木材水分計 その1
今シーズンは薪の使用量が多くて、とうとう去年の薪まで使わなくてはならなくなった。すると、問題になるのは薪の乾燥度である。
まあ、持ってみて軽めのものがいいのだが、もう少しましな目安が欲しいので、木材水分計というものを買ってみた。大体は中国製だ。
安い水分計は電気伝導度、つまり抵抗の逆数を計っている。水分が多いほど電気が流れやすく、電気伝導度が高いわけだが、目安程度と考えたほうが無難だ。これはテスターを抵抗モードにして、テスター棒の先端を握ってみれば分かるが、握り方で抵抗が随分変わる。
水分計の取説には、端子を5mmくらい突っ込めと書いてあるが、乾いた薪では力いっぱい入れても、なかなか5mmも端子が入っていかない。端子の当て方で随分値が変わるものである。両端と真ん中計3箇所くらい測って平均するのがいいんでしょうね。