愛犬ラッキー! №266 春はすぐそこ
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一人暮らしを始めた頃から結婚まで、アパートにテレビは無かった。
そのためか、時間が空くと本を読む習慣が自然と付いていた。
ほぼ半世紀前から、古本やで買いあさった小説現代など、月刊読み物誌をばらして、小説の挿絵が目当てで製本を始め、製本は現在まで続いている。
一番最初に無線とじで出来たのは、「話の特集」誌に連載していた植草甚一の文とコラージュを纏め、一冊にして、目次やタイトルを手書きで、何から何まで手探りで作った簡易な製本だった。
それからを思い返すと、今まで手元にあれば小説だけでも2千冊?以上はあったと自負している。
潤沢にあるので、気軽に人に貸してしまい、貴重な本を無くしている。
司馬遼太郎の『覇王の家』の挿絵は天才・風間完さん、井上ひさしの『江戸紫繪巻源氏』はどこかユーモラスな絵の山下勇三、藤本義一の『鬼の唄』に、ダイナミックでインパクトある画風の田代光、等など、帰ってこなかった愛蔵本は無数にあり、思い返すとなんて馬鹿な事をと猛省が始まる。
写真の池波正太郎の代表作、『剣客商売』は連載開始から一年ごとに纏めたが、残念なことに5巻目は帰ってこなかった。また開始からではないが『鬼平犯科帳』も、数冊消えている。
貸した人が分かっている場合は、返却を頼むが、借りたことさえ覚えていないのが殆どだった。
もう2度と、こういった貴重な本は、家から出さないと決めている。
本格的な製本のやり方があるとは、近年までつゆ知らず、手探りで始めた製本の作り方は、現在行われている手作りの製本の仕方とほぼ同じだった。
独身時代から延々と続いた製本作りで、現在手元に残っている完成した本(?)は、このたった二冊のみ。
右は五木寛之の第一回の休筆(1972〜74)明けから連載した『戒厳令の夜』を製本したもの。
作り終えた時点で、続編が始まった事が分かり、上下二巻にすることになったが、未だに手つかずです。
左は「小説現代」誌に、「空母プロメテウス」で1971年に小説現代新人賞を受賞した岡本好古の小説を、受賞後から発表年毎に集めて一冊にしたもの。
そのなかで、1975年に月刊誌に発表した小説の一編で『絹本の胡姫』をタイトルに選んで、製本した一冊です。
この他は、完成した本が気に入らなかったり(製本の完成に優先順位を考えると、首を捻るほど、行き当たりばったりのセレクトをしていて、時間を無駄に使ってしまった)、引っ越しや仕事場の大改造と整理の度に本棚から消えています。
オートマタの区切りがついたら、順次製本の完成を目指すつもりでいます。
今朝の雨は、九州に接近している台風12号の影響もあるんでしょうか。
猛暑から一転、過ごしやすくなった今、今年の夏は、クーラーを付けずに居たのが原因か分からないが、体がエンストを起こして困っています。
おまけに、このブログに紹介する作品が見つからない!ので、仕方なく2009年7月18日の、このブログから転載しました。
カテゴリー4)3Dカーツーンを開くと、昆虫をテーマにした作品が、インセクタリゥム誌に載せてもらった3D作品になり、ご覧頂けます。
作品は、現在全てが手元に残っている訳ではなく、散逸しているので、今後の展開に頭を悩ませています。
ご近所の知り合いが、次々に熱中症で倒れている。
先日は健康オタクの義母まで、救急車で病院に搬送された。
低体温で震えが止まらなくなり、熱中症のような症状と家内の判断。
近くの病院に入院して約一週間目で、ようやく落ち着いたようで、医者がいうには、血液中に雑菌が入ったのが原因という。
・・・どうやって入った?か不思議だが、義母も96歳。抵抗力や免疫力は低下しているかも知れないが、とりあえず一安心となった。
東京動物園協会発行の月刊『インセクタリゥム』誌に、1999年一月号・昆虫園ニュースのページ掲載の、3D作品が不明です。
この年の干支は兎だったので、虫喰いリンゴの食い後を兎の形に3D作品にしたのですが、終日探し回っても見つからず、20年前に作った〈折りたたみレターオープナー・兎〉を再登場としました。
このブログの、カテゴリー4)3Dカーツーンで、2009年8月13日に紹介した作品です。
遙か昔に、新聞連載なった「レッツ・ゴー・ドン」の主人公の、その後のキャラクターが残っていた。
紙粘土で猫や、人物像など、随分作ったが、手元に残ったのは、この悪ガキだけになり、他の3D作品は全て嫁入りしている。
これを作った動機は、連続マンガのアイデアの手助けにと記憶している。
「ゲンゴロウのくらしを見てみよう!」のイラストです。
水槽に蓋が無いと飛んで逃げていってしまうこと(なにせ、粗忽を自覚しているので)と、餌の心配があること。
他に家人の反対が予想できたので、欲しくとも飼えなかった水生昆虫です。
カテゴリーの、4)3Dカーツーン、2009年11月6日からの転載です。
これも2009年10月20日から転載しました。
詳細は不明です。管理不足を反省・・・後の祭り・・デスガ。
2009年10月19日のブログから転載。
十数年前から、徐々に増えてきたリサイクルショップは、店頭で売っていたLPレコードなど、1枚でも10枚組セットでも当時は100円で買えていた。
当時、カラヤンの名曲10枚組セットを見た時は、躊躇無く手に入れ、その後はジャズ、ラテン、ポップス、果ては落語浪曲など、今では優に300枚を越えたと思う。
そのため、極狭の仕事部屋は置ききれず、殆どが実家に置かせてもらっているが、気に入った曲は、CDに入れている。
右上のフランシスコ・カナロのタンゴのレコードは、終戦後に販売された第一号レコードとある。
勿論、針を落とした瞬間から魅了され、レコードからCDに入れた最初の頃のコレクションです。
左下は、シドニー・ベシェのフランス版ジャズのLPで、店の棚から手にとった時は、一律廉価ではなかったが、一瞬でジャケットに魅了された一枚です。
最近はレコード盤復活ブームなのか、リサイクル・ショップのレコード売り場も、同じ趣味の(団塊世代?の)親爺共が急増している有様で、へそ曲がりの自分としては行く気も失せてしまっています。
2009年9月26日より転載。
ラフスケッチを整理していたら、今回掲載するはずの立体が、人にプレゼントしたわけではないのに見つからず、その代わり3D制作までの下書きが出てきた。
20年ほど前の、物置の庇用に庭に植えてたブドウの実が、今年は全般的に果物の出来が良かったようで、クセのない甘さに出来上がってきた。
今まで、このブドウの実は食用に耐えられないモノだった。
実際、ブドウの育て方の勉強すらしていなかったので当たり前だが、仕事では随分とスケッチや立体の的に使って、ツルや葉織り交ぜて、収入ひとつとってもブドウの木に助けられていて、大切にしていなかったわりに、勝手なもので好きな植物といえます。
去年までは、実が熟し始めると、ブドウの実がカナブンに喰われ、悔しがっていた家内が、今年は袋詰めなど丹精した結果、満足の年になったと、カミさんはご機嫌だった。
先日の〈敬老の日〉に、地域の集まりでのこと。
自治会のお祝いの会があって、高齢者発表の名に、女性高齢者にまだ入院中の義母が96歳で、男性では義母の兄が104歳で最高齢だったという。
義母の倒れた原因は結局不明のようだが、近日中に退院と聞いている。
退院後は自力で歩けるか、皆が心配をしているが、気力体力は戻ってきつつあると聞いている。
一方、義母の兄は今でも日常の庭掃除を、危なげなくしているようだ。
自力で歩ければ、自分にも言えるが、一応は大丈夫と思っている。
雨模様の日が長く、イライラの毎日だった。
義母の入院している病院は車で10分程度の距離だが、雨の日は運転手を務めなければならない。
先日は一時停止中に、目の前で傘を差して自転車に乗った高校生が、警官に厳重注意?の場面を目撃した。
普段、自転車で軽い事故を起こしている家内が、雨の日に傘をさしながら歩いて行くことすら考えもので、最近も、歩きながら振り向いて、バランスを崩して転倒したことが一度ならずあったので、(シカタナク)ハンドルを握らざるを得ない。
と、いうことで、飛行機一機作るのに、遅れに遅れてこの有様は恥ずかしいかぎりです。
ジービー2の乗っている台座は、ヤスリがけし易い為と、正確な組み立ての為の、左手代わりの固定台になります。