歯車式 box(finger) joint ジグ その8
ここのところ歯車のところでつまづいて、なかなか前に進めない。ポプラの合板はもろいので、9mm厚のシナベニアに変更して歯車を作り変えた。
シナベニアに変えてはみたのだが、どうも歯車のかみ合わせがうまくいかない。
相当注意してバンドソーで切り出したのだが、それだけではだめなのだ。
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ここのところ歯車のところでつまづいて、なかなか前に進めない。ポプラの合板はもろいので、9mm厚のシナベニアに変更して歯車を作り変えた。
シナベニアに変えてはみたのだが、どうも歯車のかみ合わせがうまくいかない。
相当注意してバンドソーで切り出したのだが、それだけではだめなのだ。
額縁の隅は、普通はフレームを組み上げてから、スリットを切ってそこに埋め木をして補強する方法が使われるが、これはフレームを組み上げる前に補強してしまおうという方法だ。
私はビスケットで補強する方法を使っているが、ビスケットだと小さいものを使ってもフレームの巾が60mmくらいないと、外にはみ出してしまう。
最初から「はみ出した部分を後で修正するという」発想でいけば、#20のものも使えていいのかもしれないなあ。
およそ1ヶ月かけてやっとbox joint jigが完成した。本当はjigは単なる手段で、それを使ってbox jointを作るのが目的なのだから、jig作りに1月もかけていたのでは本末転倒なのだが・・・・・・
我が霧想庵は、どうも雨漏りにタタラれているようだ。
思えば上棟式の日からして、雨がポタポタ落ちる中で行われたし、引き渡し前に天井を見たら天井と梁に黒カビが発生していて、サンダーで落としてもらう始末。
その後も天井を見たら、シミができていて二階の窓枠をコーキングしてもらった。
今年の梅雨時も梁が湿っていたので、違う場所をコーキング。
そして、今回の台風の雨でまたもや雨漏り。写真は家内が送ってきたもので、今回は2箇所。青矢印が梅雨に雨漏りしていたところで、赤矢印が今回新たに雨漏りしたところ。
天気が悪くて、7月のあたまに漬けた梅干しをなかなか干す機会が無かったのだが、先週晴れ間をみてやっと干すことができた。
赤紫蘇だけしか入れてないが、随分真っ赤に色づくものですね。
完熟の小梅だったので、ザルに張り付いてとるのが大変だった。これで、2kg分である。来年は我が家のウメが沢山なってくれるだろうか。
木工旋盤のノミがすぐ切れなくなるので、ホームスカッター STD-180Eという水研ぎ器を買ってみた。
最初amazonで買おうかと思ったのだが、久しぶりに与野にあるdoitに行ってみたら、何と千円近く安い7600円(税込み8208円)で売っていた。
doitはドン・キホーテに買収されてから、余り行かなくなってしまったのだが、夜の12時まで開いているのは便利だ。
東京の家の近くにあったdoitは、醜悪なドン・キホーテのビルに代わってしまって残念である。
以前シェイカー風踏み台というのを作ったが、今回はその一部を改良してもっと簡単な踏み台を作ることにする。
実は今まで一月もかけてフィンガージョイント・ジグを作ってきたのは、これをやりたかったためである。
今回は釘を1本も使わないで、接着剤だけで仕上げた。
ひと月くらい前、ご近所で木を切っている家があるというのでかけつけてみたら、運悪くもうほとんど捨てに行ってしまったあとだった。
木を切っていたシルバー人材センターのヒトに聞いたら、結構要望が多くてまたあるから連絡をくれるとのこと。木を捨てるのもお金を取られるので、お互いwin winの関係である。
というわけで、今週連絡があり、わが霧想庵から車で15分くらい下ったところまで、4往復した。去年猿ヶ京の山奥まで4往復したのに比べたら、楽勝である。
木はクリとカキとウメ。ここのところ雨が多くて木は水分が多く、ずしりと重たい。今年は、いつも連絡をくれるオジサンから連絡が無くてどうしようかと思っていたところなので、贅沢は言ってられない。
田舎は個人の家でも100坪〜300坪くらいはあるから、木は結構あるのだ。ご近所の家もそうだが、高齢の両親が亡くなったあと、空き家になっている家が我が家の回りに3軒もある。今回の家も雨戸が閉まっていて、どうやらそういうケースらしい。
そういう場合は、森林組合ではなく、シルバー人材センターに要請がいくので、シルバーのオジサンに頼んでおくのも、薪調達の一つの方法かもしれない。
round over bitとcove bitという基本のビットで額を作ろうという企画である。
私は、以前外側にround over bit、内側にchamfer(面取り)bitを使った。
あとはテーブルソーで、飾りの溝を切るというのが、ミソですね。
このビデオを見て、このジグを砥石ではなく水研ぎ器に使えないだろうかと考えた。水研ぎ器に付属している刃物ガイドはちょっと半端だし、包丁など長いものを研ぐときには、バリが出ない角度ではないだろうか。
あと余談だが、リョービの研磨機は、水タンクを除いてほとんど新興製作所のホームスカッターと同じである。made in Taiwanと書いてあったというコメントもあるので、案外同じところで作っているのかもしれないなあ。
水研ぎ器の砥石とその回りにある「水はね防止用のスポンジ」を取り外した状態。
ステージを乗せるのに、右上にある水タンクを固定するポッチが邪魔ですね。