スイッチの順序
これは、わが家の階段を上がったところにある、二階のスイッチである。右側は階段の電灯のスイッチなので間違いようはない。問題は左側。スイッチの数が2つならまだ問題はないが、3つ以上になると、イッパツで目的の電灯をつけるのが、難しくなる。 設計者は、な〜に、そのうち慣れますよといっていたが、なかなか慣れない。これはいかん、老人力がついてしまったのか。スイッチの横にテープライターで「台所」とか、「食堂」とか貼らないといけないかと悲観していたのだが・・・・・・ |
これは、わが家の階段を上がったところにある、二階のスイッチである。右側は階段の電灯のスイッチなので間違いようはない。問題は左側。スイッチの数が2つならまだ問題はないが、3つ以上になると、イッパツで目的の電灯をつけるのが、難しくなる。 設計者は、な〜に、そのうち慣れますよといっていたが、なかなか慣れない。これはいかん、老人力がついてしまったのか。スイッチの横にテープライターで「台所」とか、「食堂」とか貼らないといけないかと悲観していたのだが・・・・・・ |
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秋山先生のコメントに出ていた「誰のためのデザイン?—認知科学者のデザイン原論」 (ドナルド・A. ノーマン著 新曜社認知科学選書 ¥3,399)がやっと出てきた。
縦に6個並んだスイッチというのは、なかなか強烈ですね。ちょっと引用してみます。
「私の家は、賞もとったことのある意気盛んな二人の若い建築家がデザインした。彼らは、何よりも電灯のスイッチがきれいに並んでいるのが好きだったようだ。(中略)文句を言うと、『そのうちに慣れますから』と建築家たちは保証した。実際には決して慣れはしなかった。とうとう私たちはスイッチを交換してそれぞれを違うものにしなければならなかった。そうしてさえ、まだ何度となく間違えている」
この写真は、VVFケーブル(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル 平形)、略してFケーブルとかVAケーブルとか呼ばれている、屋内配線に使われるケーブルだ。通常家庭で使われているのは、2芯のものと3芯のものがあって、アースを必要とするものには、右側の3芯のものを使用する。
昔はアースを必要とするのは、電気洗濯機くらいしかなかったが、最近ではパソコンなどはほとんどアース付きのプラグがついているので、3芯のアース付きのコンセントが必要となる。
我が家の場合は、コンセントくらい全部3芯にならないのと言っておいたのに、何だか途中でうやむやになっって、2芯と3芯の混在となってしまった。
1940年パリ陥落後、仏領モロッコのカサブランカは、自由を求めて渡米しようとする人々であふれていた。その一角にあるリック(ハンフリー・ボガート)のカフェアメリカンは、そんな人々のたまり場だ。ナチの手を逃れてやってきた抵抗運動家の妻イルザ(イングリッド・バーグマン)は、そこでパリでなじみであったピアノ弾きサム(ドゥーリイ・ウイルスン)と再会する。
「ハロー サム」
「もうお会いできないと思ってました」
「ひさしぶりね」
「ええ いろんな事がありました」(このあといくつか会話があって、あの As time goes byが流れる)
この最後の台詞は、原語ではA lot of water under the bridgeといっていた。開高健が好んで使っていた「橋の下を沢山の水が流れて」という表現は、本当はこれから来ていたのかもしれない(ご本人もアポリネールの詩の一行からと言っていて、よく、『ミラボー橋』が引き合いにだされるのだが、そこには「橋の下を沢山の水が流れて」という言いまわしはない)。
閑話休題。
最初、LED(Light Emitting Diode=発光ダイオード)を間近に見たのは、10数年前にデジタル回路の実験回路を組み立てた時だった。当時はまだ、ICの動作確認とか電源のインジケータくらいにしか使われていなかったし、ほのかな明かりだった。
そして、橋の下を沢山の水が流れて・・・・・・
画面にマウスを重ねると、画像が変わります。
コンセントの高さは、基本的には床から200〜300mm、スイッチの高さは1200mmというのが電気工事屋さんの常識らしい。
我が家のコンセントの高さを計ってみると、150mmとやや低めだ。この辺はN先生の美意識なのかな。
aki's STOCKTAKING 2003年の6月3日のエントリー「Be的な」(初出は旧STOCKTAKINGで2002年12月27日)で取り上げた住宅用電気配線器具ジョイントボックスである。
愛知県豊川のOM加盟工務店イトコーのフォルクスハウスの現場で実際に使ってみた。
このジョイントボックス未来工業製である。松下電工製のものと同じ仕様で同じ種類が用意されて、価格も廉価であるとのことだ。本体のプラスチックの色が松下はグリーン、未来はオレンジだ。
画面をクリックすると大きな画像が表示されます。
昼間、仕事の最中に「ピンポーン、消防署で〜す」というのがやってきた。消火器の押し売りか、いっちょとっちめてやるかと出て行くと、本物の消防署員であった。住宅用火災警報機の取り付け義務化が、現在住んでいる住宅は2010年4月1日から、新築住宅はすでに始まっているとのお知らせだ。
いくら位するのと聞くと、9000円から5000円くらいで、各部屋に必要とのことであった。結構な値段である。これでまた老人を狙ったサギが横行するんだろうな。今、うちの周りを見回すと、昼間に家にいるうちなんてほとんど無い(警報機が鳴っても周りに人がいなければどうしようもない)。でも、団塊の世代も退職して昼間家にいる人が増えてくるのだろう。
今度の山荘用に出てきた工務店の見積もりをみると、煙警報機9450円x3,熱警報機8400円、取り付け工事4800円、調整費一式28000円也というのが計上してあった。即却下してホームセンターで買ってくることにした。諸兄のお宅は如何でしょうか。
これがわが家の1階の配線図です。
コンセント、電灯の位置があり、電灯からどこのスイッチに行くか線で示されています。工務店もセルフビルダーもこの先は自分で考えないといけません。 反省をしながら、書いてみます。
配線図を見て、先ずは使う人がコンセント・電灯・スイッチの位置・数などは見直されるでしょう。
接続する電気機器と消費電力を考えて、akiさんの提唱されているゾーン・マンツーマン(どうもディフェンスと書きにくいので省略します)を検討、どのコンセント・電灯をまとめるか決めると、配電盤(分電盤)のブレーカーの数も決まってきます。ブレーカーの数が多いほど安全で管理しやすいですが、配線はブレーカーまで独立させないといけないので、長くなってしまいます、悩ましい部分でしょうか。自分で配線をされない人でもプロに相談してここまでは関与された方が良いかと思います。わがマンションみたいに、すべてのコンセントが一つのブレーカーに集中しているのは許せません。
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今回hanawa h@usのお披露目見学会で一番面白かったのは、「フル2線式リモコンによる照明制御」というものだった。
電気の配線は、Nさんご自身がおやりになって、ケーブルを壁に埋め込まず、この銀色に光る管の中を通している。下の方にコンセントがあり、上の方には電灯用のスイッチがあって一見何の変哲も無いように見えるのだが・・・・・・
Nさんのデモンストレーションが始まる。ハンディ型書き込み器という端末を電灯用のスイッチに向けて、予めスイッチに割り振っておいた照明器具の番号を変更すると、今までとは違う電灯がON/OFFされるではないか!う〜む、不思議だ。
(マウスを重ねると説明の文字が現れます)
これはスイッチボックスのupの写真だ。赤白の線が電源用のケーブルだが、普通のスイッチだとこの電源のケーブルを機械的にON/OFFしているので、それをリモコンで変更するのは不可能だ。写真では丁度スイッチの影でみえないが、この電源コードはスイッチにつながっていないのである。つながっているのは、左側に見える青と白のコントロール用のケーブルで、こちらをON/OFFしているのだ。
このシステムは、一種のLANシステムのようなものだ。CPUの入ったスイッチング用のリレーの入ったボックスを配置して、そこへ照明などの電源の配線を集めて、そのコントロール用のケーブルを壁のスイッチまで引っ張っている。スイッチング自体は有線のリモコンを使ってコントロールボックスのリレーで行っているわけである。
元々は、配置換えなどがあるオフィス用に向けて開発したシステムのようだ。
言葉だけだと分かりにくいので、下記のところが図も出ていて参考になります。
http://biz.national.jp/Ebox/full2/
http://www.licorp.co.jp/house/full2.html
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世の中に電球型の蛍光灯が現れてから、もう30年近くになるという。
最近は、省エネの面からも電球型の蛍光灯が推奨されていて、白熱電球を3個取り替える頃には、費用が逆転するといわれているが、かたや100円台、かたや1000円台となると、ついつい・・・・・・
セルフビルダーの諸兄姉はどちらをお使いでしょうか?
このアンケートボタンを押してお答えいただくと、リアルタイムで使用状況が分かりますので、ひとつご協力をよろしくお願いします(アンケートフォームにジャンプしたら、回答にチェックを入れて、「回答する」ボタンを押してください)。
照明用の電源を壁や天井から簡単に出せないというのは、配線を行ううえでなかなかのストレスになる。ダクトレールというのも一つの方便だが、たかだか天井から照明を一つか二つ吊すのには勿体ないような気がする。
天井から吊すペンダントライトも、醜いグレーのFケーブルを隠すため、ふかし壁のすぐそばに引っかけシーリングをつけて、そこからコードを引っ張ることになる。天井から吊す分には、引っかけシーリングと袋打ちコードで照明器具を支えればよいのだが、斜めにコードを引っ張る場合には、それ用の金具が必要になる。
ふかし壁の模型を作ってみた(ありあわせの材料で作ったので、ふたはラワンベニア、両脇は杉板を使っているが、実際にはふたはシナベニア、両脇はシナランバーコアを使用する)
be-h@usでは、通常、配線のケーブルを隠すのにふかし壁を使用する。
幅は柱の幅に合わせて105ミリくらい、厚さは埋め込みスイッチボックスの厚さに合わせている。
11月6日にupしたジョイントボックスの配線、upしてから気がついたが実は一番右下の配線が違っていた。正しくはケーブルの芯線が黒、白の順だ。何故そうなったのか考えたら、もう暗くなりかけたところで、一つ上の3路スイッチの3線の配線をして、つられて同じ順で配線してしまったようだ(別にショートしたり機能が働かなかったりする訳ではないが)。
そこで、未来工業のホームページに、フールプルーフで同じ順になるようにならないものか投書したら、今日、わざわざ営業の担当者が意見を聞きにやってきてくれた。一応、技術の人には話をしてくれたようである。社是が「常に考える。なぜ、なぜ、 なぜ」というだけあって、なかなか気合いが入っていて好感がもてる。
ジョイントボックスは、便利なので一般住宅、集合住宅の他、病院や事務所でも結構使われているとのことであった。
さて、前振りが長くなってしまったが、そのとき持ってきてくれた電材総合カタログというのが、なかなか面白い(多分、ホームページから問い合わせれば送ってくれるのでは)。
以前「スイッチの順序には必然性がある」ということを書いたが、スイッチの場所にも必然性があるのである。 写真は洗面所入り口。中央入り口左側に少し見えているのが引き戸、その左が壁。また、入り口右側も壁である。 皆さんでしたら、中央に見えているライトを点灯するスイッチを、どこにおつけになるでしょうか。 |
かっこよく言えば、地球温暖化防止のため、でも、実際はドケチなだけかもしれないが、照明器具を選ぶにあたっては、なるべく省エネ電球のものを選んだ。ドケチが地球を救うのである。
写真は、照明器具に使う60Wの電球を比較したものだ。口金の種類から左半分がE26と呼ばれる普通サイズのもの、右半分がE17というミニクリプトン球などに使用されている小さな口金のもの。いずれも左側が省エネ電球と呼ばれている電球型蛍光灯だ。
照明器具を選ぶ時に、最近は従来型か省エネ型か選べるようになっているが、省エネ型のほうが高い。確かに電球自体が従来のものは百数十円で買えるのに、省エネ電球は千円近くもする。でも、照明器具としてはそれ以上の開きがある。特にミニクリプトン型の電球を使うものにその差が大きい。
ペンダントライトを洋灯つりで引っ張ってこようと思ったのだが、最近のペンダントライトは袋うちコードを長くすれば良いというものではないことが分かった。コードも袋うちコードではなく何やらビニールのようなコードで、マニュアルには改造をしないことと書いてある。
では、どうやってペンダントライトを引っ張ってこようかなと考えていたら、配線ダクトレールのパーツに、ジョイナLという直角につなぐものがあることが分かった。ただし、L型のジョイナには左向きのものと、右向きのものとがあるので注意が必要だ。
すっきりと配線できたが、こんなL型のパーツが3000円近くもするというのは、ちょっと高すぎませんかね松下さん。いやパナソニックさんかな。
レセプタクルというのは、電球をはめるソケットのようなものだ。
樹脂製と磁器製があるが、樹脂製のものは何か安っぽさを感じさせるので、磁器製のものがお勧めだ。
カッティングダクトではなくカッチングダクトである。
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電話線の引き込み口を壁に開けたが、PF管だけだとコーキングしても雨の時など心許ない。自宅のはどうなっているのかチェックしたら、何やら小さな箱がついている。この箱は何というのか調べても、なかなか見つからなかったが、やっと「防水引き込みカバー」という名前で、値段も500円程度であることが分かった。
今回は普通の電話は引かずに、ip電話だけで試してみようと思う。自宅は一応、普通の電話も入っているが、ほとんどip電話だけで済んでいるからだ。
NTTのひかり電話は、今までの電話番号を使うのであれば考慮の対象になるが、今回は新しく引くので却下。それに月額基本料金やらひかり電話用ルータのレンタル料をとるので(ひかり電話用ルータはレンタルのみ)、そこまでNTTに奉仕する気はない。ただし、ip電話だと警察と消防が繋がらないらしいが、そちらは携帯でやれば良い。
be-h@usは、「あらわし」構造で基本的には従来のような天井がないので、電気をつけるのに配線ダクトレールを多用する。これは、配線ダクトレールに電球をとりつけるためのアダプターだ。
ホームセンターでは、配線ダクトレール用のプラグアダプターは売っているのだが、電球用のアダプターは置いていないところが多い。余り作っているメーカーが無いらしく、ちょっと高いのが難点だ。
写真はE17という規格の小さな電球(ミニクリプトン球など)を付けるものだが、定価は1260円。普通のサイズの電球をつけるE26という規格のものは1575円もする。構造は簡単なのに、ちょっと高すぎますね。イケアだったら、ペンダントライトが買えてしまう値段だ。
セルフビルドではシンクの下や床下など、普通のライトで照らしにくいところを見たい場合が良くある。
FineHomebuildingのチャックおじさんの「いい方法があるぞ」のコーナーを見ていたら、そんな狭い場所を照らすのに便利なロープ・ライトというものを紹介していた。チャックおじさんは、サービス精神旺盛なので、いつも笑わせてくれる。
ロープ・ライトは1.8mのもので2000円以下で買えるようだ。
日本でもロープライトでwebを探すと1m当たり500円程度で切り売りしている。本体の他に電源コードやコネクタも必要なようだがどちらも安い。長さに応じてハサミで切れると書いてあるが、どういう構造になっているのだろう。
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日経BP社のケンプラッツのページをみていたら、今まで8000円近くしていた電球型LEDの世界に、シャープが半額の4000円の値段で参入してきたことが出ていた。
シャープの参入で東芝ライテックやアイリスオーヤマもこれに追随するという。
また、シャープは予想を上回る注文で、発売を7月15日から8月1日に延期との記事もある。
段々、面白くなってきましたね。
これがさらに半額にでもなってくると、電球型蛍光灯がLEDにとって代わられる日も近いのではないでしょうか。
電球型蛍光灯は安物を使っているせいか、どうも立ち上がりが遅くて・・・・・・
榛名の家は、光回線だけで普通の電話回線は引かずにip電話を使っている。
ip電話を使うので、NTTのWebCaster V120というブロードバンドルータを買ってみた。自宅のWebCaster X400Vに比べると随分安い。
最近の電気製品はやたらに専用回路を要求するものが多い。
電子レンジ、電磁調理器、エアコンなどの他にウォッシュレットや洗濯機までマニュアルをみると専用回路にしろと書いてある。
最初は余裕を見て60アンペアにしていたが、これらの機器をいっぺんに使う訳ではない。こちらの山荘には週末しか居ないし、クーラーも無いので40アンペアまで下げてみることにした。
ず〜っと気になっていたのだが、土間の天井はグレーのVVFケーブルがむき出しのままだ。配線をするときにケーブルが何本もあって、ちょっと広がりすぎてしまったので、また、配線をやり直すのも億劫だなと放ってあったのだ。
ステープルを外してナイロン製?の結束バンドで束ねたら、配線をやり直さないでも何とかなった。やれやれ、これですっきりしました。
至れり尽くせりの機能のついたコードリールだ。しかし、その機能を実現するのにマイコンを内蔵してインテリジェント化したため、値段はなんと329ドル。う〜む、コードリールのロールス・ロイスといったところか。
ケイタイやipadなどusbで充電する機器がこれだけ増えてくると、usb電源をゴロゴロと持ち歩くのも大変だ。
いっそのこと、壁コンセントから直電源がとれたらいいのになあと思っていたら、米国のnewer technologyがこんな製品を出した(usb3.0にも対応しているという)。松下もといパナソニックももうちょっと頑張ってもいいのになあ。
アメリカで26ドルと書いてあったので、amazonで検索したら日本のamazonで既に2380円で売ってましたね。usb電源を買うこと考えたら安いかもしれない。
問題はインタフェースって結構がらっと変わることがあるので、昔のscsiやfirewireのようになると困るなあということ。
このビデオで注目してもらいたいのは、時計の直し方ではなく3分27秒くらいから出てくるpush connectorという製品だ。ただしwebで"push connector"とか"push wire connector"を検索すると日本で差込形コネクターと呼ばれている製品しか出てこない。
更に探してみると3Mの ”scotchlok wire connector” ということが分かった。この製品の良い所は電線の被覆を剥かずに単線でも撚り線でも確実に接続出来る点だ。
LEDテープライトというのは、暴走族の兄さんやトラック野郎の愛用品で余り良い印象をもっていなかったが、使いようによっては面白いことができそうだ。
配線も簡単でテープ、電源、調光器などのパーツが自由に選べるところが良い。
ただし、この電源がちょっと邪魔でいやですね。ノートパソコンやケイタイ、デジカメの充電器など直流電源を必要とするものが結構増えているので、そのうち家庭の電源も各機器ごとに電源アダプターをぶら下げるのではなく、直流用端子というのが必要になってくるかもしれない。
最近、電動ドライバのバッテリがへたってきて、いざというときに役に立たないことがある。簡易のLED電圧表示がついていたのだが、真っ先に壊れて表示しない。
時々テスターでチェックしていたのだが、昔買ったテスターはアナログ式で最近は見づらい。
停電になるとインターネットもip電話も使えなくなってしまうので、とりあえず非常電源として使う12Vバッテリーを充電する回路を組み立ててみることにした。
秋月電子の鉛電池用バッテリー充電器キット(1000円なり)が使えそうなので、まずはこれを組み立てることにする。
これだと、最高で20Ahの容量のバッテリーしか充電できないので、ちょっと改良が必要なようだ。
秋月のバッテリー充電器キットを改造した一番の理由は、容量20Ahまでのバッテリーにしか対応していない点だ。普通の車のバッテリーは大体30Ah以上はある。
そこで、トランジスタを大容量流せるものに変更した。その際、このページがとても参考になりました。
久しぶりに秋葉原のパーツ屋に行くと、平日いったせいもあるかもしれないが、ラジオセンターやラジオデパートの店員も客も、高齢化したなという印象だった。賑わっていたのは秋月電子あたりだ。
シャーシを加工するのも久しぶりだったので、随分時間がかかってしまった。あとは微調整だ。
半固定抵抗をボリウムに変えたり、抵抗の値を変えたりといろいろいじっている間に基板の一部が剥がれたりしてみっともない配線になってきた。いずれ、基板ももっとすっきりしたものを自作しよう。
パワートランジスターは、容量の大きいバッテリーに使用するため、同じ秋月の定電圧安定化電源キットで使用している2SD2012と2SC5200をダーリントン接続で使用することにした。
ボリウムで電圧を変えられるようにしたので、デジタル電圧計電流計
も取り付けた。
手持ちのシャーシーが小さいものしか無かったので、50mmx30mmのこのメータならなんとか収まる。
秋月でもデジタル電圧計だけなら250円と安いものがあるが、電流計もついたものとなると適当なものが無い。結局、amazonで探すと中国製の1280円のものが一番安かった。商品の説明のところに、「電気的な知識を必要としますので、初心者向きの商品ではありません」という脅し文句が書かれているのがちょっと気になる。
最初ちょっととまどったが、測定する負荷のバッテリの電流をローサイドで測るように結線して、一件落着。
入力の電源はノートパソコンのACアダプタを使用。出力15〜24V 4.3Aと書いてあるのだが、測ってみると15.6Vしかない。
これだと、充電器の電圧はボリウムを回しきっても13.8Vどまり。
試しに電動ドリル用の12Vバッテリを充電してみると、20mAくらいしか流れず、まともに充電できない。
ちょっと報告が遅くなったが、ヤフオクで19.5V 4.2AのACアダプタを手に入れたので車用の12Vバッテリーを充電してみることにした。
バッテリーはア、マゾンなどで評判の良いパナソニックのカオス
というものを手に入れた。
充電開始時は3A近く流れたが、充電とともに電流が減っていく。問題はどこをもって充電完了とするかだ。2日くらい充電すると電流が0.1A以下になる。
バッテリーの方にはインジケータがついているので、これを見ればチェックできると考えたのだが、一向にインジケータが表示されない。
しょうがないので、充電を中止して電圧を測ってみると13V以上ある。
さて困った、電圧を信じるべきかインジケータを信じるべきか・・・・・・
コードレスドリルはバッテリーの寿命がくるとお手上げだ。そんな訳で以前、コードレス用のAC電源をつけてみたのだが、力が今ひとつでない。その原因は起動時に定格の5倍くらいの電流が必要になるからだそうだ。例えば、消費電力44VAと書いてあれば、オームの法則で約4A弱の電流が流れるから、起動時には何と20Aも必要ということになる。
webで見ると「コードレスをコード有りに」という要望は結構高くて、教えてコーナーにもいろいろ出ている。しかし、回答の殆どは20Aも流れる電源は数万円もするので、電池パックを買えとか安いコード式を買えというものがほとんどだ。
中国製のニッケル水素バッテリーなら3000円台で買えるから、それにしようかなと思っていた折、instructablesで15v 350w AC/DC switching power supplyを使えという記事がでていた。
まずは、秋葉原の秋月電子を探したが、最高で12V13Aのものしか無く値段も4800円。amazonで調べると中国製の12V 30A DC 直流電源が何と2438円(今見ると2988円になっている)。評判も良いようなので早速購入した。数万円のものが2000円台とは、中国製恐るべし。
今週は「コード有りプロジェクト 」に挑戦してみよう。
このブログに時々投稿して下さるkassさんから、バッテリのヘタったboschのドリルとインパクトをいただいた。ご本人はコード有りのドリルをお買いになったようです。
というわけで、以前作ったコードレス・ドリルホルダーを増設することにした。前回丸いものをバンドソーで切って怖い思いをしたので、今回はドレメルでvu75の塩ビ管にスリットを切った(結局、バンドソーの刃は、鉄床で叩いて曲がりを直したものの使い物になりませんでした)。アメリカでは、白い塩ビ管売っているのに、日本では雨樋は色々な色があるけど、塩ビ管はグレーだけで残念。
kassさんからいただいたインパクトとドライバーをAC式に改造しようと思ったら、バッテリーを充電すると何とか使えるので、まずは私のブラックデッカーのインパクトを改造することにした。こちらはもう、バッテリーを4本買って3本も死んでいるのである。
以前12Vの直流安定化電源をamazonで2,000円位で買ったので、今回は5V安定化電源を買おうと思ったら、2,999円もする。
しょうがないのでAliExpressでみると、$15.01で売っているのでそれを購入。写真を見ると同じ製品のようだ。$5のクーポンがあるのでそれを使えば$10.01で買える。
しかし、AliExpressは$15.01の請求をしてくる。
間違いかなと思ってクレーム処理のところに行っても、自動応答の全く貧弱なシステムしかなく、メールでクレームも出せない。
日経の東アジア企業の時価総額のランキングによれば、1位は「テンセント」(中国)、2位は「TSMC」(台湾)、3位は「アリババ集団」(中国)、4位は「サムスン電子」(韓国)、5位は「貴州茅台酒」(中国)、そして6位が「トヨタ自動車」と、アリババ集団はトヨタの上をいっている。
そういう企業が、このような貧弱なクレーム処理システムしか持っていないというのは驚きである。
その点米国amazonのクレーム処理システムは実によくできている。見習うべきである。
今回、この電源でやりたかったのは、昔のコードレスドリル/ドライバーを復活させることである。
8年前に秋月電子で買った電源は、出力5V7Aと書いてあったのだが、定電圧電源でなかったためか、肝心のところで電圧がドロップしてしまともに使えなかったのだ。
例によってCDケースに電源を組み込む。冷却用のファンがついていないので、少し余裕をもたせて入れてあります。
電源を何もモニタするものがないのも不安なので、安いデジタル電圧計をつけてみた。お値段は340円+送料120円也。
本当は電圧と電流をモニタできれば良いのだが、この手の安いデジタル機器の電流計はリード線が細くて、数アンペアから10アンペア近く流すと焼ききれる恐れがある。
電流計は出力に直列に入っているから、焼ききれると電源も使えなくなる。そこで今回は電圧計だけにしたのである。
直流電源の引掛けシーリングに使用している太い撚り線が、ネジ止めすると太すぎてネジからはみ出して、ちょっと見栄えも悪いし危険である。
ちなみに私は、直流電源の出力コネクターは、全て引っ掛けシーリングを使っている。これだと、コネクターを探しにいちいち秋葉原まで行かなくても、近くのホームセンターで手に入るからである。
さて、今回はこのはみ出した撚り線をスッキリと配線してやろうという作戦だ。
上がり框のあたりが暗いので、ランプを増設することにした。
以前使ったパナソニックの壁直付けブラケットというのが余っていたので、それを使用。口金のサイズはE17で今のLEDランプも使えます。