニメとして記憶に焼き付いていた。
昔々のごく短い制作期間の作品だったので、ユーチューブで検索しても、音沙汰無し?だったが、昨日はようやく、半世紀以上見ることが叶わなかったアフリカ系アメリカンの少年「ジャスパー」のシリーズに巡り会えた。
記憶に鮮明に残っていたのが、モノクロの人形アニメだったが、考えてみれば、当時のテレビは白黒だったので、カラー作品だったことに思いもよらなかった。
また、ジャスパー以上に恋い焦がれていたアニメで、鉄道線路抗夫?の「ジョン・ヘンリー」まで作品が残っていたので、大感激だった。
現在、一枚マンガの世界を3Dで、カラクリのオートマタにして、作るまで行き着いたオオもとに、このジョージ・パルのアニメが大きく影響していたのではと思っている。
興味のある方は「ジョージ・パル アニメーション」で、ユーチューブ検索することをおすすめします。CGアニメに慣れた目には新鮮に写ると思います。
【ジョージ・パル】(1908〜1980)の出生は、ハンガリー人でした。
ストップモーションアニメの作家なので、もしかしたらチェコ生まれかと思っていたが、違っていました。
1940年にアメリカに移住、と、その後の活躍は詳しくウィキペディアで詳細が出ていた。
今後広くこの作家の作った【ストップモーションアニメ】のファンが増えていけば、デジタルリマスター版になって、公開当初の蘇った美しい映像でこのアニメを見るチャンスも可能になると思っている。
月刊小説宝石誌の一枚マンガ作家として、毎月1ページ掲載以外に、複数枚を提出した残りのボツ原稿も、スクイラップスケッチに含んで、今日から紹介していきます。
約40年前の脳天気作品です。