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これはわが家の木のベランダで、気に入っているものの一つである。
しかし、このベランダが築3年にして腐ってしまったのだ。
最初に気がついたのは、柱をほぞ組にしてある部分だ。その他の表面は半年おきにワトコオイルという、オイルステインを塗っていたので、たいしたことは無いように思われた。
しかし、床板をはがしてみると、とんでも無いことになっていたのだ。
原因は、水はけの悪さだと思うが、工務店はわが家がベランダに置いた植物用のコンテナが元凶だという。しかし、ベランダにコンテナを置くことはよくあることだし、わが家のコンテナは床面には置かず、手すりに置いてあり、その手すりは腐っていない。
設計のOM研究所に電話をすると、同じようなベランダは同時期に他の現場でも作っており、そちらは異常がないので・・・・・・とまるでわが家に非があるような応対である。これには、現場も見ずに、よくそういうことを明言できるものだと感心してしまった。見よ!この相手をたじろがせ、一瞬絶句させる、思考停止的、偏見的、高圧的、妄執的な能力ーーーおばさん力とは、若いうちから醸成されるものなのである。まさにおばさんは、一日にして成らずだ(あの、ここのところ一般女性を蔑視するものではありませんので、よろしく)。
続きを読む "木のベランダは維持・管理が大変" »
ベランダを修理してから1年後、今度はベランダの基礎のコンクリートに渡してある根太の部分が、圧迫骨折したようになってしまった。
続きを読む "木のベランダは維持・管理が大変 その2" »
以前作ったデッキに直角に繋げる形で、玄関前のデッキを製作中だ。
今回は10本分の基礎をボイド管で作った。
続きを読む "デッキプロジェクト part2 その1" »
玄関前のデッキが完成した。
一応、階段もつけたのだが、宅配便屋のおにいさんは玄関と思っていないらしく、「ここが玄関でいいのでしょうか?」と二度も確認していた。
う〜む、してみると玄関の要素とは何なのか。門灯はつけたので、表札かな。インターフォンを入り口につけても、ガラス越しに見えるので、何だかアホみたいだよなあ(インターフォンはポストの横につけてある)。
ひさしを入り口の上だけにしておけば、玄関に見えるのか。はたまた、2本くらいポールを立てればよいのか。
続きを読む "デッキプロジェクト part2 その2" »
以前、アメリカ流物置の建て方で、基礎の作りが余りにも簡単な事を紹介した。最近のぞいてみたら、第14回、「基礎のオプション 」として束石やボイド管などにもふれていた。
このとき一緒にRedi-Footingなるプラスチック製の杭のような物を紹介していたが、これがなかなか面白い。
続きを読む "アメリカ流物置の建て方 その2" »
今年は標高700mの当地でもめちゃくちゃ暑くて、屋外で作業するのは相当な勇気がいる。50cm近い穴を9個掘ったら、何だかめまいがしてきた。
ここは冬には凍土になるところもあって、凍結深度が40cm位あるので一応50cm掘って10cm位捨てコンを流して、その上に 40cmの基礎を作っている。
ボイド管の径は上にパーゴラを建てたりしないので、200mmでなく150mmで済ましている。
続きを読む "デッキの基礎 ボイド管派vs羽子板付き沓石派" »
我が家の場合、屋上にデッキを作るときに問題となるのは次の3点だ。
1)1mにつき30.5mmの水勾配がついているので、それをどうするか。実際には水平にするのではなく、1%の水勾配をつける。
2)屋上はゴムの防水シートで覆われているので、ビスや釘を打つことができない。
3)デッキを出入口より高くできないので、床板の高さが最小40mm、最大218mmしかとれない。
1)に関しては、計算で頭がこんがらがってしまいそうになる。いつものようにgoogle sketchupで作図することでこれは何とかクリアした。
2)については、スノコのようなモジュールをいくつか置けば良いのだが、手摺りをつけるとなると、スノコが落下してしまう恐れもある。そこで、図の左の手摺りの無い部分と右の手摺りの有る部分に分けて作ることにした。
また、ゴム製の防水シートを傷つけないように基礎パッキングというゴムの板を根太や柱の下に入れることにした。
3)は何が関係してくるかというと、床板を今までのように下から止めることが出来ないことだ。これはどうするか思案中だ。
KregのDeck jigを使おうかと思ったが、最大5/4インチの厚さにしか対応していなくて2x材に使えない。
シンプソン金具のデッキボード・タイは、1枚床板が腐っても全部端から剥がさないと、取り替えることができない。何かいいアイディアがあったら教えてください。
続きを読む "屋上デッキプロジェクト その1" »
設計図の右半分の骨組みの準備までしたところで、今週は時間切れとなった。
今回は傾斜屋根のところに柱を40本近く立てなければらなないので、柱を切る手間が大変だ。
続きを読む "屋上デッキプロジェクト その2" »
デッキの塗装に使うペイントは、今まで塗装の耐久性などを考慮してアサヒペンのウッドガード(写真左)にしてきた。キシラデコールなどに比べると安くて費用対効果比も良く気に入っていたのだが、一つだけ困るのがそのニオイで、特に家人には不評だ。
屋上に作るデッキは寝転がって空を眺めたりしたいので、塗料をもっとニオイが少なくかつ耐候性の良いものに変えてみた。新しい塗料を選ぶとき参考にしたのが、このページの耐候性テスト。
今回選んだのは和信化学工業のガードラックアクア(写真右)。値段はウッドガードの倍位する。アクアという名前が示すとおり水性だが、4〜5年の耐候性があるという。油性のものもあるが、水性の方が耐候性が高い実験結果を示している。
続きを読む "屋上デッキプロジェクト その4" »
ここのところ週末になると雨が降って、なかなか仕事がはかどらない。
先週の写真とほとんど同じに見えるが、今週は骨組みに筋交いなどを入れて強化した。
続きを読む "屋上デッキプロジェクト その5" »
床板を所定の長さに切って、塗料を塗るところまでやっとできた。
何せ床板を下から運び上げるだけで大変だ。これが腰痛の一因かもしれない。
続きを読む "屋上デッキプロジェクト その7" »
やっと、デッキの製作で一番楽しい?と言われている床板張りの段階になった。しかし、午前中は日がガンガンと照りつけるので、床板を張っていると頭がクラクラしてくる。
日が長いので何とか床板をあと6枚残すところまで完成。
今回結構はやく床板が張れたのは、やはりKregのデッキ・ジグのおかげだ。正式には厚さが4/4~5/4インチ(25.4〜31.8mm)の板にしか対応していないが、早く2X材に対応してもらいたいところだ。
続きを読む "屋上デッキプロジェクト その8" »
とうとう屋上デッキが完成した。
工夫した点、失敗した点などを少しまとめておこう。
続きを読む "屋上デッキプロジェクト その9" »
デッキの階段を作るのを忘れていたので、スケッチアップを使ってまずは図面を引いてみた。
続きを読む "グーグルスケッチアップでデッキの階段に挑戦" »
築3年にして腐って大改修した東京の家のベランダが、その後6年目にしてまたもや腐ってしまった。
ベランダの柱が窓枠に比べると、何だか左に傾いているような気がして、異変に気がついた(赤矢印)。
続きを読む "ベランダ またもや腐る その1" »
東京の家では、プロが設計・施工したデッキが大小合わせて3つとも短期間の間に腐ってやり直すことになった。その費用もバカにならない。
何故こんなユカイなことが起こるのか、その分析と総合を試みた。
続きを読む "何故プロが設計・施工したデッキは腐りやすいのか" »