あなたのお宅のアメリカ製品は その1
ABCニュースのMade in Americaという特集がなかなか興味深い。
今回のお題は「あなたのお宅のアメリカ製品は」だ。う〜む、中国製の勢いは凄いですね! やらせでなく本当にここまできているのだろうか。Made in Japanという製品が一つもなかったのはちょっとさびしい。
これを日本でやるとどうなるだろう。
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ABCニュースのMade in Americaという特集がなかなか興味深い。
今回のお題は「あなたのお宅のアメリカ製品は」だ。う〜む、中国製の勢いは凄いですね! やらせでなく本当にここまできているのだろうか。Made in Japanという製品が一つもなかったのはちょっとさびしい。
これを日本でやるとどうなるだろう。
話が前後するが、こちらがMade in Americaの第一回目の放送だ。
様々な製品を世に送り出してきたMade in America.
その絶頂期は今から30年も前の1979年。アジアからの安い製品に押されて1960年代には90%あったMade in Americaは今や50%にも落ち込んでいるそうだ。
貿易収支の赤字も問題だが、一番の問題はアメリカ人の雇用が奪われていることだ。3ドル33セント余計にアメリカ製品を買えば1万人のアメリカ人の雇用が生まれるという。
期を同じくしてNBCでもAmerica at the Crossroadsという雇用問題の特集を行っているが、こちらはどちらかと言えば正攻法だ。ABCではこのあとあっと驚くテレビ的企画が登場するので、ちょっと目が離せない。
雇用問題は対岸の火ではない。中国に進出した某窓メーカーの話では、日本人一人を雇うお金で中国人10人が雇えるという。「ものづくり日本」といっていた我が国も、恐らくアメリカと同じような道をたどっているのだろう。
第一回目の放送で、1960年代に90%あったMade in Americaが現在では50%になっているという統計が示されていた。果たしてこの統計は実状を示しているのか、テキサス州ダラスに住むUsryさん(広告会社重役で4人家族 両親と子供2人+犬一匹)の家で、過激な実験を試みている。
家の中の外国製品を全て運び出し、それをMade in Americaで置き換えてみるというものだ。
その結果は・・・・・・
昨年の1年は、窓つくりで苦労した1年でした。
あまり正確ではないですが、大小15枚の窓の材料代が、木材(レッドシダー)8万円、ガラス10万円、金物、シール、防水テープなど2万円で、20万くらいでした。つまり材料代だけで窓1枚あたり1、5万円かかっているわけです。これに往復の高速道路代、ガソリン代、加えて素人の不細工な仕事、------アルミの既製品は2万円くらいで買えそうだから、それを考えるとちょっと救われない感じであります。苦労して得た教訓、「素人は建具に手をだすな」。
複層ガラス、みたいなものを作りました。
ガラス3MM + 木の9MM角(空気層) + ガラス3MM の計15MMです。
おとぎ話や映画では風船で空飛ぶ家というのが出てくるが、これは本当に気球で家を飛ばしてしまったというお話。
National Geographicsが今年の秋からスタートさせる新番組How Hard Can It Be?(どれだけ大変なのだろう?)の予告編用映像のひとこまだ。
16フィート(4.8m)四方、高さ18フィート(5.5m)の小さな家だが、これにヘリウムを詰めた気象用気球300個をとりつけて飛ばせることに成功した。さすがに普通の風船では無理?だったようですね。
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またまたbe-windows不調などと書くと、まるでbe-windows自体に欠陥があるように聞こえるがそうではない。施工
http://gwald.com/blog1/2009/07/bewindow_4.html
今までは寒くて窓を余り開けなかったので気付かなかったが、最近開けたらうまく閉まらない。 |
写真に沿って説明しよう。 写真は寝室の窓だが、窓と窓枠の隙間が上部で9mm、下部で15mm近くある。 ちなみに正常なダイニングキッチンの窓は、上部10mm、下部12mmくらい。 この位の差は許容範囲なのだろうか。 また、窓自体の垂直を水準器でみると、他の窓は大体垂直だがこの窓は若干ずれている。まあ、これも許容範囲なのかどうかは分からない。
朝起きるとデッキの床に何やら黄色い粉が積もっている。
いよいよ原発の死の灰がやってきたか・・・・・・
ず〜っと気になっていたのだが、土間の天井はグレーのVVFケーブルがむき出しのままだ。配線をするときにケーブルが何本もあって、ちょっと広がりすぎてしまったので、また、配線をやり直すのも億劫だなと放ってあったのだ。
ステープルを外してナイロン製?の結束バンドで束ねたら、配線をやり直さないでも何とかなった。やれやれ、これですっきりしました。
格納容器が働いていることさえ、あってはならないことなのに、ここに来て圧力容器破損の可能性まで出てきてしまった。はからずも世界に先駆けてとんでもないことを実験するはめになってしまっている。
折角、農協の農産物直売所の野菜を愛用していたのに、ホウレン草、カキナ、小松菜など葉物野菜が放射能汚染のため出荷制限中だ。
仕方が無いので屋上にあったプラ船を利用した大型コンテナの土を新しいものに入れ替えて、土間に置いた。まあ、私らの歳になれば、放射線でがんになるのと寿命で死ぬのとどちらが早いかという問題はありますが・・・・・・
最近、原発の設計技術者の方がきちんとした説明をする機会が増えてきたが、これは原発の施工現場で20年間働き1997年にがんで逝去された平井憲夫さんのレポートだ。
私は秋山先生がきちんと設計されたBe-h@usで、かくもインシデントが頻発するのは何故かと常々思っていたが、「3.素人が造る原発」の次の一文を見て妙に納得してしまいましたね。
「仮に、自分の家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、残念ながら、これが日本の原発なのです」
う〜む、設計では5重の安全性といっても、施工段階ではそれが実現されていないのが現状なのだ。設計と施工……永遠の課題がここにもあったのである。
では、黒の舟唄のメロディーでどうぞ。
設計と施工の 間には深くて暗い 川がある。誰も渡れぬ 川なれどエンヤコラ 今夜も 舟を出す。Row and Row Row and Row 振り返るな Row Row。