メイン

04) 3Dカーツーン アーカイブ

2009年06月01日

インセクト・1...青梅と二匹の幼虫「スッパッ」

2msi.jpg

2009年06月08日

3D4ー1.散歩の1

sanp1.jpg
W102㎜・H69㎜・D20㎜ 材.ブナ

3D4ー1.散歩の2

sanpo2.jpg
W110㎜・H69㎜・D20㎜ 材.ブナ

3D4ー1.散歩の3

sanp3.jpg
W104㎜・H69㎜・D20㎜ 材.ブナ

3D4ー1.散歩の4

sanpo4.jpg
W110㎜・H69㎜・D20㎜ 材.ブナ

3D4ー1.散歩一覧

sanp5.jpg
W214㎜・H119㎜・D20㎜ 材.ブナ

2009年06月17日

3D4ー2.釣り...1

tur1.jpg
W111.5㎜・H85.5㎜・D20㎜ 材.ブナ

3D4ー2.釣り...2

tur2.jpg
W112.5㎜・H85㎜・D20㎜ 材.ブナ

3D4ー2.釣り...3

tur3.jpg
W111.5㎜・H84㎜・D20㎜ 材.ブナ

2009年06月18日

3D4ー2.釣り...4

tur4.jpg
W112㎜・H84㎜・D20㎜ 材.ブナ

2009年06月19日

3D4ー2.釣り一覧

turi5.jpg
W225㎜・H170㎜・D20㎜ 材.ブナ

2009年06月29日

3D4ー3 ペンギンと一緒...1

peng1.jpg
W94㎜・H74㎜・D20㎜ 材.ブナ

 

2009年06月30日

3D4ー3 ペンギンと一緒...2


peng2.jpg

W94㎜・H74㎜・D20㎜ 材.ブナ

2009年07月01日

3D4ー3 ペンギンと一緒...3


peng3.jpg

W94.5㎜・H75.5㎜・D20㎜ 材.ブナ

2009年07月02日

3D4ー3 ペンギンと一緒...4


peng4.jpg

W94.5㎜・H75.5㎜・D20㎜ 材.ブナ

2009年07月03日

3D4ー3 ペンギンと一緒一覧

peng5.jpg



W190㎜・H149㎜・D20㎜  材.ブナ


2009年07月13日

3D4ー4.蝿の1

hae1.jpg
W112㎜・H86㎜・D19㎜ レストランで食事中に蝿を発見。

2009年07月14日

3D4ー4.蝿の2

hae2.jpg
W111㎜・H85.5㎜・D19㎜ 材.ブナ

2009年07月15日

3D4ー4.蝿の3

hae3.jpg
W112㎜・H84㎜・D19㎜ 材ブナ

2009年07月16日

3D4ー4.蝿の4

hae4.jpg
W111㎜・H84.5㎜・D19㎜ 材.ブナ カメレオンも働くレストランでした。 

2009年07月17日

3D4ー4.蝿の一覧

hae5.jpg
W224㎜・H170㎜・D19㎜ 材.ブナ

2009年07月18日

インセクト・2...紫陽花の下で雨宿り

hydr.jpg
W110㎜・H75㎜・D20.5㎜ 材、ブナ

2009年07月20日

3D猫の1、豚のクッション1

kuicat1.jpg
W95㎜・H57㎜・D69㎜ 材、テグス、紙粘土にアクリルで彩色 

2009年07月21日

3D猫の1、豚のクッション2

kuicat2.jpg
W100㎜・H50.5㎜・D50㎜ 材、テグス、紙粘土とアガチス材にアクリルで彩色

2009年07月27日

3D4ー5 ライオンと女の子...1

zoo1.jpg
W126㎜・H75㎜・D20㎜ 材、ブナ 

2009年07月28日

3D4ー5 ライオンと女の子...2

zoo2.jpg
W123㎜・H75㎜・D20㎜ 材、ブナ 「毎日毎日が退屈で・・・ァ・ァ・ァ、ならねぇ」

2009年07月29日

3D4ー5 ライオンと女の子...3

zoo3.jpg
W125㎜・H74㎜・D20㎜ 材、ブナ つられて欠伸をした女の子を見たライオン「ゲッ、タスマニアデビルみたいな歯をしてる!」

2009年07月30日

3D4ー5 ライオンと女の子...4

zoo4.jpg
W124㎜・H74㎜・D20㎜ 材、ブナ 「おお・・・コワッ!」

2009年07月31日

3D4ー5 ライオンと女の子...5

zoo5.jpg
W250㎜・H149㎜・D20㎜ 材、ブナ

2009年08月01日

インセクト...3 クマゼミ 

noise-c.jpg W126㎜・H117㎜・D19㎜ 材、ブナ

昔、大阪万博見物で大阪の堺にいる姉の家へ初めて行ったとき、このクマゼミという物体に遭遇。その鳴き声?は関東で聞き慣れたアブラゼミの比ではなく、関東生まれで良かったと思ったほどでした。が、生息域をじわじわ北上とのこと。関西芸人につづいてクマも・・・ですか。

 

2009年08月10日

しりとりメタモルフォーゼ〈1〉A・・・Armadillo...o

arma1.jpg
W130㎜・H34㎜・D16㎜ 材、黒檀 Armadillo(アルマジロ)...o...O・・・?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈1〉A・・・Armadillo...o" »

2009年08月11日

しりとりメタモルフォーゼ〈1〉O・・・Openbill stork...k

openb2-1.jpg
W98㎜・H130㎜・D25㎜ 材、黒檀 Openbill stork(スキハシコウ)コウノトリの仲間。...k...?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈1〉O・・・Openbill stork...k" »

しりとりメタモルフォーゼ〈2〉K・・・Kingfisher...r

kingf1.jpg
W69㎜・H39㎜・D15㎜ 材、黒檀 Kingfisher(カワセミ)...r...?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈2〉K・・・Kingfisher...r" »

2009年08月13日

しりとりメタモルフォーゼ〈2〉R・・・Rabbit...t...T

rabbit2.jpg
W60㎜・H65㎜・D15㎜ Rabbit(ウサギ)...t...T?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈2〉R・・・Rabbit...t...T" »

2009年08月14日

しりとりメタモルフォーゼ〈3〉T・・・Tortlse...e...E

tort1.jpg W91㎜・H38㎜・D15㎜ 材、黒檀 Tortlse(カメ)...e...T?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈3〉T・・・Tortlse...e...E" »

2009年08月15日

しりとりメタモルフォーゼ〈3〉E・・・Ermine...e...E

ermin.jpg
W126㎜・H38㎜・D15㎜ 材、黒檀 Ermine(オコジョ)イタチのなかま。オコジョにしてはちょっと尾が太すぎました。

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈3〉E・・・Ermine...e...E" »

2009年08月16日

しりとりメタモルフォーゼ〈4〉E・・・Eastern reef heron...n

eastern.jpg
W105㎜・H121㎜・D29㎜ 材、黒檀とカリン。Eastern reef heron(クロサギ)...n...?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈4〉E・・・Eastern reef heron...n" »

2009年08月17日

しりとりメタモルフォーゼ〈4〉N・・・Nuthatch...h

nuthat.jpg
W83㎜・H35㎜・D15㎜ 材、黒檀 Nuthatch(ゴジュウカラ)五十雀とも...h・・・H?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈4〉N・・・Nuthatch...h" »

2009年08月18日

しりとりメタモルフォーゼ〈5〉H・・・Hippopotamus...s

hippop.jpg
W177㎜・H80㎜・D24㎜ 材、紫檀 Hippopotamus(カバ)...s...S?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈5〉H・・・Hippopotamus...s" »

2009年08月19日

しりとりメタモルフォーゼ〈5〉S・・・Sea otter...r

seaott.jpg
W224㎜・H89㎜・D24㎜ 材、紫檀 Sea otter(ラッコ)...r...R?

2009年08月20日

しりとりメタモルフォーゼ〈6〉R・・・Racoon...n

racoon1.jpg
W124㎜・H37㎜・D14㎜ 材、黒檀 Racoon(アライグマ)...n...N?

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈6〉R・・・Racoon...n" »

2009年08月21日

しりとりメタモルフォーゼ〈6〉N・・・Nightingale...e

nighti.jpg
W84㎜・H38㎜・D14㎜ 材、黒檀 Nightingale(ナイチンゲール)サヨナキドリとも。スズメをひと廻り大きくしたヒタキ科の鳥。次のEから始まる7つ目の動物は猛禽類のサシバです。

2009年08月22日

しりとりメタモルフォーゼ〈7〉E・・・Eastern buzzard...d

eastb1.jpg
W91㎜・H83㎜・D17㎜ 材、黒檀 Eastern buzzard(サシバ)鷲鷹類の中型の鳥。

続きを読む "しりとりメタモルフォーゼ〈7〉E・・・Eastern buzzard...d" »

2009年08月23日

しりとりメタモルフォーゼ〈7〉D・・・Dusky thrush...h

dusky.jpg
W117㎜・H38㎜・D17㎜ 材、黒檀 Dusky thrush(ツグミ)秋にシベリアから渡ってくるスズメ目ヒタキ科の鳥。しりとりシリーズのトリも鳥から始まります。

2009年08月24日

しりとりメタモルフォーゼ〈8〉H・・・Homed owl...l

horne1.jpg
W60㎜・H56㎜・D17㎜ 材、紫檀 Homed owl(ミミズク)...l...L? ペーパーナイフはミミズクの右側に、刃先を上に向けて収めてあります。また、左側には次に変身する動物の足が入っています。

2009年08月25日

しりとりメタモルフォーゼ〈8〉L・・・Lesser panda

lesser.jpg
W89㎜・H56㎜・D17㎜ 材、紫檀 Lesser panda(レッサーパンダ)しりとりはpandaのaで終わりました。この作品は変身過程がわかるように4つずつ並べて縦8段の棚に置き、子供二人を棚の柱に見立て、しりとりとりをしている形にして第16回ハンズ大賞に応募したものです。

2009年09月25日

インセクト...4 トックリバチとシャクトリムシ

bee%26wine.jpg
「ヘイ、マスター。ワインを一杯ちょうだい」

続きを読む "インセクト...4 トックリバチとシャクトリムシ" »

2009年09月26日

インセクト...5 イトトンボ

itotonbo.jpg
「ちょと、いつふく(ちょっと、一服)」落語「明烏」の後日談。ウブな若旦那が、

続きを読む "インセクト...5 イトトンボ" »

2009年10月05日

インセクト...6 ツユムシ

W175㎜・H137㎜・D20㎜ 材、ブナ。マツムシ、カンタン、クツワムシ、ヤブキリ、コロギス、カネタタキ、それぞれの鳴き声は?

続きを読む "インセクト...6 ツユムシ" »

2009年10月19日

インセクト...7 カワトンボ

7itotomb.jpg
W155㎜・H170㎜・D19.5㎜ 材、ブナ。元々がインドア派という事もありますが、子供時代に見て以来、現在まで出会うチャンスはあったものの、こういったスリムな蜻蛉を見た記憶がありません。

2009年10月20日

インセクト...8 ハサミムシとアリジゴク

8helpjpg.jpg
W212㎜・H147㎜・D20㎜ 材、ブナ。「おっと、どっこい」 というタイトルにしようか迷ったのですが、年齢と感覚がバレてしまいますね。

2009年10月21日

手遊び・1 トリ・・・のようなもの

9scoop-b.jpg
W83㎜・H128㎜・D63㎜ 工具箱の隅にあったワインのコルクやら、何に使っていたのか不思議で面白いフォルムの(モノ)を寄せ集めて作った名無しの鳥。二十数年前までバリバリのヘビースモーカーだった頃のたばこのヤニが染みついていて、かれこれ40年の付き合いです。

2009年11月02日

インセクト...9 イテテ・・・・ッ

10framebt.jpg
小さな水たまりを見つけ、急いでノドの渇きを癒そうとしたら、これが鏡の欠けら。突き出した口の先から痛みが全身に走って・・・という、人間界の粗忽者が昆虫界にもお仲間はいるのではないかという発想から出来た作品デス。

2009年11月03日

インセクト...10 脱出の1

escap1.jpg
W76㎜・H96㎜・D20㎜ 材、ブナ。

2009年11月04日

インセクト...10 脱出の2

escap2.jpg
W73㎜・H95㎜・D20㎜ 材、ブナ。こういった作品を作った当初は、締め切りに迫られて出来たもので、意味合いなど振り返って考えもしませんでした。が、改めて見返すと思い当たるフシが・・・。

2009年11月06日

インセクト...10 脱出の3

escap3.jpg
W77㎜・H96㎜・D19㎜ 材、ブナ。昆虫シリーズを作っていたこの当時、生活環境や自分の殻まですべて壊して、再生したいという思いが強くあったようです。

インセクト...10 脱出の4

escap4.jpg
W89㎜・H96㎜・D20㎜ 材、ブナ。で、結局、生来の怠け者の本領を発揮してシマイマシタトサ。

インセクト...10 脱出一覧

escape5.jpg

2009年12月20日

ピアニストン




材、紙粘土とアガチスにアクリルで彩色。サイズは不明です。

続きを読む "ピアニストン" »

2011年07月28日

レジャー・ビーグル

land-car1.jpg
ゴルフ・カートのレジャー施設版フットワーク・カーです。球体は発泡スチロールで、椅子の足は木材。それ以外は紙粘土とアクリル絵の具です。フットワーク・カーの広告用に製作したもの。

2011年11月26日

ラフスケッチ(1)と、立川談志さんのこと・その1

distance1.jpg

上の絵は立体作品を作る為の覚え描きのようなものです。

アイデアに詰まったときなどに、こういった設計図を筆の赴くまま描き貯めていたのが見つかりました。

このままでは立体は不可能ですが、麻痺のリハビリも兼ねていずれ形にしたいと思っています。

ところで、唐突に話題が変わります。

今月21日に落語家の立川談志さんが亡くなったニュースを23日の夕刊で知りました。

当日はリハビリ仲間のお年寄りの一人が突然身罷った事を耳にして、喪失感一杯の帰宅直後のことだったので、特に談志ファンでもないけれど落語好きの一人としてこのダブルパンチには参ってしまいました。

以前、教科書を主に出している教育出版(株)から、落語通信として落語好きの編集者、作家、イラストレーターなど友人知人に送っていた落語解説(のようなもの)を送っていた編集者の一人に教育出版の編集者もいて、一冊の本として残して貰えることになった時のことです。

いよいよ『競作かわら版 落語と江戸風俗』というタイトルで出版の目途がたち、なかで採り上げた落語家の一人に談志さんもいて、出版の許可を貰うため、共著の童画家と出版編集者三人で指定された浅草ゴロゴロ会館の楽屋に会いに行ったことがありました。

出版が2003年ですから、実際に会ったのは今から11か12年前 だったと思います。

当時まだ談志門下だった快楽亭ブラックの独演会に談志さんが助で出ているので、その合間にとのことで、三人ともガチガチに堅くなっていたのを覚えています。

2011年11月27日

ラフスケッチ(2)と、立川談志さんのこと・その2

hide.jpg

出版するにあたって担当の編集者が、私が描いたオススメの噺家紹介の30数人にコンタクトを取ってもらったところ、談志さん一人を除いて全て電話で快諾してもらったと伺っていました。

編集者と挨拶に出向くにあたって、何か手土産をと、当人サイドの窓口の人から注文があったと聞き、談志さんへは何を持って行けばスムーズに用件が済むか考えましたね。

で、困ったときの大船が有り難いことに私の近くに居ました。いや、今も居てくれています。

で、早速某動物園協会編集部に当時在籍していた敬愛する女性、黒田恭子さんに相談したところ、談志さんはある外国メーカーの野菜ジュースがえらくお好みということで、当日一時間ほど前に銀座の、そこにしか売っていないという店も教えて貰って買っていきましたよ。

水モノでしたからかなりの重量で、重い荷物は苦になりませんでしたが、指の関節が痛かったのがいい思い出として残っています。

2011年12月01日

ラフスケッチ(3)と、立川談志さんのこと・その3

syuhar.jpg

編集者と共著の童画家とは指定された日時の30分ほど前に、浅草ゴロゴロ会館前で待ち合わせして、受付でチケットを買って入ると、ブラック独演会もぎり(?)カウンター付近で、黒門付姿の外人と小学生の男の子がじゃれ合っていて、たぶんそれがブラック親子だったと思います。

時間がまだあるのでとりあえず客席に行こうということになり、二階はすでに満席で、三階テラスの狭い客席に腰を下ろしても、心は心ここにあらずの心境でしたね。

開口一番は記憶違いかも知れませんが談志さんの「堪忍袋」。

薄い壁一枚隔てた粗末な仕切りの長屋で喧嘩が絶えない夫婦のところへ大家が仲裁に入り、それでは堪忍袋を縫って袋の中に日頃の鬱憤をはき出せば、少しは気が休まるからと知恵を出す。この評判を聞きつけた近所の住人がひっきりなしに借りに来て、堪忍袋は満杯になって破けてしまう。

この噺のサゲで会場の音が割れた音響に加えて、お弟子さんたちが吹き込んだやる気のない悪態の粗末なテープが流されて一挙に興ざめでした。

談志さんが退席すると、編集者にそくされて楽屋へ、まさにトラの穴に向かう心境でしたョ。

廊下左の思っていたより広い六畳ほどの日本間に通され、目の隅に隣四畳半ほどの日本間に数人の男性が座っていて、その中に志の輔さんの顔を記憶しています。

で、大きな座卓を前にして中央に家元談志さんが座っていたんですね。

2011年12月03日

ラフスケッチ(4)と、立川談志さんのこと・その4

inwest.jpg

初対面の決まり切った挨拶の後、名刺交換と出版の許可を貰いに来た旨を編集者が説明すると、意外とあっさり許可が下り、自分で蒔いた種がこれで無事発芽するか、期待と安心がジワジワ一緒にきましたね。

ここでガチガチに固まった三人の前にお茶が出され、目の前の家元にそくされて茶を一口飲んだ途端、腹が落ち着いたのが分かり周りを見る余裕が出て、さっきから家元の周りでうろうろ動き回っているのがブラック師匠の息子と、私が今まで出会ったことがない不思議な雰囲気の中年男性が一人、不作法にも立って我々の横で見下ろしていたのが印象的でした。

ここでの詳しい会話は、聞き取りづらいボソボソした談志さんの小声で突然始まった「へっつい幽霊」で、全て他の雑談内容は消し飛んでしまいました。

まさかここで?道具屋夫婦の会話を、裏の長屋の厠の中で聞きつけた渡世人の熊五郎の登場から聞けるは!・・・。

残念ながら、かすかに聞き取れる程度の聞きづらい小声だったので、どこまで噺を続けたのか、どの段階で楽屋を辞したのか、あのときのおぼろな「へっつい幽霊」だけが耳に残って他ははっきり覚えていないんですね。

ラフスケッチ(5)と、立川談志さんのこと・その5

noritug.jpg

虎の尾を踏まなかった安堵感で、ブラックの落語を聴いて行くという二人を残して浅草駅へ、これでようやく出版してもらえるという歓びで一杯でした。

後になって「へっつい幽霊」をサシで聞けた幸運を同席した二人に感想を聞いたところ、何を話していたのか緊張とボソボソした声で分からなかったそうです。

当時、東京落語会のチケットをまわしてくれた電通の社員で、私と同郷の談志ファンに出版の許可を貰いに家元に会うことになったことを言うと、滅多にない幸運だからとさかんに言われ、何が幸運なものかと反発したもんです。

今は話題に上りませんが、バブル絶頂期に、一風変わったうるさ型の蕎麦屋の店主が評判を呼んだことがありました。

この評判を聞いて食いに行ったたグルメの知人の試食記録を年賀状で貰ったことがあります。

こだわりの手打ち蕎麦屋という店に入って出てきた蕎麦に箸を付けた途端、最初の蕎麦は汁をつけないで食うのが通だ!とか、どこそこの老舗蕎麦屋は二流だのセコだのと、自分の打った蕎麦のいかに上等かをまくし立てる評判の店があったとのこと。

こんな講釈を聞きながらだと旨い蕎麦も味もあったもんじゃありません。

自分の貴重な時間を潰してわざわざ出向いて自腹切って、店主の五月蠅い自慢たらたらの講釈なんざ効きたくないもの。という姿勢は蕎麦も落語も同じと、未だに落語を聞く姿勢は変わりません。

2014年04月22日

紙粘土作品・ブタのピアニスト

bunnko2.jpg

この作品は文庫目録の表紙用に作り、その後、平成6年(1994年)秋に東京ガスのガス展で、笹塚サービスセンターの創業90周年記念を兼ねたイベントで、益子焼の陶芸家松本芳雄さんとの二人展の時に、旧作のゴルフ漫画と一緒に展示したものです。

現在は手元に無いのでサイズは不明ですが、天地奥行き左右およそ20センチほどだったと記憶しています。

全て紙粘土で作りアクリルで彩色していますが、音符の一部だけアガチス材のマル棒を使っています。

2014年07月02日

日立ベビコン用途例集・・・14/18

bebicon14.jpg

2015年01月05日

HAPPY NEW YEAR 2015

2015gashi.gif

風邪の症状はどうやら回避したようです。

葛根湯と焼きニンニク・休養と睡眠で体調が戻ったので、風邪ではなかったのかも知れない。

あと数件だと思うが、昨日は年賀状を改めて作り直した。

なんにしても2015年は幸運の出だしのようです。

本年も体調管理と気力回復に重きをおいて生活することを目標に、無理せずカラクリ3Dカーツーンの制作に励んでいくつもりです。

2015年03月14日

3D4コママンガ/1 お騒がせ散歩

3dpromn.jpg

先月中旬に、ユーチューブでアメリカDIY親父たちの映像を見ていたところ、パソコンが突然クラッシュしてしまった。

その後、今月に入って、起き抜けに4日連続で鼻血が出て、今度は私の方もクラッシュ?。

私の方はレーザー治療で対処してもらったが、それでも完治したとはいえず、医者の対応も心もとない。

愛機の方は積年の酷使が祟ったようで、原因は何となく理解できる。(レストアもろくにしなかったから、当たり前といえば当たり前かも)

さすがに使用者共々お蔵入りと覚悟したが、私の方はともかく、パソコンはリニューアルして再出発することとなった。

(鼻血の)原因が分からないというのは不気味だが兎も角、 騙し騙しの生活はまだ続けられそうです。

2015年03月15日

3D4コママンガ/2 大トカゲ(トンビ)に油揚げ?

3d-entrap.jpg

2015年07月21日

カラクリ作品 羊牧場4種

ricky%20f.gif

休載していたホームページが、あっという間に二ヶ月も過ぎ、このほど青息吐息で再開できました。

今までカラクリの試作品を数点作ってみたが、動きがパーフェクトに仕上がった訳ではなかったので、この辺で本腰を入れなければと、ホームページまで休んで取り組んできたのですが、実は・・・。

続きを読む "カラクリ作品 羊牧場4種" »

2015年07月22日

カラクリ羊牧場 駆動部 

mo-power.gif

前作の失敗を踏まえ、【羊牧場】の4作品の内2作目は、設計図にあるハンドルを、向かって右壁に移動しています。

設計図ではハンドルの付く場所だったギア部分はまだ制作途中で、このカラクリで一番大きいギアを、三分の二の厚みにしなければうまく収まりません。

ヒツジの首が上下する軸が、回転する盤の面に収まらないので、設計図のミスが判明した訳です。

2015年07月27日

カラクリ羊牧場 駆動部の2

handling.gif

ホームページ用の画像を載せる機能が復活出来ました。

愛機のご機嫌が直ったようです。

これは5日前のカラクリ駆動部を反対側から写した画像です。

右側の円盤は、羊の頭部が上下する軸受けの盤で、ギアと同じように約三分の二の厚みに変更となり、設計図と違った余計な手間暇を取られました。

紆余曲折の末と、細かい部品が突然消えるストレスとの戦いで、予定の日にちが大幅に追加されることになってしまいました。

2015年07月28日

カラクリ羊牧場 仮組

sheepland.jpg

動物たちの床部分(駆動部天板)を乗せるまで、スムーズにギアが回転するかを、何度も試し、接着したところです。

駆動部はケヤキとマホガニーの他、真鍮のコードを使用。

黒檀材のネズミの胴体は約10㎜、尻尾は真鍮のコード、ブナ材で作った猫の前足から尻まで約18㎜、尻尾はカリン材で約22㎜。羊(鼻の頭から尻まで約90㎜)は顔と足が黒檀、胴は銀杏材で仮組の後、耳など細かい部品を付け成形して、最終調整で接着後、ようやく手が離れます。

 仕上げは全体に磨きをかけて、完動品第一号の【ヒツジランド】(左右200㎜天地140㎜奥行き90㎜)は完成となります。

2015年07月29日

カラクリ羊牧場 再微調整

sheep-l.jpg

設計上では、ヒツジの頭がスムーズに上下するはずだった。

が、接着後ビクともしない。

今日は覚悟をきめてヒツジの頭の上下動をスムーズにする工夫が必要になった。

ここ数日猛暑のなか、クーラーをかけると体が固まってきてしまうので、窓を全開にして作業をしてたのだが、また、汗まみれを続けなければならない。

クーラーをかけないで作業するのは苦ではないが、作業中ズボンの前が汗まみれになる。

デイサービスでは小一時間毎に水分の補給を要求されるので、家でも水分補給は半端無くやっているから、汗だけでは処理しきれない。困ったもんです。

2015年07月30日

カラクリ羊牧場 再々挑戦

sheepland3.jpg

微調整中に、本来意図した動きとはほど遠いものになっていることに気づいた。

このまま続けても、結果が出ないと分かると、二ヶ月分の疲れがドッと襲ってきて、昨日はクーラーを入れ、パウダー状の木屑の床も構わず、横になっていた。

二作目は失敗作ではないが、成功といえるにはほど遠いモノとなった。

最終段階で早めに接着したのがアダとなって、今までの努力?と時間が疲れと共に襲ってきたわけです。

これはこれで壊さず、今後の制作姿勢の課題と戒めのため、残しておくことにします。

で、今日から気分一新。再々挑戦のため、設計図を見直し、弱点を修正から始めることにしました。

ホームページは休まずに、8月末の完成が目標です。

2015年08月08日

変形笠歯車を試作

giatest.jpg

言い訳は見苦しいので、常に自重するように控えています。

が、この猛暑と気圧変動で・・・・・。

何処の会社のテレビCMか分かりませんが、「帰りたーい、帰りたーい、あったかハイムが待っている」というフレーズが、「サボりたーい、サボりたーい、」と変化して聞こえ、このフレーズが頭の中で暴れ回っている。

適当にサボり、ダラダラと生活をしてはいるが、自分を誤魔化し騙しながら出来たのがこの試作品。

先日、友人からのメールで、垂直の回転から水平回転にスムーズに伝えるには笠歯車が良いと提案があり、後押しをしてくれたのか、鞭を入れられたのか分からないが結果感謝となりました。

残念ながらまだ笠歯車を自作する技術がないので、苦し紛れで作ったのが上左側の変形笠歯車・・・に、なるのかなぁ。

たしかに、今まで作っていた右側の平歯車だと、歪みや正確さに欠ける歯がひとつでもあると、垂直回転から水平回転までの間に引っかかりが出来てよろしくありません。

この試作歯車だと厚みがダメージになり、使う場所が限られてしまう、また、平歯車より制作時間もかかり、工夫もより多く必要となる。

それにしても、試作品だからといっても、もう少し丁寧につくらないといけませんね。

2015年09月23日

カラクリ試作−1

SHEEPL-1.jpg

羊の左後ろの足下で、ウロチョロ動き回るネズミをのぞき込む羊の動きが、イメージ通りの動作に設計で思い浮かばない。

寝ても醒めても「ん?」という曰く言い難い羊の動作が、頭の中では最初からイメージが浮かんでいたが、カラクリの設計ではここ数ヶ月書き直しの連続だった。

なら、試作したなら思いつく手立ても見つかるだろうと、2パターン作ってみた。

上は裏表二面に試作したものです。

 カラクリ第一号作品としては、難易度の高い仕掛けは高望みというものかと、自分の技術の無さを棚に上げて、しつこくトライしています。

先日のラグビー世界戦みたいに、大番狂わせ?を期待している自分がいるんですね。

・・・馬鹿ですねぇ。

カラクリ試作−2 イライラ猫の尾の動き

SHEEPL-2.jpg

動き回るネズミを捕まえられない猫のイライラを、尾の動きで表現出来ないものかと、前作の失敗で思い続けていた。

前作は機械的な尾の動きが気に入らず、どうにかならないか考えていて、これも試作してみて、数度の直しで解決がついた。

上の写真は解決一歩手前の試作品です。

(左写真の、一番左側のハンドルが、猫の尾の動きと、時計回りのみのストッパと連動しています)

2015年12月12日

猿年カラクリの1

2016karakuri.jpg

今年も残りわずかとなった。

猿をテーマにしたオートマタ第一案のモンキーバイクに乗ったゴリラは、さすがに二週間弱の制作時間では無理。

この案に行き着くまでかなり迷走し、時間を無駄にしてしまった。

これから起こす設計は、自分の身の丈にあったシンプルなカラクリを心がけるので、凝って複雑な遊びの多い作品以上に、出来不出来を問われる作品になるかと思います。

怠け防止のため、前回と同じく、一日の作業量がどのくらいだったか、続けて載せることにします。

2015年12月14日

猿年カラクリの2

movement.jpg

ようやく出口がみえてきました。

申年オートマタの動きが決まりましたが、まだこれから各パーツの製図があり、プリントアウトして第一段階が終わります。

その後、パーツ毎の材質選びがあり、大まかな切り出し等、細かい手順を踏んでいきます。

ゴリラの頭に乗った猿は、天地一㎝ほどの根付けサイズになり、時間の余裕があった場合のみ、作ることになります。

2015年12月16日

猿年カラクリの3

choicetree.jpg

今年は暖冬ということで、ポカポカ陽気も今日まで、というテレビの気象予報士のニュースを聞いた。

体に強い負荷がかかっている身に、寒さは大敵なので、この異常気象は大歓迎でもある。

若干遅れ気味だった、猿年オートマタの製図が昨日深夜にほぼ完成した。

今日は各パーツの木材を決め、サイズに合った切り出しをしなければならない。

出来ればロールサンダーで表面をきれいに整えるまで行けば良いのだが、気象予報士にノンビリ親爺のスイッチを入れられ、今日もフル回転で動かなければならなくなった。

 

2015年12月17日

猿年カラクリの4

timber.jpg

完成を焦ったのが原因かも知れないが、前日の無理が祟って、昨日の作業はトーンダウンしてしまったようです。

身の回りにあるホオやケヤキの他、数種類の部材をバンドソーでスライスしたが、何か物足りない。

昔、姉から貰った柱材が、物置にも捕ってあったのを思い出した。

柱材の種類は、檜なのか不明だが、カットすると思いの外きれいな木目だったので、これもオートマタの一部に、候補として使ってみるつもりで、スライスした。

ここまでで、作業が来客のため一時ストップ 。

作業再開は、体の方が言うことを聴かず、切り分けた部材にサンダーで整えるまでは出来ず、翌日に持ち越しとなった。

 

2015年12月18日

猿年カラクリの5

timber1.jpg

大まかにカットしたホオやブラックウォルナットなどを、ロールサンダーで表面を整えた後、今日は各部の材料選びからスタートです。

ゴリラの木材は、作る前から黒檀をイメージしていたが、作りかけの牛や仕掛けボックスなどに使っていて、黒檀のストックが切れていた。

で、急遽ブラックウォルナットで代用して、完成後にセピア色のワックスを塗る事にしました。

残り少ない制作日数を考慮して、材料の種類は、ホオやケヤキなど少なくして作ります。

それにしても、最近は朝、寝床から出るのが辛い通年の寒さになりました。

2015年12月19日

猿年カラクリの6

timber2.jpg

 

片付けながら作業をするのため、開始から10日過ぎてもゴリラの切り出しまでで、遅々として進みません。

今日から子供や猫など、細かいパーツの切り出しからとなります。

食事後に、歯磨きをしながらテレビを付けると、「スター・ウォーズ」の新作上映騒ぎ?がどの放送局からも流れて来る気がします。

昨夜もテレビで第1作目の放映があったようですが、この映画はテレビで見る映画では無いと、直ぐに消してしまいました。

30数年前のロードショウで見た感激の万分の一も、テレビの液晶画面からは伝わって来ません。

奇しくも先日、リハビリ訓練所で借りた曾野綾子の「なぜ子供のままの大人が増えたのか」という本のタイトルそのままの、ライトセーバー?とか言う灯りの棒を嬉々として振り回している大人たちを見ていると、・・・・・・他人のことは笑えませんが・・・。

2015年12月20日

猿年カラクリの7

timber3.jpg

気になっていた子供と、猫のバランスの設計が一部手直しとなった。

このことで各パーツにも影響したので、プリントするまで約半日をデスクワークに使った。

当然、作業時間が多く削られてしまいました。

いつ完成するのか分からなくなるという、いつものパターンが始まった。

2015年12月21日

猿年カラクリの8

timber4.jpg

細かいパーツがまだ4〜5個、準備出来ていませんが、昨日は大旨、作業が進んだといえます。

残りはバランスや主軸に、カラクリの中心部といえる円盤の台座まわりの切り出しと、サンダーで表面を整えるのみ。

ここから一気に完成を急ぐことが出来ればいいのですが、残念ながら今日と明日は、木工作業の時間がとれそうにありません。

2015年12月27日

猿年カラクリの9

timber5.jpg

床に接している弓なりの反り(何という名称か分からないので)が、左右が揃っていないので、作り直しとなった。

その他、ゴリラの胴や、子供の胴は、半分しか切り出し出来ず、昨日は予定の半分の仕上がりで時間切れとなった。

予定では明日の完成を目指しているが、不測の事態が起きなければ、何とかなるでしょう。

 

 

2015年12月28日

猿年カラクリの10

timber6.jpg

昨日までの成果が、この写真です。

完成は、本日午後の運動機能訓練を忘れていたため、日延べとなった。

もう、ここまできたのなら、じっくり取り組む以外に方法はありません。

2015年12月29日

猿年カラクリの11

timber7.jpg

年賀状の印刷に間に合うように、干支に当たった動物ををテーマにしたカラクリを作ろうと決めたのは、リハビリを兼ねた我が怠け病を克服するためだった。

リハビリの成果は出てきているようだが、怠け病の方は克服するものでは無いようです。

徒やおろそかに思いつきだけで自己改革などすると、つまらないモノを作ってしまうようです。

で、来年用のオートマタ3Dカーツーンが(まだ、油断は出来ないが)仕上がるかも知れません。

ただ、年賀状に印刷して宛名書きまでが、大晦日という粗忽丸出しのパターンになってしまいました。

2015年12月30日

猿年カラクリの12

timber8.jpg

申年オートマタ制作の最終日となった。

写真は昨日までの成果。

今日はひたすらエッジ磨きの日になります。

左上の写真は、装着前の子供の右腕、万力で固定してこれから磨くところです。

2015年12月31日

猿年カラクリの13

2016gorilla.jpg

今回のカラクリ制作も、アクシデントの連続でした。

勿論、一番の原因は、段取りの悪さが原因ですが、その他にも制作開始時期等々、反省材料山積みでした。

これから年賀状用の撮影準備があり、急がなくてはなりません。

それでは、皆様良い年をお迎え下さい。

2016年01月15日

木馬とペット・1

wooden-h.jpg

今年第一作目の3Dカラクリ・カーツーンのアイデア。

年賀状用に作ったゴリラの木馬?より、少し大きめのサイズになり、犬の前足と後足が固定した起点で、木馬は床に乗せたままになります。

早速、今日から始動です。

二週間ほどの制作期間を考えているが、・・・どうなりますやら。

2016年01月31日

木馬とペット・・・1

wh2p1.jpg

これから作るカラクリは、今まで作った(未完成作品の)カラクリの余りも使うことになった。

他に、物置に仕舞って置いたモノまで出してこなければならなくなった理由は、これぞといった良い木目の板が見あたらなくなっていた為だった。

新木場にある銘木店でも、(ブナ材ひとつとっても)質が落ちたように思え、近年は品薄状態が続いているように思える。

今まで以上に身軽に木材探しをしなければならないようです。

写真は、ホウ、ブナ、ケヤキ、カリン、に、各部の貼り込みを終えたところです。

2016年02月01日

木馬とペット・・・2

wh2p2.jpg

製材所のノコギリの跡が残っている板の表面をきれいにする作業や、各部の切り分けをしたわりに、一日の成果が出ていないように見えます。

が、長年置き場所に苦労していた自作のライトテーブルの、場所の確保と棚板の切り分け作りも兼ねていた余分な作業も付いていました。

このライトテーブルは、左右が80㎝×60㎝、高さが16㎝ほどなので、さほど使用頻度少なかったわりに、さりとて捨てるに捨てられず、押し入れや、仕事部屋の隅など、置き場所に苦労した仕事道具でした。

で、結局、マップケースの上の、モニタの後ろに、落ち着くことにした訳です。

この棚板も部屋の中では出来ず、 昨日は晴天に恵まれていたので、屋外作業としては共に捗った一日でした。

2016年02月02日

木馬とペット・・・3

wh2p3.jpg

次は、各部厚みをスライスする為、サイズ取りしていく地味な作業になります。

当日は午前中だけの作業なので、気がつくとタイムアップになっていて、いかに飽きずに続けていけるか、若干の不安が残ります。

 木馬に乗った子供は、兎の着ぐるみパジャマを着せることに変更し、図面の書き換えから、本日が始まりです。

2016年02月04日

木馬とペット・・・4

wh2p4.jpg

カラクリの台座部に使う板を、スライスしたが、20㎜圧の栗の板が、思いの外クセモノだったために手間取ってしまった。

愛用のベルトソーは、ノコと柱の間が18㎝弱しかありません。

使用する栗の板の幅は50㎝だったので、3つに縦割りで分けなければ使えない。

で、今回使用の板幅は18.5㎝あったので、数㎜分足らず、やむなく手動で堅い木用のノコを使ってカット。

その後ベルトソーを動かしたが、栗の目?のところでベルトの歯が食い込み、熱で切れてしまったので、新しいベルトを装着するのに1時間近く手間取ってしまった。

昨日今日と、頭を冷やす時間と回数が多かったので、健康にも良くありません。反省。

写真は今回使う各部の四分の三ほど。まだ完成までの道のりが遠いのです。

写真一番上の板は、右からブナ、ホウ、栗、ケヤキの四種類を使って、仕上がりの様子をみることにしました。

2016年02月29日

リハビリ訓練93・・・小休止から再始動

wh2p5.jpg

実家の雑用で館林まで行った翌日、家内のMRI検査の送迎でドライバーを勤め、結果は何事もなく済んだが、この日はまる一日かかってしまった。

周りの環境がほぼ高齢者ぞろいだったので、やれ、誰それが入院だ、脳梗塞発症で半身に異常が等々で、どうたらこうたら。

その後知人や親類の急逝に続き、以前大変お世話になった人生の達人から、あと一年で云々のメールが入る始末。

もーいい加減好きにしてくれ。

予定では2月中旬完成予定だったオートマタ作品は、作業中止が長引いて、中っ腹の景色が、見える人には見えるんでないかといった仕事場風景の公開です。

2016年03月02日

木馬とペット・・・5

wh2p6.jpg

カラクリ台の材は左下から時計回りでブナ、ホウ、ケヤキ、クリの4種。

ギアやギア軸と台座も同じ材です。

猫や木馬に乗った子供はこれから切り出しになります。

どころか、ギアも軸もこれから用意なので、組み立てはそれ以降になり、道のりは、まだ半分もいっていません。

2016年03月17日

リハビリ訓練94・・・続・閑話休題

crimplum.jpg

実家の雑用、オートマタ制作、確定申告時期が重なり、パニクッている最中、粗忽の神が忍び寄ってきたようで、一番大事な時を見計らったようにコンピュータの調子が悪くなった。

しつこくお伺いをたてたが、起動した数秒後に再起動の音がして、予期せぬ云々の表示の後、愛機はウンでもスンでも無く動かなくなった。

この野郎!好きにしやがれ、と、ばかり暫くホームページは更新出来ず、今日まできてしまった。

冬の間、窓を開けることなく過ごしてきたが、今朝はヒヨドリの声で東側の窓を開けたら、お隣の庭の満開の紅梅が気持ちを和らげてくれました。

どっとはらい。

2016年04月26日

木馬とペット・・・6 途中経過

wmbp1.jpg

約二ヶ月かかって、ようやく木馬の仕上がりが見えてきた。雑用やよそ見、寄り道をせず、はたまた体調を無視して作業に没頭していれば・・・など、愚痴が出てしまいます。

これからフィニッシュといきますかどうか・・・・神のみぞ知るデスネ。

2016年05月15日

木馬とペット・・・7 途中経過

whbp1.jpg

体調と相談しながら、とはいえ、なかなか前に進んでいません。

一気に作る事が出来れば問題が無い・・・と、思っていましたが、作る事が出来なかった間に、考えすぎや、懲りすぎの性格が邪魔をして、カラクリの遊びが過ぎて失敗だった事が分かってきたりと、前に進めない作業も一概にダメとは言えなくなってきました。

2016年09月10日

初期の3Dキャラクター

badboy.jpg

遙か昔に、新聞連載なった「レッツ・ゴー・ドン」の主人公の、その後のキャラクターが残っていた。

紙粘土で猫や、人物像など、随分作ったが、手元に残ったのは、この悪ガキだけになり、他の3D作品は全て嫁入りしている。

これを作った動機は、連続マンガのアイデアの手助けにと記憶している。

2016年10月25日

ケヤキの輪切り材をカットした。

keyaki.jpg

日頃世話になっている映像会社代表の森裕さんから、ケヤキのカリカリに枯れた大きな輪切り材を3枚と、直径70㎝ほどの、これも輪切りの木をひとつ頂いた。

いまのところ、もう一枚の、この木の種類は不明です。

三枚のうちケヤキの一枚は、木目が波紋のように見事だったが、割れが少し入っていたので、後に漆で補強することにして、何かに使うことにした。

残りは保存場所が無いのと、今後の使い道を考えながらカットした。

木目をどうやって生かして切るかが問題で、バンドソーのモーターがイカレてしまうか、心配するほど、ケヤキは堅く厄介だったが、二日ほどかかったが楽しい作業でした。

2016年10月26日

ケヤキとオニグルミのカット。

keyaki2.jpg

ケヤキの木の表皮が捨てがたく、カラクリで使うことを念頭にカットして保存している。

写真右は頂いたケヤキの表皮です。

堅木に限らず、バンドソーでカットするときにブレたりすると、指や手を切断する危険があるので、グラグラして固定出ない場合は、カットする部位を90度にして、木片で接着して固定します。

で、昨日の続きの、切り残しをこれからカットします。

写真上は虫喰いオニグルミの枝を10㎜厚にカットしたもの。

カットしたときの虫喰いの風情が捨てがたく、私の作品を入れる【虫喰いの額】を作って様子をみることにします。・・・・イツノコトニナルヤラ。

2016年10月27日

ロールサンダーで表面を荒仕上げ

arakigaki.jpg

ロールサンダーの一番荒い目(40番)で、ケヤキをベルトソーで切った面を磨いたが、堅くて思いの外、時間がかかった。

表面をある程度きれいにしなければ、細かな割れも見つからないので、厄介だが必要な作業になります。

写真一番手前の、中央にある白い4枚の板は、昨日アップしたこれからカット、という三角形の固定台を接着した固まりをカットしたもので、荒仕上げで磨くと、いつまでも見飽きないほど美しい面があらわれた。

その他は、細かな割れが入っていたのもあったが、カットの仕方で面白い作品のアイデアも出てきそうです。

こういった作業は屋外でないと出来ないが、昨日は秋口とはいえ、日中は汗をかくほど暖かな日となり、まる一日、思いっきりパウダーを浴びた日となった。

 

2016年10月30日

ハロウィンカボチャの灯り台

lightstand.jpg

作業部屋に転がしてあるハロウィンのカボチャを見て、一年前に作ったこの南瓜に、灯りが入らないという(私の作品の嫁入り先の)お嫁さんの注文で、卵形のLEDライトを入れる台を、虫喰いオニグルミの枝を切って作ることになった。

卵形ライトの幅は3.2㎜×44㎜。

切り株を摸した台に穴を穿ったが、写真右手の台のままで、何でも口にする乳幼児や小さな子供の居る家に置くには、気が引ける(写真右端のオニグルミ参照、私は自然のままの風情が好きだが)のでアクリル絵具の下塗りのジェッソを塗ってみた。

また、ライトを付けた時に、カボチャの中が黄色く光った方が良い、ということで、本意ではないが、ハロウィンカボチャにアクリル絵具で色を付けることになった。

大きめのリンゴ大のカボチャの中部全体に、色を付けるのは絵筆だけでは無理で、指先まで使って塗ったところで、時間切れになった。

2016年10月31日

ハロウィンカボチャと灯り台

halloweenpump.jpg

化粧完了。

絵具が乾いた直後に、嫁入り先に向かいました。

2016年11月05日

ハロウィンカボチャの里帰り

bhomepump.jpg

木工作品は色付けせず、木肌の風合いや木目の美しさ、肌触りなどナチュラルナな作品作りに拘り、頑固一徹と誹られようが構わず、自己流?を押し通していた。

が、ことハロウイーンカボチャに関しては、木目や木肌など、こちらさんのご託は通用しなかったようで、カボチャはカボチャらしく、色付けをしなければならなくなった。

その上、一年前はカボチャだけの嫁入りだったのが、灯り台まで作るおまけまで付いてきた。

カボチャが帰ってきたら来たで、フォルムが気に入らず、何で嫁入りさせてしまったのかなぁ・・・と、遅すぎる反省となった。

で、仕方なく頑固一徹を返上、修整部は時間短縮のため、天然の石で作った粘土【アーチスタフォルモ】で 補強することにした。

成形のし直しやらが加わった今、速攻で作らなければならない来年用のオートマタの、製図すら始められない。

2016年11月06日

ハロウィンカボチャに遊びが追加

hpump.jpg

昨日は、カボチャの修整作業が出来なかった。

手や体を動かさなかったことで、アイデアが湧き、余計な遊びに飛びついてしまった。

 

2016年11月10日

ハロウィンカボチャと子猫騒動

hallowpump.jpg

アメリカ大統領選がほぼ決まりかけた頃、次男が突然生後二ヶ月のトラ柄の子猫を持ってきた。

二ヶ月ほど前に子猫の里親を、仕事先の職人から頼まれたと聞き、雲隠れの半蔵を亡くして閉塞感もあったので、家内には内緒で、引き受けていた。

家内と子猫のお見合いは、感の鋭い家内には、大旨分かっていたようで、愚痴を私らにぶつけながら、まんざらでもないようで、いそいそと世話を焼き、帰宅した長男に、子猫用の餌を買いにやらせていた。

子猫が安心するよう、小さな段ボールに水とトイレを入れ、一騒動後にタオルを段ボール箱に被せて就寝。

ところが、夜中に箱から抜け出したようで、私のベッドの足下や脇などで、小さな声で鳴き始め、気になって眠れない。

長男も鳴き声を聞きつけたかして一階に降りてきたので、二人して探し回り、ソファー下奥に居て見つけたが、手が届かないという。

今朝はまたどこかに移動したのか、子猫はまだ疾走中で、カボチャの完成が昨日からストップしている。

2016年11月12日

ハロウィンカボチャと子猫騒動 2

2pump.jpg

子猫はまだ雲隠中だった。

昨日は、館林の実家の灯油を確保した後、とんぼ返りで15時前に帰宅。

そのまま仕事部屋に入り、ハロウィン南瓜に付ける斧やコウモリの成形をした後に、ようやくカボチャは完成となった。

頭痛の種が一つ片付き、休憩をとっていた時に、テレビ台と植木鉢の間の脇から、失踪中の子猫が用心深くこちらを覗いているのが目に入った。

子猫の目には、私の存在は恐怖そのままのように写っているように見える。

ので、しばらくの間は構わないことで、ここは我慢と、見て見ぬふりを続け、子猫とのスキンシップは当分お預けとなった。

2016年11月13日

酉年年賀状のオートマタ試案

angel%26stork.jpg

2017年の酉年年賀状に使う、エンゼルとコウノトリの大きさ(オートマタの作り易さ)を念頭に、厚紙を切って試作してみた。

ジービーR2では、思いの外小さく作ってしまって、もう少し大きめだったらと、無駄な時間をたっぷり消費し、なおかつ自分の力量を無視した反省から、今後は着実に無駄なく仕上げられるように考えた結果、このような形の試作となった。

エンゼルとコウノトリの羽ばたき速度は違い、ここではせわしなく羽ばたくエンゼルの大きさが重要で、カラクリを仕込んでも、このサイズならギリ作れるように思える。

若干どころか、エンゼルが大きすぎるようだが、設計時にいくらでも変更が効くので、とりあえずのお披露目になった。

これから設計に入ります。

2017年01月08日

年賀状のオートマタ

2017nennga.jpg

一月もすでに8日だが、オートマタの設計は足踏み状態なので、順調に進んでいるとは言い難い。

年賀状のコウノトリとエンゼルは、別々に作ることにして、完成後に合体するが、コウノトリの羽ばたきがイマイチ。

先人の真似では納得出来ず、終日カラクリのことばかり考えている。

完成は今月中と決めていて、雑用などは家人に任せるつもりだったが、家内は3日に過労でダウン。

灯油、食料など雑用を一手に引き受け、イライラが募ります。

2017年06月27日

再開・木馬とペット1

whbp2.jpg

今年初頭から、体調を崩していたといっても、オートマタ制作をサボっていたつもりは無く、振り返って調べてみたら、この【木馬とペット】の再開が約一年ぶりだったのが分かった。

歳を取るにつれ、時間が経つのが早いと感じてはいたが、これほど時間の経つのが思いとは・・・・、うかうかとしていられないし、残り時間を腹に入れながら作業机の片付けにかかった。

気力体力が本調子でなくとも、机の上の山になっている工具や、制作途中の部品を整理くらいら出来ると行動を起こし、約半日かかりデジカメで撮って終了。

去年の7月半ばで止まっていた着ぐるみパジャマの子供や 、猫の切り出し部分の木片は、今年切り出したモノ。

設計図の見直しで錘部分のバランス(画面手前のH型は片方に錘が付きます)が変更部分となります。

これからの作業手順は、まず、子供や猫の成形作業ですが、これは体調と相談となります。

2017年06月30日

再開・木馬とペット2

wch%26p2.jpg

木馬に乗った着ぐるみパジャマを着た子供の成形に手間取る。

木馬の座面に子供の尻が着地するまで、成形が続きます。

着ぐるみパジャマの頭部は兎の耳が付くが、それより両手や顔、両袖から出た手も切り出さなければ、兎の耳の大きさが決まらない。

猫の成形も小さいから厄介である。その猫の乗る小児用の椅子も、去年は失敗続きだったのを思い出した。

 

2017年07月05日

再開・木馬とペット3

wch%26p3.jpg

幼児用の椅子作りに再々挑戦を始める。

右手の猫は数年前に頓挫した【羊牧場のイライラ猫】をモデルにして座らせてみた。

左にある猫がこのイライラ猫と同じようなポーズになります。

ジッポライターは、椅子の大きさの比較用に置いたもの。

幼児用の椅子に拘っているつもりはなかったが、家の近くの図書館の絵本コーナーにあった椅子のデザインに魅了されて作り始めたが、えらく手間取ってしまった。

自分の技量が追いつかなかったのが失敗の原因でもあるが、勉強になった。

幼児用の椅子に関してはようやく完成が見えてきました。

 

2017年07月06日

再開・木馬とペット4

wch%26p4.jpg

 

右端の椅子の脚のボンドが乾いた後、座面を上に乗せて接着してようやく手が離れ、幼児用の椅子が、完成になります。

2017年07月09日

再開・木馬とペット5

wch%26p5.jpg

木馬に乗った子供の頭と胴部の成形がほぼ終わった。

まだ、子供は完成ではないので、木馬に接着は出来ません。

この後は両腕に、顔と両手の成形が控えています。

今日中に完成出来ればいいのですが・・・。

2017年09月15日

再開・木馬とペット・6

rch%26p6.jpg

からくり台の材は、朴の木、ブナ、けやき、クリ、の4種類。

このからくり台のステージに乗るペットの犬の成形が、やっと完成に近づいてきた。

犬の前足の下にある小さな椅子とクッションも4つづつある。

前回ブログに載せたのは7月9日だったので、二ヶ月とちょっと間が空いたことになる。

今更遅くなった理由を述べても、言い訳にしかならない。

次は、この小さな椅子の上にチョコナンと乗る猫の成形があります。

2017年09月16日

再開・木馬とペット・7

rch%26p7.jpg

猫は天地38ミリ×左右26ミリ×幅18ミリなので、固定しなければ成形ができない。

直径8ミリの檜の丸棒を底に差し込んでポンドで固定。

一匹目を自作変形ヤスリで成形途中に一日が終了した。

2017年09月17日

再開・木馬とペット・8

rch%26p8.jpg

今朝は起き抜けに猫の成形をして、やっと一匹目が仕上がりに近づいた。

デジカメのシャッターを押そうとしたら、電源がつかない。

で、デジカメの充電に11時までかかり、ようやくブログに載せる事ができた。

撮影した猫を見て、まだ完成に程遠いことが分かる。

この後メガネとルーペを重ねて作業することになるが、

このメガネ用ルーペが作業中よくずり落ちてくるので、イライラとの戦いとなる。

 

2017年09月19日

再開・木馬とペット・9

rch%26p9.jpg

二匹目の猫に取り掛かって、成形の途中で昨日は時間切れでした。

一匹目の猫は、今のところ固定方法を模索中です。

完成を焦ったのが原因で成形ができません。

木馬とペットの作業再開に、二ヶ月も間を開けてしまい、時間が開きすぎたのがいけなかった。

イケマセンね。

 

2017年09月21日

再開・木馬とペット・10

rch%26p10.jpg

昨日は猫の尻尾の装着があと一歩というところで、時間切れとなった。

おまけに、一匹目の猫の固定方法がまだ解決出来ていない。

ということで、まだ四匹の猫の成形から離れられず、いつ頃完成出来るか目安が掴めません。

2017年09月25日

再開・木馬とペット・11

rch%26p11.jpg

ロッキング・ホース(?)と子供やペットは、まだ成形が済んでいません。

今回はオートマタのステージ下部のカラクリはギアの他、錘が追加します。

設計している時に欲が出て、動力にもっと無駄な遊びを入れたいと思い、木馬とペットのカラクリのは二点か、出来れば四点とも別な方法で完成してみようと考えています。

・・・・出来ればですが・・・。

2017年09月27日

再開・木馬とペット・12

rch%26p12.jpg

一匹目の猫が完成した。

右上の猫は今月17日に、焦って猫と椅子をボンドで固定したため、猫の頭部の調整が出来ないことに気づいて、成形方法を模索してた最初の猫です。

で、思い切って頭部と、椅子が付いたままの胴を慎重に切り離し、猫の頭部を5ミリの丸棒で固定して成形した後に、黒檀の首輪を挟んで装着して終了しました。

これで、4匹の猫がようやく完了。

猫のバックに、大きさの比較のためジッポ・ライターを置きました。

この後は、ロッキング・ホース(?)に乗った子供に取りかかります。

2017年09月30日

再開・木馬とペット・13

rch%26p13.jpg

木馬に乗った兎の着ぐるみを着た子供は、八割ほどの完成です。

が、これから仕上げの成形が大変で、気が抜けません。

2017年10月08日

再開・木馬とペット・14

rch%26p14.jpg

カラクリの錘を作る。材はブラックウォルナット。

ウォルナットだけだと錘にならないので、釣具屋で鉛のボール状の錘を買ってきて直径15ミリの穴に入れる。

左側と上の錘は、別のオートマタ用に作った錘だが、垂直に伸びた柄は五分の一ほど短くなって、再使用となります。

ここまで作って、家内を連れて義母の病室へ見舞いに出かけたが、駐車場に着いた途端携帯が鳴り、叔母の連れ合いが見舞中倒れたと千葉にある某病院の看護師から電話があった。

 幸いにも(?)先妻の間の息子が一緒に来ていて、席を外していたので、私に連絡がきたようで、とりあえず一安心。

入院患者より家族の方が先に参ってしまうケースが多々あると聞いているが、叔母の連れ合いの体が良くなるよう祈ることしかできない。

と、いうことで気が休まる日は暫く無いようです。

 

 

 

2017年10月20日

再開・木馬とペット・15

rch%26p15.jpg

木馬とペットのステージ下に入れる錘はほぼ完成した。

木馬を揺らすには、十分な重さがあるが、制作途中から錘を追加したものだから、全体のバランスを考えると、この錘では大きすぎるきらいがある。

 完成した後に、ステージの床にオモチャの車か飛行機を追加しなければ、バランスがとれません。

写真手前の左右にあるのが新しく作った錘だが、これも大きすぎるので作り直しになります。

2017年10月22日

再開・木馬とペット・16

rch%26p16.jpg

昨日は期日前投票と、生乾きの洗濯物を近くのコインランドリーに持ち込むなどして、一日の大半が過ぎている。

ここ数日は雨の中、投票所があるコミニティ・ホールの期日前投票で満杯の駐車場待ちの車の渋滞を目にして、投票を後日にするまでの時間の無駄遣い判断と諸々の雑用で、長時間の作業ができなかった。

で、【木馬とペット】に使う錘は、予備も含めて12個、それも中途で作業が終わっている。

2017年10月27日

再開・木馬とペット・17

rch%26p17.jpg

部屋の中でヤスリがけをする時、微細なパウダーがどうしても飛び散ってしまう。

困るのはパソコンやコンポの中に入り込むので、なるべく屋外でやらなければならないが、雨天や寒い日など、特にこれからの季節の場合などはどうしても部屋の中で作業になってしまう。

そこで十数年前に手に入れたライトが壊れたままになっていたので、コードや電球を取り外し、電球の傘の後ろを削って掃除機のノズルを差し込んで使うことにした。

写真は黒檀で直径3〜6㎜までの芯作りをしているところ。

大まかにカットした黒檀の棒をドリルに装着して、400番の紙やすりを板に貼り付けて丸棒を制作中のところです。

欲を言えば、もっと強力な吸引力があればいいのだが、とりあえず今までの環境より若干は良くなったようです。

2017年11月19日

再開・木馬とペット・18

rch%26p18.jpg

ここ三週間は、錘に拘りすぎたことで、おおいに時間を喰ってしまった。

試作した数種の錘は、上の写真の左端にあるが、大きさではそれほど変わりなく、下ステージのギアに引っかかってしまうので、使い物にならず無駄になった。

結局、釣具屋で買った錘と、最初の自作の錘のどちらかを選ぶことになっている。

2017年11月27日

再開・木馬とペット・19

rch%26p19.jpg

カラクリ作品を成形中、ピンポイントで成形出来るヤスリが少なく、困っていた。

で、完成間近の【木馬とペット】を横目に、ギア用や細部用ヤスリを、先週一杯かかって作り直しや、紙ヤスリの張り替えに時間を割いた。

写真はその一部で、全部で60本近くある。

今日から、時間軸で完成までこのホームページで更新します。

2017年11月28日

再開・木馬とペット・20

rch%26p20.jpg

市販のヤスリが使いづらいという訳ではないが、自分で作った道具のほうが、より早く手に馴染み、仕上がりも早くなるように感じます。

指物師だった養父が亡くなった時、父の道具を分けてもらいに見知らぬ職人が何人か来たと母から聞いたことがある。

仕事の合間合間に、ノコギリの目立てや、ノミや鉋の刃を一日中研いでいたのを、子供の頃の記憶として鮮明に目に焼き付いている。

その父が作った極小の特殊鉋が十数個手元にあり、宝物となっている。

いずれ使いこなせるようにと思ってるのですが、どうなることやら。

2017年11月29日

モクバとペット・21

rch%26p21.jpg

仮組み、修正、を繰り返し、ようやくここまでたどり着いた。

まだ、仮組みだが、今日はギア部と、ハンドルの持ち手をカリンに変えて完成する予定です。

2017年12月03日

木馬とペット・22

rch%26p22.jpg

ハンドル側の手前ギア台をボンドで接着し、クランプで固定中です。

2017年12月05日

 木馬とペット・23

rch%26p23.jpg

木馬と犬が乗る床の土台の片方を、ボンドで接着して、錘で固定中です。

完成が思いの外長引くのは、極小のパーツを見失うこと度々で、探しまわる時間に半端なく取られ、ストレス解消に半日もかかってしまうことがある。

その場合は、昔録音した落語演芸テープをBGMで流して、ストレスを解消している。

最近はほぼ毎日、作業中は休みなく落語演芸を耳にしている。

 

2017年12月09日

木馬とペット・24

rch%26p24.jpg

木馬後方とギアをつなぐ連結棒を穴に差し込んで、上ステージの床を定位置に置く。

両サイドの壁とステージの床をボンドで装着して、 クランプを使って一晩時間をかけ、頃合いを見てハンドルを回すが、スムーズに回転出来ない。

床を接着する前までは、引っかかりなく回せたので、どこに問題があるか見ている時、ポキッと嫌な音がして、錘と木馬前方を繋ぐ連結棒先端が折れてしまった。

クソッ。

練習では問題を一つ一つ解決出来て、本番の棒高跳びの、まさにバーを越えようとした瞬間に、棒が折れてしまった心境です。

2017年12月13日

木馬とペット・25

rch%26p25.jpg

木馬と錘を繋ぐ壊れた連結棒の修復方法を考えながら、上ステージの子供部屋にあるようなおもちゃを作る。

飛行機の翼左右33㎜×プロペラから尾翼まで34㎜×高さ15㎜。車は14.5㎜×21㎜×7㎜。

作っている時間より、極小のパーツを探す時間のほうが多かった気がする。

2017年12月14日

木馬とペット・26

rch%26p26.jpg

おもちゃの飛行機の車輪部分が、らしくなかったので昨日から気になっていた。

リハビリ訓練から帰宅後に作り変える。

ボンドが乾いたら、明日バリを取ってヤスリで成形することになります。

 

2017年12月15日

木馬とペット・27

rch%26p27.jpg

仮組みではスムーズな動きだったが、どこで間違えたのか、ぎくしゃくした動きの作品になっている。

発想では、木馬を揺らすベビーシッター犬はもっとユーモラスな動きに見えるはずだったんですが・・・・。

 もう一度、最初に戻って、設計から練り直す必要があるようです。

 

 

 

2017年12月16日

木馬とペット・28

rch%26p28.jpg

ギアの回転が、ボンドで組み立てた直後から引っ掛かるようになり、回転をスムーズにするには、解体しなければ直す方法が無い。

また、ギアの一回転で、木馬の前が床から浮き上がるようになっていた。

これも木馬前方の足の間の板と、下ステージの床をバネで止めて、浮き上がりを解決しなければならない。

ということで、今日からの修復は、天板の床と土台を外すことから始まります。

2018年01月04日

2018年賀状

happy2018year.jpg

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

今年は、頑張らず、怠らず、を目標に歩んでいくことになります。

昨年暮れから、カラクリ作品の修理に手間取り、ブログ更新を怠けてしまいました。

猛省してます。

  嗚呼!私にもっとiQがあったらなぁ・・・。

で、最近は頭の中で、

何があっても挫けずに、どんな時でも乗り越えてェ、

明るく、陽気に行きましょう、

  という、ギタレレ芸人・ぴろきの漫談のなかのフレーズが、繰り返し流れている。

・・・・・五月蠅くてなりません。

2018年01月08日

木馬とペット・29

rch%26p29.jpg

年末年始の忙しい中、合間を縫って少しづつ慎重に天板(上ステージ)と両サイドの支柱を、接着した木工ボンドだけをカッターやのこぎりで切る作業が終わり、やっと分解できました。

接着剤だけを切るのが大きな課題だったが、今回はうまくいきましたね。

おかげで、右腕の腱鞘炎から、肩にそして歯痛となり、連休明けの明日から歯医者通いの有り難くないおまけ付きの正月明けとなりました。

2018年01月10日

木馬とペット・30

rch%26p30.jpg

上床を外すと、ギアの回転は何の支障もなくスムーズに回転できる。

と、言うことは上床とギアを繋ぐロッドが床の穴に当たっていた ことになる。

次の作業は、上ステージの床穴を広げる事と、木馬前方と錘に繋げてあるロッド周りの修理になります。

修理する前に、左手の替わりになる抑えの固定台を、上ステージ用と下部用の二種類作る事になった。

 

2018年01月11日

木馬とペット・31

rch%26p31.jpg

急拵えの固定台を作り、木馬の前足の間と、錘をつなぐロッドの修復から作業開始です。

破損したロッドは作り直しになります。

錘側も大幅に直さなければならず、錘のバランス棒両側を繋いだ部分をカットするにも固定しなければ、余計なダメージが増えてしまうので出来ません。

で、バランス棒の下に入れる橋型の台を作り、固定台とバランス棒の間に入れ、カッターでカットして昨日の作業は終了した。

気の抜けない厄介な修復作業が続きます。

2018年01月15日

木馬とペット・32

rch%26p32.jpg

木馬とペットが乗った上ステージの、床に置いた飛行機と車は微妙な位置にあるので、固定台にぶつからないように慎重に裏返しをする。

その床がずれないように両端に竹串を指して固定した。

左写真はカラクリ部も直径4㎜の丸棒で固定してあります。

分解の原因となった木馬とギアを繋げるピン穴を、自作の極細ヤスリでピンが触れないように広げているところです。

2018年02月01日

木馬とペット・33

rch%26p33.jpg

木馬の前足と下ステージの錘に繋がるピンの修理は簡単にできたが、ピン穴に引っかかるフックの修理は、完成間近で折れたり何度も作り直しで日にちを重ねてしまった。

失敗続きで腐っていた間、雑用とリハビリやその他、母親に処分して欲しいと頼まれた大量の文庫のチェックがあり、そのなかにあった一冊に佐伯泰英著【酔いどれ小藤次留書】シリーズ三冊目の「寄残花恋(のこりはなよするこい)」を読み出したら止まらなくなり、近所の図書館で一作目の「御鑓拝借」から順に、18作目「正宗遺訓」までと、青春編の【品川の騒ぎ】まで借りて、雑用の待ち時間等を使って夢中して読んでしまった。

主人公は赤目小藤次という名の、来島水軍流の剣の達人という設定以外は、矮軀のうえ容貌魁偉、老齢で大酒飲みの研師で職人というのが、何やら他人様とは思えず、魅了された点にある。

が、青年期から晩年に渡って並外れた大酒飲みの男に、病が現れないというのは現実離れも甚だしく、不満が無いこともない。

  ともあれ、「木馬とペット」の修理はその間に、粗忽とテンションの熱(?)が収まり、言い訳になってしまうが、それで冷静になって工夫がついたように思える。

2018年02月08日

木馬とペット・34

rch%26p34.jpg

木馬とペットの問題点が分かったので、慎重に分解した。

子供の乗った木馬の後ろ足と、ギアを繋いだ連結棒が太かったことと、木馬後ろの穴と連結棒との隙間が無かったのでここを前後に広げれば、浮き上がりが解消できるようだ。

老母と老妻の雑用が自分のも含め、少しづつ増えてきているので、カラクリ作業になかなか手が付けられない日が続いていた。

少しどころか、効率的な時間の使い方の見なおしを迫られている。


 

 

2018年02月12日

木馬とペット・35

rch%26p35.jpg

ようやく最終段階に入った。

可動部の穴を塞いだり、仕上げの磨きに時間がかかる。

当初の錘部分はすっきりしたが、錘部の基礎を剥がすときに、下ステージの壁と床を少し傷つけてしまった。

傷付いた箇所を塞ぐことと、この間延びした空間に何を入れるかを考えた。

でその後、色々な案をひねり出したが、 結局乳幼児が歩くのに使うカタカタや、木製の車が着いたアヒルのオモチャを作ることにした。

 

2018年02月19日

木馬とペット・36

rch%26p36.jpg

上ステージの木馬に乗った子供が、歩み始めた頃のサイズに想定したカタカタがようやく出来た。

カタカタのサイズは、左右21㎜x奥行き29㎜x天地33㎜。

極小サイズの部品を机からうっかり落として、探し回る時間の方が、制作時間より多かった気がする。

 

2018年02月24日

木馬とペット・37

rch%26p37.jpg

下ステージの錘近くに置く、極小幼児用オモチャ二種類を制作中。

今まで作った付属オモチャのなかで一番小さい車と、アヒルに付ける車の車輪をカットする度、飛び散ってその度に探し回り、時間の無駄をまたしても作ってしまう。

対処法として薄板に 車輪に使う黒檀とカリンの、2.5㎜と3㎜の丸棒をボンドで固定し、頃合いを見て糸ノコ盤でカットしている途中で、完成前の休憩にする。

 

2018年02月25日

木馬とペット・38

rch%26p38.jpg

ようやく完成しました。

オートマタ作品第一号の記念すべき作品となりました。

からくりに目覚めて8年。

失敗に次ぐ失敗でしたが、それも大きな財産となったようです。

【木馬とペット】のラフスケッチが出来たのが、一昨年の1月15日。材料切り出しで始まりが1月31日になっていた。

その後、隠れていた病が現れたり、高齢の母親の介護が始まり、義母の施設入所や介護見舞い、家内のドライバーを努めたり等々で、再始動が昨年の6月27日。

それにしても、二年にも渡っての、この程度の作品では、恥ずかしい。

残りの組み立て途中の【木馬とペット】三つの完成を早めて、未完の【羊牧場】は今年中に手をつけられればと思っています。

2018年03月11日

木馬とペット収納・1

rch%26p39.jpg

【木馬とペット】のケース作りをするため、5〜6㎜厚の桐材を買いに、ドイトや島忠等に行ったが、残念ながら最近は何処へ行っても豊富に木材を展示している店が無くなっている。

また最初は角箱を考えていたが、ハンドル部が出ているので無駄に横幅が出て、不格好な箱になるので、どうしようかずっと気になっていた。

で、ヨーロッパの田舎にあるような民家の外観を真似て収納ケースにすることにした。

出っ張ったハンドル部は暖炉で覆って、煙突は収納の上蓋を持ち上げる為の取っ手に設計して、ようやく切り出しを始めたところです。

 

 

2018年05月18日

木馬とペット収納箱・5

rch%26p43.jpg

ここ三ヶ月の間、身内の四女の姉(85歳)、リハビリ仲間、ご近所の主婦も、突然彼岸に旅立っている。

今年は自治会の班長の役が我が家に廻ってきて、普段の日常?が一転、四女の姉のパートナーも姉に先立つこと9日前に彼岸に逝ったことで、事後処理に振り回されて、木工制作に時間がとれないどころか、手に付かない日が続いている。

写真は仮組の段階で、屋根部分の材にブラック・ウォルナットを使うか、オレンジ系のカリンにするか・・・・、作品を前に考えるだけで、肝心の手が動かない。

2018年05月21日

木馬とペット収納箱・6

rch%26p44.jpg

屋根はブラック・ウォルナットにしたが、適当な大きさのストックがなく、小さなブロックしか残っていない。

5〜6年前に買ってあった角材があったので、6㎜厚の板に5枚ほどスライスした後、木目を揃えて切り出し、ボンドで板状に接着した。

その後、壁面の装飾と屋根の梁を、屋根二枚のボンドが完全に固まるまで作業。

屋根の形状W22.5㎜xH10.5㎜の二枚を屋根に見立て、全体を整えて終了となる。

着ぐるみの兎の耳の先と屋根の梁の間に、もう少し余裕があれば良かった。

 

2018年05月23日

木馬とペット収納箱・7

rch%26p45.jpg

屋根片面を接着して様子を見る。

残り片面の屋根の板の寸法に思いの外、手こずったので休憩を取ってアイデアを練る。

また、これでは煙突が低いようだが、まだ完成ではない。


 

2018年05月25日

木馬とペット収納箱・8

rch%26p46.jpg

手こずっていた片面屋根を接着した。

残りは、煙突を完成して全体にバフをかけ、隙間を塞いで完成となる。

が、そう簡単に事が運べば、こんなに日数がかからなかったはずなんだが。

・・・・一抹の不安が残ります。

2018年05月28日

木馬とペット収納箱・9

rch%26p47.jpg

完成です。

これから細部を整え隙間を木工パテで埋め、バフをかける作業に入ります。

今月中に、邪魔さえ入らなければ、収納箱は三ヶ月ぶりに終了です。

2018年06月02日

木馬とペット収納箱・10

rch%26p48.jpg

ようやくゴールが見えてきたのに、問題が発覚。

完成が数ヶ月かかったので、ギアが変形してスムーズに廻らなくなっている。

どうやら湿気を含んで膨らんだようです。

今後カラクリに使う木製ギアは、薄くスライスして木目をずらして交互に貼り合わせて作ることになります。

2018年06月06日

木馬とペット収納箱・11

rch%26p49.jpg

作品の修復中、収納箱を固定する台を作らなくては、先に進めなくなった。

で、以前使わなくなった丸ノコ台を改良して、頑丈な固定台ができあがった。

ということで、あと数日で完成で・・・と思います。

2018年06月07日

木馬とペット収納箱・12

rch%26p50.jpg

この欧風型民家収納箱を作り始めた時、中にライトを入れてランプにしても面白いと思った。

他に欧風民家型のランプが世の中に存在しているか知らないが、気を入れすぎると失敗の元とのんびり構えていた。

が、今回は少しどころでなく、ノンビリしすぎて制作に間が開いた為失敗の連続だった。

こういったものは一気に作り上げた方が良いと、今更ながら反省してます。

灯りはペンライト二個を入れての撮影でした。

2018年06月09日

木馬とペット収納箱・13

rch%26p51.jpg

木馬とペットのカラクリ収納箱の完成。

不満は多々ある。

見ていると修正したくなってくる。

・・・・・困った。

 

2018年06月13日

木馬とペット収納箱・14

rch%26p52.jpg

欧風民家の収納箱の上側、二階部分を開けたときの風景です。

2018年06月18日

魔女とイライラ猫2点

mazyo.gif

今まで自分の技量以上のカラクリで、作業が一年近くかかった。

今回からは反省の意味を込めて、単純なカラクリ作品にすべく、空飛ぶ魔女と、モグラ叩き猫で再出発を考えた。

あまり凝らずを心がけ、よそ見や道草をせず、気を引き締めて取りかかるとします。

2018年06月27日

魔女作業準備・1

tempmazyo1.gif

今まで、カラクリを作る場合おおまかにラフ描きをしてから、ラフ描きのサイズで製図をおこして作ってきた。

今回はラフのままの大きさだと、魔女の顔を左右に振るカラクリにして作る自信がない。

で、数種類の大きさをコピーして手頃なサイズを厚紙で立体におこしてみた。

案の定、ラフの1.2倍のサイズが手頃なおおきさになるが、これ以上小さいと失敗を重ねる怖れがあり、大きくなると魔女に可愛げが無くなるかもしれない。

この厚紙の魔女をモビールにして、しばらく様子を見ることにする。

2018年07月03日

魔女をモビール?に

useless.gif

またしても気が付くと寄り道をしてしまった。

原因は箒にまたがった魔女のアウトラインが気に入らなかったこと。

立体にすれば不自然にならないのだが、 修正を何度繰り返しても、最初のラフに目がいってしまう。

で、気が付くとモビール(のような、やじろべぇのような)中途半端なゴミを作って、時間を無駄にしてしまった。

2018年07月22日

モグラ叩き猫1

molebeat.gif

今月の猛暑で3Dイラストの作業が進まない。

たまらず冷房をすると、最初は快適になるが、気が付くと体の自由が 奪われてしまって、日常生活が厄介になる。

で、騙しだまし【モグラ叩き】のオートマタの設計をして、昨日ようやく 完成なった。

通常はこれから各部の切り出し作業になるが、この暑さでは失敗が 見込まれる。

で、前々から作りたかったエンゼルや、ネズミ叩きの設計が出来ればいいが・・・。

試しに、以前切り出して、未完成の複葉機などを作ってみようかと、 この猛暑に立ち向かう気力体力の相談となる。

2018年11月20日

木馬とペット反省点

wooden-horse.gif

自分の技量以上の作品作りを目指した結果、一年で一作品も出来ない情けない結果となっている。

今後身の丈に合ったモノをと、始めだしたところです。

この「木馬とペット」も木製ギアが季節の変化で、最初はスムーズに回転できていたのが、完成時では引っ掛かりが起き、満足な出来とは言い難い作品になってしまった。

作りたいモノが次々頭を過ぎり、完成しないうちに設計し作り始めるので、未完成の作品が仕事部屋に溢れかえってきている

ここらあたりで一度立ち止まって、一つづつ仕上げなければなりません。

時間と体力気力との相談が始まりました。

 

 

2019年01月20日

整理棚その1

toolshelf.gif

仕事部屋に散乱している、工具や作りかけの作品を一箇所にまとめなければ、作品作りが前に進めなくなっていた。

彫刻刀、カンナ、ノミ、自作ヤスリ、黒檀やブナ、けやき、朴など小分けした木材や柘などの枝等々、箱や笊に閉まい忘れて、何処に何があるのか忘れほどの多さだった。

今まで作業中、必要な道具が見つからず、数時間どころか一日中探しまわり、何をやっていたか忘れて本を読み出したりして非常に効率が悪かった。

この整理棚も前々から作ろうと思っていたが、雑用や体調などの兼ね合いでなかなか手につかなかった。

で、ようやくここへきて完成の目処がついてきました。

写真は引き出し入れと棚兼用の整理棚の後ろ側になります。

2019年01月22日

整理棚その2

toolbox1.gif

部屋の模様替えのため、天井まで届く大きな本箱や中程度の本箱に収まっていた図鑑や資料などの本を移動したので、昨日の木工作業は休みでした。

作業用の整理棚はほぼ完成していたが、カメラに収める時間も取れず、リハビリを終えて帰宅後も別の部屋に本を移動していた為か、無理がたたって今朝は腰の痛みが若干出ている。

なにしろ、右腕一本だけで図鑑類や写真集を(山岳カラー名鑑など)一人で運ぶとなれば正直キツいのだ。

ところで今まで、探しもので時間を無駄にしていた道具類の引き出しの中身ですが、各段の一箇所に収納できた彫刻刀や自作のヤスリが収まっている。

これに収まりきれなかった使用頻度の低いモノは、物置の道具箱行きとなります。

四段目の引き出しの把手がまだ出来ていないが、これから作るか市販品の把手で間に合わすか思案中です。

2019年01月27日

整理棚その3

toolsherf1.gif

作業道具や木工材料を整理する移動整理棚が、一応完成した。

この程度の箱の完成で、一ヶ月近く時間を浪費した勘定となる。

とりあえずはこれで、今まで手が付けられなかった作業が始められると思ったところ、上から三段ある引き出し横の空間も気になってきた。

どうでもいいようだが、引き出しを作らなければならない・・・かな。

・・・・ヤレヤレ(ためいき)。

2019年01月28日

整理棚その4

toolbox2.gif

空きスペースだった机の下に、ようやく工具類の整理棚が収まった。

この整理棚の右側は、掃除機本体が鎮座していて、その手前はゴミ箱。

机下整理棚の全面は、足が入るスペースは十分に空いています。

目障りだった上から三段目までの小引き出しは、後日作ることにしました。

これでようやく、次のステップに進めます。

2019年02月05日

小作業台

s-stand.gif

デジカメを棚から取り出す。

フラッシュメモリを装着する。

重量約10キロのこの小作業台を、作業部屋から隣の部屋の窓際へ移動してデジカメに収め、パソコンにホームページの準備をする。

たったこれだけの動作で、二時間以上かかっていて今はえらくしんどい。

小作業台の制作過程がカメラに収められなかった理由は、ただただ面倒なだけなのだ。

デジカメで撮る以外にも手間を省略したのは、この小作業台の脚。

中古の市販の座卓の脚をそのまま使っています。

以前から不便だった刃物研ぎが解消して、これからはノミや彫刻刀を研ぐ台にしたり、用途は多種多様に使えます。

これから台や把手、底面にニスを掛けます。

 

2019年02月08日

小作業台その2

s-stand2.gif

ここ半年間、作品が一つも完成していない。

ブログを見返していると、言い訳が見え隠れしている。

当初の目標をもう一度肝に叩き込んで(?)、作業時間を大幅に増やし、日頃の時間の見直しを検討しなければなりません。

体調は戻りつつあるが、本調子になるには時間がかかるようです。

ま、無理せず弛まず過ごしていくことにします。

 

2019年02月19日

猫手の杖試作中

wsteck.gif

今まで使っていた右側の杖の取手が、度々床に倒していたのでグラついてきた。

使い心地も杖としてはやや重く、いつか造り直さなければならないと思っていた。

で、この杖の代替として、ネコ型の柄の完成を急いでいた。

削っては使い心地を試していたが、最近は作業のし過ぎで、右手親指の根本付近の筋肉痛が治らない。

完成には程遠いが、この弐工程くらい前の大まかな形の方が、使いやすかった気がしている。

このまま削り続けるか思案中です。

 

2019年04月06日

試作2種3点・1

trial-m1.gif

ここ一ヶ月以上、まる一日作業が出来た日はなかった。

何やかやと、小用雑用に振り回され、突き詰めて言えば 怠けていたと言えなくもない。

合間に、佐伯泰英の『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ 全51巻の再読をしたのだから、怠けていたと自覚しなければいけないところですね。

写真は奥が『ロッキングチェア』のオートマタです。

今までオートマタ作品の完成を焦って、中途半端に終わっていたので、 仕掛けの工夫を半立体で試作して、じっくり考えることにしたものです。

手前は牛肉の部位をパズル風に仕上げるつもりの牛です。

サイズは中程度とそれより若干小さいサイズ2点の作りかけです。

ここまで作るのに手順を間違えて失敗して、作っては壊しを繰り返し、瞬間湯沸し器の我が身を呪い、落ち込んでは気分転換と称して怠け癖を助長する毎日だった。

2019年05月01日

令和初日

reiwa1.gif

2019年5月初日、いつもの朝と何か違う。

カレンダーが切り替わったというだけだが、今まで染み付いた諸々(怠け癖やらよそ見等々)の殻を脱ぎ捨てて、さぁ今から再出発、という気持ちになってきている気がする。

で、作品は?と問われると、・・・・・のんびりと製作中。

ま、休まずマイペースを貫きますょ。

2019年05月19日

首振り?テーブルバイス

cat-cane1.gif

猫形把手の成形は、左手の替りにこの自在に動くテーブルバイスを使えば良かったと気づくまで大分日数がかかってしまった。

脳出血発症からちょうど10年、相変わらず左手は脳の司令を無視し続けている。

 が、病気と戦うなど大層な気持ちは無く、本来の性格は【Don't Worry, Be Happy】なのでその点大いに助かっている。

せめて3D作品の個展開催の目的が達成出来るまで、牛歩どころか蝸牛の歩みののんびりした前進でも良いと思っている。

この問題が解決するまで、バンドソーの仕上げ用と細工切断用の替え刃交換に酷い場合半日もかかっていたので、その解決方法を模索したり、ドリメルの細工ツールの整理台を作っていたりしていた。

その他、作業場の諸々の不具合を解決していたこともあり、サボっていた訳ではないのです。

右上端写真のCDは、ストレス軽減用の六代目笑福亭松喬の噺を集めて焼いたもの

最近はこの松喬さんと中田カウス・ボタンの漫才を聴いて、お笑いで癇癪を吹き飛ばしている。

2019年05月21日

バンドソー替刃調整法

band-sow.gif

バンドソー替刃のうち細工切断用を主に使い、替刃の幅が3.14ミリと、ごく細なので使用中よく断裂していました。

こんな時のため、細工用は複数用意しているが、うっかり買い忘れる時もあり、手元に無い場合は、仕上げ用の幅6.35ミリをやむなく使うのだが、交換装着後電源を入れてホイールの回転が始まると、すぐに刃が外れることが多かった。

これが細工用の交換もだが、サイズ違いの時は目も当てられないくらい失敗続きとなっていた。

下側ホイールはモーター軸に固定してあるが、上のホイールで替刃が外れないように調整が必要になる。

というのもバンドソー本体の裏側にある複数の調整ノブでホイール面を上下左右に修正し、固定する必要があり、ホイール面とテーブル面がきれいに直角90度になっていないと、回転した時に刃が外れてしまうのだ。

お手上げだった時は、卓上糸のこ盤を使っていたので、問題解決が先送りになっていたのは仕方がないとしても、バンドソーを使い始めて10数年、ちょっと情けないと猛省しとります。

で、上ホイール面をテーブルと直角に修正しやすくする調整用の十字を作ったので、片手でも楽に刃の交換が出来るようになったという訳です。

 

2019年05月30日

肘受け台途中経過

arm-lest.gif

ハロウインかぼちゃの作りかけが、部屋の隅に放り込んであった。

カラクリ作品の人間や動物の成形で、ルータービットやドラムサンダーを使用中、少しでもブレると作品がオシャカになってしまう。

で、仕方なく右手を固定するための脇息を作らなければならなくなり、作りかけかぼちゃの登場となった。

いままで成形は、ベルトソーや彫刻刀や自作のヤスリで十分だったが、完成間近に成形中の失敗が随分あった。

やむなくというか、こういったものを作らなければならなくなった訳です。

この脇息は完成ではないので、今後使っていけるかちょくと不安でもある。

2019年05月31日

肘受け台

arm-lest1.gif

ようやく右手用の脇息台は完成です。

肘受け台は10数センチ程、前後にスライド出来、造形しやすい角度に持っていけるようにした。

これから不具合を探りながら修正し、溜まりに溜まった宿題の制作に励むことになります。

2019年06月01日

ヤマショウビンの杖把手

capped-k.gif

心機一転。

6月最初の成形は、杖に取り付ける把手から始めることにした。

枝に見立てた杖に止まった鳥を、モズやカワセミで下絵を準備していたが、それより若干大きめのブッポウソウ目・カワセミ科のヤマショウビンを選んだ。

普段家で使っている杖は、把手部分が緩んできたり、外用の杖は家内から把手が剥げてきてみっともないから買い換えろとうるさい。

で、以前から用意してあったオニグルミやアカザの枝が7〜8本あるので、ヤマショウビンに合う枝を選んで早速作ることにした。

2019年06月02日

アカショウビン型取り

r-capped.gif

昨日一日で型取りが出来ると思っていた。

ところがバンドソーの機嫌が悪く、1〜2㎝ほど切り込みを入れる度にホイールからバンドソーが外れ、調節の繰り返しで結局昨日は一面だけの切り込みで時間切れとなった。

今朝はマシンは如何かと機嫌を伺っい期待もしたが、本日もご機嫌斜めだった。

結局糸のこ盤や縦長ベルトサンダーを使わざるを得なくなり、三時過ぎにようやく型取りが終わった。

杖に差し込んで眺めているうち、水性オイルの着色剤を使ってアカショウビンに替えることにしました。

2019年06月03日

アカショウビン・2

r-capped2.gif

昨日の夕方、愛猫ココが家出をした。

先代の雲隠れの半蔵は全てに渡って私が世話をしていたので、常にそばに居たし夜など一緒に寝てくれたが、ココは家内と息子任せなので、世話をしない私には体に触らせてもくれないのだ。

が、かわいいことに変わりがなかった。

外出は度々あったが、一晩帰らなかったことは無かったので家内共々心配をしていた。

本日午後は用事があって先ほど帰宅した直後、見計らったように放蕩息子ココが帰ってきて胸を撫で下ろしたところです。

な、訳で本日午前中までのアカショウビンの成形の成果はここまで。

なにせこのケヤキは殊のほか固く、愛猫同様言うことを聞かないが、じっくり愛でることにしている。

2019年06月05日

アカショウビン・3

r-capped3.gif

その後の結果報告です。

最近ハマっているR.D.ウィングフィールドの『夜のフロスト』を読んでいると、いつの間にかアミ戸を開けようとココが夢中になって戸をひっかいていた。

愛猫ココはまたしてもトンズラこきそうな御面相なのだ。

勿論鍵は放蕩猫の目の前でガラス戸を閉めてロックしておきました。

私のしたことに不満タラタラで、この後足音荒く二階に駆け上がっていきました。

ヒッヒッヒ。

 

2019年06月09日

アカショウビン・4

r-capped4.gif

杖の握り手にするアカショウビンの完成が見えてきた。

先日の水曜と木曜日は一日用事に追われ、造形作業が出来なかった。

その他の日も合間をくぐって、分厚い文庫本のR・D・ウイングフィールドの『夜のフロスト』は先ほどようやく読み終えた。

近年のテレビは、クイズや食べ物番組の他、必要もない知識を問う番組に加え、見る側を恥ずかしくするような野暮なCMが殆どなので、暇を見つけては本に齧りつく習慣が身についてしまった。

そんな訳で、把手部分を作っていて、ボンドが乾く合間の小休止に本に手を出して読んでいる始末で、大分完成が遅れていた。

アカショウビンの杖をはめ込む径は、前もって直径20ミリに開けてしまっていたので、最終的に選んだアカザの杖は若干細い。

で、把手がブレないように20ミリの木を埋め込む作業が一手間増えてしまったのだ。

この後、黒檀でアカショウビンの目を作ってはめ込み、水性着色剤でコーティングします。

2019年06月12日

アカショウビン・5

r-capped5.gif

アカショウビンに水性オイルステインで着色したが、異質な感じがしたので急いで剥がしてしまった。

色付けがケヤキの木目の美しさに負けているように思え、こんなだったら着色せずアカショウビンの嘴だけ、オイルステインでなくアクリルで色付けしたほうがいいかもしれない・・・と、どっちつかずの判断に迷っている。

アカザの杖にも着色したが、これは色味を間違えたので、この上から黒味のオイルステインか、もっと自然の風合いの色を塗ってみようと思っている。

2019年06月13日

アカショウビンの杖・完成

r-capped6.gif

アカショウビンがようやく完成した。

仕上がりは勿論満足とは程遠いものです。

試作途中、今まで作品作りをいかに怠けていたかが、身に沁みてよく分かりました。

手元の道具類を使い熟していなかった事と、手入れを怠っていた事。

迷走続きで、この程度の小物に二週間近くもかかってしまったというわけです。

アカショウビン作りの小休止時間に、杖として使えそうな枝に、動物の把手を取り付けていた。

どういう形が使いやすいか色々試作していて、右から二番目の猫の把手が使いやすいことが分かった。

次に杖の完成はオートマタ作品作りの合間に、この猫の把手に取り掛かるつもりです。

2019年07月07日

テーブルソーと布袋竹

tablesaw.gif

リハビリ仲間の方から、杖に使えそうな布袋竹がいっぱいあるから、使ってくれないか、というお誘いを受け、2〜30本ある布袋竹の中から数本、他に味わいのある枝を一本頂いてきた。

ここ数ヶ月、市販の丸ノコテーブルが欲しくて、だが、数年前自作の丸ノコテーブルで作業中、キックバックで、もう少しで大怪我する事があったので躊躇していた。

唯でさえ、右腕だけで作業なのに、このうえもしもと、グズグズ考えていたが、埒が明かないので結局先日手に入れてしまった。

作品完成に大幅な短縮が見込まれる魅力に負けてしまったが、後は自重と幸運のみ。

2019年07月09日

牛肉の部位

beef.gif

牛肉パズルを考えていたが、成形方法が見つからない。

で、各部位をカットした後、接着することにした。

牛の後方部のソトモモ、ランプ、ウチモモ、しんたま、トモスネの各部はまだカット出来ていない。

各部を接着したらパズルにならないが、成形出来なければいつまでたっても完成が見込めない。

モタモタ悩みながら把手作りを始めた頃に、R・D・ウイングフィールドの『フロスト警部シリーズ』の6作目「フロスト始末」にハマったのが運の尽き。

作品そっちのけで、リハビリや休憩の合間に1作目の「クリスマスのフロスト」から図書館で借り、気が付くとシリーズ全て読みきっていた。・・・猛省。

 

2019年07月12日

続・牛肉の部位

beef1.gif

切り出しがほぼ終わった。

キッチリ嵌めこめたので、パズルパーツの部位を接着しなくて済みそうかなとも思う。

強引に突き進むと失敗する可能性大。

ここは慎重にいかなければなりません。

2019年08月04日

カワセミモドキ

kingfisherlike.gif

連日の猛暑で、日中は何も出来ない。

日中どころか起床から就寝まで、こちとら体を冷やすと体が固まってエライ目に合う。

それがどういうことか想像に任すとして、何から手をつけられるかボーッとした頭を動かして、先日頂いた杖の握り手をカワセミにして、青息吐息?でほぼ完成した。

杖としてつかったが、バランス、使いやすさがどこか違う。

やる気を殺いでいるのを暑さのせいにして、とりあえず完成を目指すことにする。

2020年01月13日

牛肉の部位

oxmeat.gif

今年最初に手をつけたのは、半年前に作りかけていた牛から 始めることにした。

どうせなら牛肉の部位をパズルにと始めたが、左手の補助が無ければクリアできないことが多く、

工夫を考えていて思いの外日にちがたってしまった。

また、パソコンのご機嫌がなかなか治らなかったのも、ホームページ更新が遅れたことの原因の一つでもあります。

現在牛の脚の成形に難儀しているが、なるべく早く完成したいと思っています。

2020年04月24日

再開・木馬とペット1

r-wh1.gif

このオートマタ【木馬とペット】のアイデアは、ホームページを見返すと2016年1月15日に書き上がっています。

部材を切り出して、3Dを作り始めたのが一ヶ月後の2月1日で、その後青息吐息で一作目が仕上がったのが2018年2月25日。

何と二年もかかっている。

無理して背伸びをしたこともあって、残りの3つは中途で手が出なくなっています。

このほど無理せず、身の丈にあった仕掛けが出来そうなので、ゆるゆると再開することにしました。

 

 

 

2020年05月04日

再・木馬とペット2

r-wh2.gif

【木馬とペット】の設計見直しから、部材選び、切り出しを初めてから丁度一週間経った。

その間右腕の酷使?が原因かもしれないが、痛くて腕が真上に上がらなくなる。

その挙句、右脇腹の筋肉痛が起きてしまった。

毎晩の風呂あがりにシップで今は随分と楽になり、日常作業中に聞く上方演芸テープも薬になっている。

笑福亭仁鶴、松喬、仁智、いとしこいし、カウスボタン、レツゴー三匹、Wヤング、コメディ№1、矢野兵動、こだまひびき、珍しいところでは、こん松せんべい、里見まさと亀山房代、ハイヒール等、名前を挙げだしたら・・・キリがない。

関西から関東に居着いた知人や友人からは誂われるが、今ではこのくらいのエグい笑いが、私には丁度良い。

2020年05月07日

再・木馬とペット3

r-wh3.gif

  今までオートマタ作品は、黒檀、紫檀、カリン、カキ、ブナ、ケヤキ等広葉樹を使っています。

作品作りで、人間に例えると高学歴の優等生木材だけでなく、私のようなダメ人生をたどってきたような訳の分からない木(?)で何かひとつ別に作品が作れないかと、そんな変な考えが何時も頭の隅にこびり付いていた。

数年前に何の気なしに、庭に転がっていた枯れ木を板状にカットしたら、意外と木目に味があったのを思い出したので、仕舞ってあった箱から取り出して今回の絡繰に使うことにした。

当時、自然木で面白い形状のエアクラフトを作るつもりで採っておいたもので、木の種類は分かりません。

それを犬の形にカットしてベルトサンダーで整え、腕や足の板を削っていたところ、あちこちに虫喰いの穴(写真右下)があった。

木の芯までは喰われてないが、樹皮に近い部分の外側はかなりダメージがある。

しかし味のある木目を手放すには忍びないので考えていたら、基本のオートマタの仕掛けの試作に、寄り道をしていたことにようやく気が付いた。

ガリガリと一直線に突っ走っていたら気が付かなかったところです。

ということでイチからやりなおしとなりました。

 

2020年05月16日

再・木馬とペット4

r-wh4.gif

あと小一時間で、仕掛けを接合して完成です。

が、仕上がりを急いで失敗を重ねてきた苦い経験があるので、小休止することにしました。

これは仕掛けだけの試作なので、多少雑になったのは否めません。

また、思いの外時間を食ったのは、名が分からない枯れ木や古木が思いの外脆く、結局使い物にならなかった。

今回この絡繰に限って言えば、向いていなかった。

この作品でのオートマタは(と、言えるか)何度も試したが、ギアを使わないので何か物足りなさを感じています。

 

2020年05月17日

再・木馬とペット5

r-wh5.gif

少し物足りなさが残る仕掛けの完成です。

今までの悪癖だった【懲りすぎ】て作業が前に進まないことより、 仕掛けをシンプルに変えたのをヨシとしなければ次の作業に移れません。

とは言え、加齢とともに腕は落ち、作業時間が短くなり、休憩時間が増えてきているのが情けない。

おまけにここ数日、極小パーツだけでなく、モノを床に落として探しまわる日が格段に増えた。

またこの仕掛に取り付けようと思っていた肝心のオルゴールが、いつも置いてある所から消えている。

・・・・クソっ!

2020年05月19日

再・木馬とペット6

wh6.gif

外出自粛が長続きしている。

こういう時は何処の家庭でも断捨離をしているのか、集積所のゴミの量が以前より多い。

私も一時期、断捨離を目指していた。

が、成功していたら今の生活から笑いが格段に減っていたと思う。

今の私は、同居している家族の辛い顔を見るのが嫌さに、 また自分の気が落ち込んだ時に聞く1000本近くのカセットに助けられていると思う。

現在繰り返し聞いているのは、昭和50年ころから平成10年までのラジオから録ったカセットで、特に上方演芸から、ポジティブ思考を貰っていることを実感しています。

で、断捨離なんぞ糞喰らえなのである。

  またこんな時こそ新生【木馬とペット】の仕上がりを目指せば良いんだが、振り子を付けただけでは完成ではないので、この後どうするか。

昔の一作目の完成写真を見ながら、 壁掛けアナログ時計風の振り子の仕掛けにアイデアが行き詰まっているので、上方演芸を聞きまくって、気分転換とします。

2020年05月29日

再・木馬とペット7

wh7.gif

  外出自粛の間、施設に入っている母と義母の誕生日だったが、会うことが出来ない。

義母は家から車で10分の距離、母は館林で共に施設の世話になっている。

昨日は義母の100歳の、先月末は母の94歳の誕生日だった。

理想は子や孫、ひ孫に囲まれた自宅での生活が当たり前だったはずなんだが・・・。

日本は、いや自分はどうなってしまったんだろうか。

緊急時とはいえ・・・ただただ申し訳ないの言葉しか出てこない。

  その忸怩たる思いのなか、 木馬とペット新規まき直し版設計図が完成した。

体調と相談して取り掛かってから10日もかかった。

何から何まで・・情けない。

 

 

2020年06月01日

再・木馬とペット8

wh8.gif

6月に入った。

予定通り今月中にこの【木馬とペット】を全て完成させなければ、次の作品に進めない。

作りなおす箇所の木馬三点の解体を終え、猫が座っていた椅子は別材で作ることにして、作りかけの椅子(写真下中央)は破棄。

木馬が乗るシーソー(?写真右下)は予備に作り、別バージョンの控えとする。

古材の木目の犬(左下写真)は一点のみで、他はブナ材だが木目が捨てがたく、ダメージの多かった脚部は破棄して、虫喰いを避けながら前後の脚を余分に切っておいた。

時間がかかることは分かっているのだが、年を経てから往生際が悪くなってきたようです。

 

2020年06月02日

再・木馬とペット9

wh9.gif

木馬が乗る左右のシーソーの脚をつなぐ梁(4mmx12mmx30mm)の極小チップ9つを横に並べて、直径2ミリの穴を開ける。

このところ順調に作業をしているせいか、目に見えない木くずの極小パウダーがメガネに付着する。

水だけではきれいに洗い落とせないので、台所洗剤で落としていたが、度々のことでレンズに傷を付てしまった。

裸眼でも老眼と近視があるのでメガネが頼りなのだが、諸々の失策で体力の消耗が甚だしい。

作業工程の説明をするつもりがいつの間にか愚痴になっている。

困ったもんだわやい。

2020年06月05日

再・木馬とペット10

wh10.gif

早朝、施設にいる母から電話で、用事を言い使った。

県跨ぎはまだ完全に解除ではないはずだがと、とりあえずネットで調べた。

二ヶ月以上行っていないので、実家の郵便物その他の確認が気になっていたこともある。

これを緊急ということで、家内に急かされた格好で館林に向かった。

 最近は雑用で作業中断が度々ある。

用事は断固断って作業に集中したいのはやまやまだが、・・・・そうも言えない事情もある。

  ハンドルを握って出発すると案の定、国道に入ってすぐ緊急以外自粛の文字が目に飛び込んでくる。

車の流れは以前と変わらず、多いとも少ないとも言えた。

実家を目の前にして、玄関前や庭どころか、近所も雑草が蔓延っていた。

それでなくても、実家エリアは高齢者が多かったので、隣近所はここ数年空き家になっている。

で、日を改めて来なければならないと実感した次第です。

2020年06月09日

再・木馬とペット11

wh11.gif

高齢者の口癖に、「早くお迎えがこないかなぁ」や、「もう、何時逝ってもいいんだ」等のつぶやきを度々耳にするし、私もジョークで言ったりもする。

車でも長年乗り続けていればガタがきて当前で、廃車にならないだけでも御の字である。

その場の雰囲気や勿論本音ではない証拠に、

自粛に入った二ヶ月前は、リハビリ訓練に来る利用者の数が一挙に半数以下になった。

月〜金曜日の午前と午後組のリハビリ訓練に来る利用者は、80代以上が約半分。

驚くことに、その中には100歳で首相からお祝いされた仙人が一人いるという。

残りは70歳代が多く、主に女性の割合が多く徐々に増えてきている。

不思議な事に自粛になった時期も今も男性の割合が多い。

私の場合、週二回の午後組で通常は30人強の人数だったが、最近は16〜18人と徐々にだが増えている。

毎回チェアエクササイズやマシン等の運動で、実質3時間の訓練は疲れと慣れで訓練中は眠気との戦いになっている。

2020年06月14日

再・木馬とペット12

wh12.gif

とうとう関東甲信越が梅雨入りした。

梅雨の時期は曇りであっても、何時雨が降るか分からない。

ということで、屋外で電動工具を使うことは極力控えなければなりません。

まして自粛生活中なので、ご近所はゴーストタウンのように静かなのだ。

この静寂のなか、突然のモーター音は流石に気が引けたが、先日思い切ってテーブルソーを庭に出して作業をしてしまった。

ベルトディスクサンダーや、グラインダーなどモーターは程々の騒音だが、このテーブルソーはことに激しい。

テーブルに固定する並行定規が、使い慣れていないこともあって、木馬や犬などが乗る床板と床下土台のカットがズレてしまった。

上の写真はテーブルソー購入当時の作りかけだが、この直角専用マイターゲージを使っていればこんな失敗は避けられたはずだ。

ま、焦らず、梅雨明けまで課題は残したまま、デスクワークに励むことにします。

2020年08月31日

揺り椅子爺さん・1

gran-pa1.gif

7月末にパソコンが急に不具合になり、千葉にある修理業者に郵送で頼んでいた。

その後猛暑の毎日で、冷房にすると体の自由が効かなくなるので、クーラーをかけないでなんとか偲ぶ毎日だった。

そのような訳で、オートマタを作る気力体力は酷暑で削がれて何も出来ないでいました。

流石に一週間も続けると頑固も折れ、ドライの27度を付けたり消したりという日々に切り替えた。

8月はリハビリ訓練に通うのがやっとという体たらくで、パソコン修理を頼んでいる所に電話する気遣いも暑さですっ飛んでおりました。

で、二十日すぎに修理経過を電話して、それまでほったらかしていた愛機に月末に対面の運びとなった。

その間、メールや外部と連絡は遮断しており、仕事関係の方々にはご迷惑をかけ猛省しております。

振り返ると、あの酷暑のなか熱中症にならなかったのが不思議でした。

ヨレヨレの日々の結果はというと、写真は8月中ば過ぎまでの仕上がりです。

 

2020年09月01日

揺り椅子爺さん・2

gran-pa2.gif

今まで作ってきたオートマタは、例えば闘牛をテーマとした場合、闘牛士と牛をボックスの上部に作り、ギアを組み込んだボックス内部と繋げて、ハンドルで回して舞台上の主役たちを動かす方法だった。

今回のカラクリは、舞台の上の主役を振り子でゆったりと動かす方が、ハンドルで動かすより合っていると思えた。

で、今までの失敗から、今回はハーフサイズで作って、オルゴールやゴムバンドなど動力を数点ほど試作してみることにした。

・・・・出来ればのはなし。

これはあくまで試作なので、完成は数ヶ月になると思います。

・・・・言うは容易いが頭と体の接触が、・・・とぎれとぎれの日が多いのだ。

それでなくても、新型コロナ問題や、県跨ぎの高齢者施設へ面会だの、日々の雑用、猛暑疲れで体はヨレヨレでボロボロ。

ま、ノラリクラリと乗り切って、頑張りましょ。

 

 

2020年09月24日

揺り椅子爺さん・3

granpa3.gif

振り子の仕掛けが、とりあえず解決した。

この後は、どれだけ正確に切り出しが出来るかにかかっている。

  思いの外、日にちが長引いたのは、新型コロナ問題や大型台風の気圧の変化、実家の雑草刈り等、一病息災どころか二〜三病抱えての生活で体調はすこぶる良くないのだ。

この解決方法は、昔録り貯めておいた名人上手の演芸(落語・漫才等)をBGMで聞いていること。

作業しながら耳に入るので聞いているとは、言いがたいですね。

では、材選びから切り出しを初めて、試作完成にとりかかることにします。

2020年11月04日

揺り椅子爺さん・4

gran-pa2.gif

寒くなってきて、体調に気をつけて生活していた。

年をとると規則正しい生活・睡眠・食事は勿論、冬は特に血圧に注意しなければと思っている。

しかし、前回このホームページを更新した9月下旬はそれほど寒くはなかったが、数日後に70歳半ばの親類の一人が脳出血であっけなく彼岸に行ってしまった。

年寄りの憧れの常とう句、それこそ「ピンコロ」そのものだった。

そんなことがあった訳ではないが、私に残されている時間は残り僅かと自覚しているので、立体作品に取り組む時間が自然と増えてきている。

今回の振り子型オートマタでは、カラクリの仕掛けの設計を今まで以上に時間をかけていたら、11月に入っていた。

焦ることはないものの、もっと頭の回転がスムーズだったらと自虐の毎日なんですね。

2020年12月20日

木工作業滞る

SWS-330.gif

10月に入り、色々な事が我が身にふりかかってきた。

まずひとつ目は、写真のスピンドルサンダーだが、この秋に手に入れたモノでアマゾンから評価を聞いてきた直後、まだ未使用という頃に、我がPCがフリーズを起こしてしまった。

エライコッチャということで千葉の修理業者に預けたところ、何の問題もないということで戻ってきてしまった。

狐につままれたようでPCを起動すると、フリーズしたのが嘘のよう。

夏頃から木工作業はやっておらず、オートマタの設計を続けていたところまたフリーズ。

デスクトップの中を掃除機で掃除すると良いときいていたのでやってみたところ復活したので、これは木くずパウダーだけでなく、部屋に出入りした時のゴミが悪戯していたように思える。

ろくに作業部屋を換気しなかった私が悪かったのだ。

今後、木工作業は寒い時期は出来なくなったどころか、仕事場で木工作業は考えなおさなければならない。

ガラクタを詰め込んでいる物置を整理すれば何とかなるはずだが、ガラクタは私のだけではないので、あのパートナーを説得するには今の私の気力体力では自信がないのだ。

・・・・嗚呼!

2020年12月23日

振り子動力10種

galileo%27s.gif

今年もクリスマスイブ前日迄来てしまった。

カラクリ作品の完成が一点も出来ない、アッという間の一年だった。

ここ数年は頻繁に入院手術が続いたが、今年2月に右側の瞼の内側に胡麻粒大の脂肪(?)の塊を除去して以降入院は無く、定期通院の他は落ち着いた日々が続いている。

この時も2週間ほどの入院だった。

  写真は振り子型オートマタの設計図で、夏から現在まで5種類のカラクリをyoutubeを見て参考に書きだしたモノです。

オリジナルは揺り椅子に揺られている爺さんで、数パターンを5種類作ったが、同様に試験的にハーフサイズも作ることにした。

youtube動画では、Galileo's Escapementなど自分で作れそうな仕掛けをとりいれている。

他に、前作の『木馬とペット』の仕掛けがどうも気に入らず、全面変更に数週間使っている。

この約5ヶ月間は結果の無い日々が続いていました。

 

2021年01月01日

令和3年元旦

ox2021.gif

明けましておめでとうございます。

今年は良い年になることを祈って、初端に三代目桂三木助の「お神酒徳利』をカセットデッキに入れ、初笑から一日を始めました。

起き抜けに暖房をセット。

うがい手水に身を清め、血圧と体重を測りの、コーヒーを飲みながらテレビのスイッチを入れると、丁度朝日が富士山の真上から出てくるダイヤモンド富士の映像でした。

こう書くとスムーズに動いているようだが・・・愚痴を言うまい嘆くまい。

が、近年まれに見る気分のいい元日の朝でした。

2021年01月16日

砥ぎを中断

cultivate.gif

新型コロナ感染者が出て、昨日で一年目という。

生来のインドア派だから外出自粛は苦にならないが、しばらく道具の手入れを怠っていたので気にはなっていた。

この寒さで脳はやる気満々であっても体は別で、気力すら薄れかかっていた。

これでは道具類は宝の持ち腐れになると、今日はノミ鉋・彫刻刀の砥ぎをすることで気力を奮い立たせることにした。

 準備に小一時間掛かり、順調に砥ぎだしたはいいが、途中右手人差し指から血が出て止まらない。

ノミ数本と彫刻刀も、砥石と刃先に人指し指を押し付けていたので、ほんの数ミリの空きが傷を作ってしまったようだ。

片手だけの砥ぎはこの方法しか思いつかなかったし、一瞬の油断が中断を呼んでしまった。

片付けにまた小一時間掛かって後、気分一新。

傷が癒えるまで落語演芸のCD作りをすることにした。

2021年02月10日

木馬作りに挑戦・1

w-horse.gif

今月下旬で、脳出血でブッ倒れてから12年目に突入する。

発症した当初は、半年で元通りになって歩けるようになってみせるなどと、この病気の危険性を楽観視していた。

これはとんでもない間違いとすぐに気付き、精神的にしぶとく病気に負けないようにするには、フザケ倒して兎に角、腹の底からこの状況を笑い飛ばすことを自分に課してきた。

年甲斐もなく周りからバカかと思われても、これが年数を重ねるごとに精神的にしぶとく養われるようで、病気に負けない性格作りに役立ったと確信まで行かなくてもそう思う。

左半身麻痺でベッドに居た当初は、木馬を作ってみたいと家族や周りの人達に話したことを覚えている。

それが昨日の朝突然、作りかけの作品を横目に、プロトタイプを原寸大のダンボールで作ってみたいと無性に思って動き始めた。

まず、おおまかに新聞紙に木馬を書き厚紙に型をダンボールに張りと、11年ぶりに重い腰を上げることになった。

この絵の原寸大が適正かはまだ分からない。

が、体調と相談しながら進めることになります。

2021年02月19日

木馬の2(途中経過報告)

w-horse2.gif

木馬の頭部と胴体は、スピンドルサンダーが入っていた二層のダンボールがあったので、数枚重ねて木工ボンドで接着してから、糸ノコ盤でカットした。

二層ダンボールは重ねると意外と桐の集成材くらいの強度があるようで、うまくカットできた。

ところが、木馬の足下になる弓型の床面に使うダンボールは長さが70㎝以上必要なので手元に無く、市販のダンボールを買ったが、柔らかすぎて糸ノコ盤ではスムーズに切れなかった。

ここは本番で挽回することにしよう。

他の重要な、別件の作業と平行して続けることにして、とりあえず今日までの経過報告。

2021年03月07日

木馬の3(途中経過)

w-horse3.gif

先月中旬から、諸事情により自分の自由になる時間が取れなかった。

という訳で一昨日から木馬制作がようやく作業開始となった。

手始めに物置から子供が使わなくなった古いイーゼル一式を物置から出す。

その後木工用テーブルソーがある部屋から、屋外に出すまでの工程がえらく体力を削ぐのだ。

この電動機種を家の中で作業出来ない環境が、進行を遅らせている原因のひとつなのです。

この日は気力が充実していたのですぐに作業を始め、分解したイーゼルを各々の厚みに裁断。

このテーブルソーの騒音は半端く騒がしい上、木くずは驚くほど多く飛び散るので、終了後の掃除が大変なだ。

ちなみにこのテーブルソーだけは極狭の仕事部屋に入らず、別の部屋なので作業効率も悪く、全て終了した後は気力体力は無くなり何も出来ないのだ。

翌日はバンドソーで黒く変色したイーゼルの表面を、木馬の足と揺り椅子の底部の梁に使うためのカットをした。

その後、昔作った額縁を再使用するため、無駄な部位をノミで削る。

途中雑用で外出。

今日は各部の変色した表面や傷をベルトディスクサンダーで中食を挟んで延々三時間以上、またもやご近所に騒音を振りまいてしまった。

次に額縁の磨き作業半ばで本日のお開きとした。

2021年03月19日

木馬・4[仮組み]

w-horse4.gif

前回のこのブリグ更新の翌日朝に、施設の職員から深夜に母が転倒して救急車で搬送中と電話があった。

搬送先が決まったのが午前10時、入院と同時刻に間に合うようにと連絡を貰い、羽生総合病院に夫婦して駆けつけた。

CTやレントゲンの結果、股関節骨折と判明。

94歳の高齢で手術?と一抹の不安があったが、頭部その他はダメージは無いと説明があり一安心であった。

その後入院手続きから、股関節骨折の手術の説明や、術後は看護師から当人が靴下コート等の要求、ハンコを書類に捺印するだけに行った日などその都度病院や実家に往復する日々が続いた。

新型コロナの蔓延時期でもあり当然直接面会は出来ないが、術後20日ほどでリモートの面会が出来て、思いの外顔色が良かったので一安心となった。

羽生片道38km、館林まで片道50kmを行ったり来たりと、一昨日退院まで日を違えて10数回の遠出でハードな日々だった。

退院後は幸い世話になっていた施設で受け入れてくれたこともあって感謝、頭が下がります。

母の衣類の洗濯から買い物、動きの遅い私に変わって医者看護師の面談等女房一人に任せきり、ますます女房神さんには頭が上がらくなっている。

ということで、写真の木馬は仮組みをしただけで作業は前に進まず、弓型のダンボールは古材の桐に作り変えるか模索中です。

2021年03月25日

(仮)木馬の5

w-horse5.gif

雑であるが試作のための木馬は終了しました。

全高48.5㎝。

全長70㎝。

全幅26.5㎝。

座面から床まで32㎝。

座面は馬の首から背まで13㎝。

背凭れ幅10㎝です。かみさんは小さいという意見であった。

では市販の木馬3点をランダムに選んで平均すると、全高52,3㎝。

全長69.8㎝。

全福26.3㎝。

座面から床30.8㎝。座面馬の首中ほどから背凭れ後ろまで30.6㎝。背凭れ幅14.5〜26㎝。

この後、本式に作る場合はこの数値より1.2倍の大きさで作ることを考えています。

 

2021年09月12日

木馬再々試作・1

w-equus-a.gif

朝晩の冷え込みと長雨の日が続いたが、壁掛けオートマタのパーツは埃を被ったまま机の隅にある。

今年の春頃から何故か仁鶴さんの落語ばかり聞きながら日々過ごしていた。

近年は高座がら遠ざかっているので、近況が気にはなっていた。

が、突然先月17日、笑福亭仁鶴さんが彼岸に行ってしまった。

前々から仁鶴さんの噺をCDに焼かなければと思っていたのだが、雑用や体調を言い訳に怠けていたのだ。

先日ようやくラジオから録り貯めたテープからCDに入れる作業が出来た。

録音済みのCDを聞きながら徐々にだが気力が高まり、唐突に木馬が作りたくなってきた。

先ずは二層のダンボールで試作して、本造りすることとした。

近年は友人知己が知らないうちに彼岸に行ってしまい、年をとった寂しさを感じている。

仁鶴さんの冥福を祈ります。

 

2021年09月14日

試作変更

b-equus.gif

二層のダンボールで木馬を作り始めたが、途中でダンボールが足らないことが分かった。

で、急遽試作を変更することにしました。

サイズは大まかですが、全高60㎝x全長70㎝、座高33㎝、全幅32,5㎝です。

前回試作の木馬は3月25日にアップしています。

この時の木馬の全長70㎝は今回と同じですが、全高は48,5㎝、座高32㎝、全幅26,5㎝でした。

床の接地面の弓型は同じですが、試作では見た目が小さいという意見だったので、前回より大きくしています。

2021年09月17日

B案木馬の試作1

b-equus2.gif

今回は設計図を作らず、ラフスケッチから取った型紙から始めることにした。

初日は各部をおおまかに切り出し、ダンボール3〜4枚を重ねて木工ボンドで接着して終了した。

翌日は各部パーツを仮組みし、バランスを見ながら切り出し等をして一部修正をした。

本日はまだ上半部の座面と頭部や尾のパーツはボンドで接着していません。

この後、上部を全て接着した後、下部脚部の調整と修正を繰り返しながら全体のバランスを見ることになります。

 

2021年09月19日

B案木馬の試作2

B-equus3.gif

台風一過。

昨日までの愚図ついた天気から一転、 強い日差しで熱中症の心配さえ感じる陽気となった。

B案木馬の試作は昨晩ようやく手を離れた。

唯一拘った木馬の把手を、古い杖から流用して、首の付根近く座面に付けることで解決した。

この木馬は屋外用に考えていたので、濡れ縁の前にあるベンチや三和土に乗せて数枚撮ることにした。

デジカメを持ちだして移動中、振り向くと愛猫が後ろに見え隠れについてきて隙を伺っていた。

これだから油断ができないのだ。

愛猫が外に出ないよう気をつけながら、木馬の角度を替えて屋外から室内へ数度。

余計な神経や無駄な動きで運動量を使い切るほど、疲れる撮影だった。

結果は、ハレーションがの強い写真になったので、もう一度撮り直しをするか考えている。

2021年09月20日

B案木馬の試作3

b-equus4.gif

今朝は肌寒さで見が覚め、布団からようよう抜け出せた。

で、昨日の撮影の撮り直しから一日を始めることとした。

木馬試作の1回目と同じに、玄関で数枚撮ったが愛猫は二階から降りてくる気配がない。

それで当初の考え通り玄関脇に木馬を持ち出して撮ったうちの一枚です。

B案木馬のサイズは全高60.5㎝、全長72㎝、幅は31.2㎝です。

これから材料選びから始め、気力体力と相談しながら作り始める予定となります。

そろそろ完成品が出来なければイケマセンね。

 

 

2021年09月27日

木馬を作る・1

b-equus5.gif

木馬作りを始める。

試作完成から一週間が経っている。

その間の一番の体力消耗は、一ヶ月以上できなかった実家の雑草駆除と庭木の枝切だった。

その他諸々の雑用が私の気力体力を食い散らかして、ようやく時間が出来たのだ。

で、本題です。

木馬の頭部と座面の材は、厚み28mmの銀杏の板。

その他脚や尾、足台や床面に付く弓型のバランス(?)などは、7月半ばに解体した愛用の椅子のブナ材を使うことになる。

まず脚や弓型バランスの表面を整えることから始めます。

 

2021年10月03日

木馬を作る・2

b-equus6.gif

解体した椅子の後ろ側(背凭れ側)の、弓型バランスにあるホゾ穴の埋め込みが終わる。

床に接地する面の細長い溝を埋め込むか、手を入れずに表面を整えるか思案中です。

何にしてもモタモタと時間ばかり食って、完成がオボ尽きません。

2021年10月08日

木馬を作る・3

b-equus7.gif

水曜と今日の午後の陽気は紫外線が殊の外強く、真夏に戻ったような陽気になった。

今までのように極狭の部屋での木工作業は 、パソコン内部にダメージを負うので、今後はできるだけ外の作業とした。

一昨日は弓型バランスと前後の足の表面を整えたが、暑さと紫外線に負けて中途で作業を放棄していた。

今日は午前中に雑用を済ませた後、午後からベルトサンダーを外へ設えて作業を再開。

解体した椅子の骨組みのブナ材を木馬用に使うため各部の表面をベルトサンダーで整える。

別に馬の頭部と座面に使う銀杏の板も大まかにベルトサンダーにかけた。

次に、木馬の座面の背凭れ(尾)に使うカーブしたブナ板の表面を整えて、時間切れとなって残りは後日とした。

 

2021年10月10日

木馬を作る・4

b-equus8.gif

ここ数日の陽気と、木工作業に若干の無理が祟ったかして急に失速した。

それと、本日は52年前に白血病で逝った狛江の親友の祥月命日だった。

同じ画学生だったこともあり、芸大の試験に一緒に受けに行ったことがあった。

当時一人暮らしだった蒲田の狭い四畳半のアパートに奴が泊まりに来て、受験日の朝握り飯を作って 行ったことなど懐かしい思い出が蘇ってくる。

こんな日は静かにして、読みかけの文庫本、宮部みゆきの「ぼんくら」(下)を呼んで 過ごすに限るつもりでいた。

が、今日は妙にけだるい日で、何もやるつもりもなくダラダラした後、作りかけの木馬に手を出していた。

こんな時は失敗する確率が高いので、後でしっかり点検をしなければと思っている。

2021年10月15日

木馬を作る・5

b-equus9.gif

最近は笑い沢山の上方演芸ばかり聞いていた。

昔、ラジオから録音したカセットテープは、箱に入れて棚にぎっしり並んでいる。

それは昭和50年代からのものが多くて、二代目桂枝雀が東京へ進出し始めた貴重な音もあった。

また中田ダイマル・ラケットや、東京で言うと十代目金原亭馬生さんの最晩年のライブ高座が聞けた最後のラジオ演芸黄金期だったと思っている。

体調のすぐれない時などは、棚から箱を取り出して上方演芸でウサを晴らし、BGMでその時々、東西のお気に入りの噺家の高座テープを流していた。

そんな日常に、突然十代目柳家小三治の訃報を知った。

昔、人形町末広の演芸場の俯瞰透視図が描きたいと思っていた頃、六代目三遊亭圓生の「寄席切絵図」みたいなものを絵にしたくて、ある編集者に相談したところ、それなら小三治さんに詳しく話が聞けるのではと言う人が居てどのようにコンタクトを取ろうかと思い悩んで数年、突然の大病で入院の憂き目にあって頓挫したまま立ち消えとなった。

人間国宝になる前だったから、こんなお気楽な考えが浮かんだのだと、大病したことで大恥をかかずに済んで良かったと思える数少ないことのひとつである。

小三治さんの高座で、最後の記憶は東京落語会での高座が懐かしく蘇ってきている。

81歳・・・・辛いなぁ。・・・・ご冥福を祈ります。

上の写真は木馬の足をどのように強化するか思案中のもの。

2021年10月21日

木馬を作る・6

b-equus10.gif

昨日は母親の用事を済ませる事と、家の空気の入れ替えや刈纏めた雑草を始末する為群馬まで行ってきた。

10月中旬というに、11月の寒さと雨模様が続いたが、昨日はカラリと晴れた一日になった。

ということで、木工作業は遅れ気味で、今日から木馬の脚の補強に取り掛かることになる。

座面裏側にボンドで脚を接着し、両サイドからブナ材で挟んで脚を補強することにした。

写真は後ろ脚をボンドで目測で仮組したもので、かなりずれていた。

補強が完了したら調整して本組となります。

 

 

2021年10月30日

木馬を作る・7

b-equus11.gif

9月と10月は、晴れると何故か頻繁に群馬まで用事で行くことが多くなった。

昨日も母が入居している施設から緊急電話で、ワクチン接種の用紙が必要なので大宮にあったら、持ってきて欲しいとのことだった。

用紙一枚持って往復約100km強。

もう若くはないので帰宅後は快晴だったが、何もやる気が出なかった。

以前は、天気や季節を無視して極狭の室内でバンドソーや糸ノコ盤などの機械を動かして、木工パウダーを充満させいた。

いやはや乱暴この上ない。

その際2〜6ヶ月に一度の割合でパソコンが動かなくなり、パソコン内部を丁寧に掃除機で木工塵パウダーを掃除していた。

しかし今は、雨の日に電動工具を屋外に持ち出しての木馬作りが出来ないので、ストレスは溜まる一方なのだ。

粗忽者を自覚しているので、うっかり精密部品を吸い込んでパニックになってもいけないので、最近はほんの少しの作業でも、屋外に工具を持ちだして作業することにしている。

写真の木工用テーブルソーは一人で設置し、家人は一切ノータッチなのだ。

以前、道具を無断で使われ、げんのうの柄を折って物置に放り込んであったのを見てから道具類は家人に一切触らせないことにしている。

 

2021年11月03日

木馬を作る・8

b-equus12.gif

先月30日に続き、今朝10時に木工用テーブルソーを屋外に設置。

電動工具の中でこの機械は半端無く騒音が激しいので、近所迷惑を考えての始動となった。

このテーブルソーの重量は約20kg。

愛猫が脱走しないようガラス戸を開け、隙を狙う猫を牽制しながら屋外に設置する。

今回は一年前に買ったテーブルの天板を、木馬の一部に使うため切り分けることにした。

ブナの天板の幅は約90㎝×70㎝厚み19ミリ。

テーブルソーの天板は奥行57㎝約m1メートルなので、キックバックを注意しながら切断する。

木工用テーブルソーの屋外写真は、愛猫の脱走予防に気を取られてデジカメの準備を忘れて出来ず。

作業を終了し、掃除を終えたのが15時。

今回も木工パウダーが半端なく飛び散った。

パウダーを被った体を何度叩いても、右手しか動かないので左側の一部は撮り残ってしまうのだ。

 カミさんは洗濯物が汚れたとかで怒りまじりに、私の体を叩きまくって本日の終了となった。

 

2021年11月08日

木馬を作る・9

b-equus13.gif

木馬の要である四足が七割がた完成した。

午前中にデジカメで撮って、更新するつもりでパソコンを立ち上げたが突然フリーズした。

部屋ではなるべく作業を控えていたが、まるきり止めていた訳では無く、午後帰宅して夕方ようやく開通できた。

ヤレヤレである。

次は、左右両サイドの木ねじを塞いで、座面裏側に接着して要部分は完成する。

今月中に木馬を完成出来れば良いのだが、木馬が完成しても肝心のパソコンのご機嫌次第でホームページが更新となるので先のことは分からないのだ。

 

2021年11月13日

木馬を作る・10

b-equus14.gif

木馬の前脚側はからくも平行を保っている。

(デジカメがクリアに写っていないが、悪しからず。)

写真右側に置いてある後ろ脚は、手前にある脚が数ミリ短くなっている。

で、後ろ脚を平行に持っていくための調節をすることとなった。

本日はここまでで終了です。

続きは明日からの作業になりました。

 

2021年11月16日

木馬を作る・11

b-equus15.gif

コロナ禍で毎月あった定期検診が、3ヶ月に間延びして一年以上続いている。

病院に行った日は、リハビリ訓練は休んで欲しいという訓練所の通達を思い出して、昨日の午後は木工作業に当てることができた。

天気は快晴で屋外作業日和だが、直射日光が強くて紫外線で目が疲れる。

木馬の胴部は本日完成する予定だったが、寒さで体の動きが徐々に固くなってきたので、用心のため16時にやむなく終了となった。

2021年11月21日

木馬を作る・12

b-equus16.gif

ここ数日は屋外作業日とも言える日が続いています。

今日は胴部の四足の調節や、紙やすりで表面を整える作業に没頭することが出来た。

仮組みをしたところ、若干座面が後ろ側に傾きすぎている。

床面で調節した時は丁度いい角度に傾いていたのだが・・・。

 

弓型バランスに乗せた時に急角度になったのは、重心が後ろに行き過ぎているのだ。

先ずは弓型のバランスを完成させてから様子を見ることにする。

 

 ここ数日右腕の使いすぎ(?)で筋肉痛が激しく、夜中に目を覚ますようになっている。

来週半ば辺りに完成の目標を定めているが、天候次第でどうなることやら。


 

2021年11月24日

木馬を作る・13

b-equus17.gif

弓型バランス部が組み上がった。

この後は磨く作業に取り掛かることになる。

が、その前に胴部を乗せて様子をみた。

胴部の傾きは完成イメージ通りだが、背凭れの重量と比べると頭部の重量があるので、完成した場合若干重心が前側に移るように思う。

もう少し後ろ脚を短くしないと行けないかもしれない。

2021年11月28日

木馬を作る・14

b-equus18.gif

弓型バランスは解体した椅子の背凭れを、手を加えないまま使うつもりだった。

完成間近になってから、何か気持ちが落ち着かない。

 やはり作るなら満足するまで徹底して手を加えることにした。

 

解体したままの背凭れは、ホゾが細長く溝に掘ってあり、ホチキスの穴が無数に空いている。

そのままだと目に付かなくても、磨いてもキレイではない。

床に付く底面でも気になりだすとキリがないし、完成してから修正は面倒になる。

で、完成予定を伸ばして、埋めをすることにした。

2021年11月30日

木馬を作る・15

b-equus19.gif

予定では完成していることになっているので、取り敢えず仮組みをして様子を見る。

全体を見るに、首が細すぎるし若干上下に長いように感じる。

首はもう少し短く切り詰めることにしよう。

弓型バランスの手前の板はこの高さで足台になる。

両側に組む足台はこの板の三分の二程の長さになります。

 

11月も今日で終わり、晴天続きで屋外作業は出来たが、寒さで腰を冷やして痛みが常態化している。

また、今月は徐々にひび割れができて、親指から人差し指、後半は中指と小指までカットバンの世話になる始末。

ヤレヤレである。

 

2021年12月07日

木馬を作る・16

b-equus20.gif

 

幼児が両足を乗せる細長い板の足台を補強するため、L字の受けを接着しているところです。

完成が間近ですが、まだ馬の目や鼻の穴を開ける細々とした工程が残っている。

問題が無ければ後数日で完成!です。

2021年12月09日

木馬を作る・17

b-equus21.gif

背凭れを座面に接着した。

この後は馬の目や鼻の穴を付けて座面に組み込んで終わります。

凝り性の癖が現れなければ、今週末に完成です。

2021年12月11日

木馬を作る・18

b-equus22.gif

ほぼ完成です。

全体は組み上がったが、細部の調整や磨きがまだ残っている。

その後に透明クリアニスを塗って完成となります。

2021年12月15日

木馬を作る・19

b-equus23.gif

この木馬は体重6〜70kgの子供(?)が座っても壊れないように作った!・・・つもりです。

さて、この後隙間をパテで塞ぎ、透明クリア水彩ニスでコートして、やっと手が離せます。

この木馬作りは9月12日からがスタートだった。

何もない状態で、木材選びから始めて集中して作業すれば、一ヶ月弱で完成出来たと思います。

雑用も無く集中して作業出来ればのはなし、ですが。

2021年12月21日

木馬を作る・20

b-equus24.gif

穴埋めパテが終了。

左写真は木馬の下側と、右は後ろからのショットです。

パテが乾いた後、表面を磨くことになったが、指先のひび割れが何時迄も治らない。

で、表面を紙やすりで磨くことが徐々に出来なくなって本日の作業は終了となった。

2021年12月26日

木馬を作る・21

b-equus25.gif

パテ埋めの最終チェックをしていた午前中の出来事。

 隣町に住む次男の嫁さんから電話で、チョットだけ孫の面倒をお願いしたいという。

サンタのプレゼントを買いに行く為の理由であった。

木馬の完成間近というに、これには焦った。

 

屋外から家の中へバタバタと急いで入る(この程度でも私には大変な運動量なのだ)。

木馬は作業場横の日本間の隅に逆さに立てかけて、程なくして年長さんの孫の到来。

見られたらと覚悟していたが、抱きかかえていたぬいぐるみに夢中だったようで、ホッとするやら、無視されてがっかりするやらのクリスマスイブであった。

2021年12月31日

木馬を作る・22

b-equus26.gif

結局大晦日の31日に木馬が完成となった。

昨日は水性ウレタンニス(透明クリヤー)の二度塗りが終わった後、目玉もプリントアウトした写真用紙を切り取った簡易の目ではなく、全て木で作ってこの日は終了した。

本日早朝に起き出して、ニスの塗り残しをチェック。

その後、目玉を木工用強力接着剤のゴリラウッドグルーで接着したのが午前9時。

来年の準備等、家人の邪魔にならないよう出来ることをして、何やかやで木馬は15時半に完全に完成終了した。

この木工作業だけ出来れば言うことはないが、群馬の実家の管理・掃除等(施設にいる母親の見舞いもある)や、自分の家の雑用で大晦日まで木馬の完成が伸びていた訳だが、木馬作りで背中を押されていたようで、この間は体調は崩れることがなくまあまあの令和3年であった。

来年は、今度こそ中途で終わった未完成作品の完成を目指すつもりです。

2022年01月03日

令和4年正月全員集合は

2022year.gif

去年の正月の祝いは、記憶に残っていない。

メモをめくると、元旦の家族の祝はコロナ禍で見送りと書いてあった。

昨年暮れの28日に母がいる施設に行き、意外と元気で顔色も良かったが、

施設の遠慮もあり、家族集合を取りやめることを伝えていた。

 

いち早くコロナやオミクロンの終息を願うばかりである。

2022年01月15日

猫ちぐらのようなもの

cigura.gif

藁で作った猫の寝床を[猫ちぐら]・[猫つぐら]とも 言うとあった。

一年中、愛猫が夜中にベランダに出せという要求が通るまで、カミさんの ベッドの横でしつこく要求するという。

それが原因のひとつでは無いと思うが、この冬カミさんは体調を崩して数日前から腰を痛めていた。

今では家の中で杖をついて動くまでになっている。

で、木馬の試作に使った二層のダンボールが余っていたので、 外置きの猫ちぐらを作ってみた。

我が家では唯一猫の世話をしない者として、少しは愛情を示したつもりだが、この箱の匂いを一度嗅いだだけで 「フン!」と言った顔をして無視されている。

 今はこの猫ちぐらもどきの中にマタタビでも放り込んで、なんとか中に入ってもらえないかと算段をしているところだ。

2022年01月28日

木馬とペット再々開・1

wh-p1.gif

この【木馬とペット】は、二年前の夏に作り直しを始めたが、

4種のブナ・クリ等の部材からひとつだけ完成しただけで、残り3つは手付かずになっています。

何故か。

改良の余地があると思っているうち、別のアイデアが浮かび、寄り道(?)を始めてしまったこと。

二兎負うものは云々で、 結果頓挫の原因になったんですね。

 まだ他に[羊牧場]や[翼竜][闘牛][ツリーハウスのランプ]など、作りかけ頓挫作品は机の上に埃をかぶったままになっています。

作りたいものは次々に頭に浮かぶが、頓挫作品が増えるばかりで・・・困ったもんですわい。

 

で、大病してから12年。今年は初心に戻ってじっくり作品創りを再開することとします。

2022年02月04日

コロナワクチン接種券顛末

yokuryu.gif

1月上旬、唯一の動き手のカミさんが股関節をいためてしまった。

夫婦して杖を頼りの生活が1月末まであった。

群馬の実家に母親のワクチン接種の通知が届いているか、郵便物の確認が出来たのは2月に入ってからだった。

ようやく群馬まで行けると体調が確信できたのが2日。

最近、車はカミさんが同乗しなければ出せない決め式が出来てしまったので、致し方なく群馬へ。

実家からそのまま施設に接種券を届けるつもりだったが、郵送でお願いしますとのこと。

面倒だが昼飯抜きでとんぼ返りとなる。

翌日、母のケアマネージャーから電話があり、相変わらず元気と、ひとまず安心して速達で郵送した。

大宮市で通っているリハビリ施設の職員から数度、丁寧にも停止状況を知らせる電話がある。

その他雑用に追いまくられる。

こういった訳でオートマタの再制作は、途切れながらとなっている。

写真は動くキャラクターの魅力に目覚めた頃の初期作品二作目の【翼竜】です。

一作目は【闘牛と闘牛士】でしたが、手探りで始めた仕掛けは当然失敗続きだった。

その後、仕上がった作品は片手に余る程度だが、この翼竜も完成させるつもりですが・・・。

2022年02月06日

絡繰・翼竜

yokuryu2.gif

昔、子供の頃に見た映画で、ジョン・ウエイン主演でハワード・ホークス監督の【ハタリ】(1961)という映画が強く記憶に残っている。

「ハタリ」はスワヒリ語で「危ない!」とのこと。

アフリカで動物を捕獲する職人?たちの物語で、【ジュラシック・パーク】の元ネタになっていた映画です。

勿論CGなど無い時代なので、それにともなうあざとさも押し付けも無い好印象だけが体に残っている。

10年程前に、図書館でランフォリンクスの図版を見て絡繰を思い立ったのも、そんな記憶が残っていたものと思う。

調べると翼竜としては小型の部類とある。

両翼の幅が2メートル弱だが、フォルムを巨大化するとアイデアが色々浮かんでくる。

それなら両翼幅が9メートルの大型のプテラノドンがあるが・・・。

実は粗忽で両翼の寸法を大型種と勘違いして作っただけなのだ。

もう一度作りなおすとすれば、自分をもう一人増やさなければ作れないかもしれません。

が、いずれ再挑戦すると決めている。

2022年02月13日

カラクリ3D完成予定図

kabekake.gif

 

4年ほど前に4種類のブナやクリ等、3Dオートマタの土台の材質を替えて4つ全て完成のつもりでいた。

ところが、一作目を作り終えて、残り3つは未完のまま残っている。

何故か。

一作目を作るうえで懲り過ぎた結果、飽きてしまったのだ。

 その後数作品作ってみたが、全て未完成のまま埃を被って残っている。

如何にのんびり屋の私でも、何を作れば完成出来るか、自分には何が残せるかを考え続けていた。

 

で、 自分に合うカラクリを模索した結果、錘を動力にして動くカラクリを選んだ。

このカラクリの土台なら色々バリエーションが選べるというのが理由のひとつです。

製図を始めたのが昨年秋頃で、ようやく昨日、設計製図が完成した。

覚悟と言い訳のこれが完成予定図なのだ。

2022年03月09日

壁掛けオートマタ・1

rockin-h1.gif

迷いに迷ってようやく最終の原案の製図が完成した。

この図面通りに作る訳ではないのでフォルムは多少変わってくると思う。

これから簡単な試作品を作って、図面で見過ごしていたところを訂正していくことになります。

 

2022年03月14日

壁掛けオートマタ・2

rockin2.gif

実に数年ぶりに大宮駅周辺のデパートに行ってきた。

休祭日の繁華街の混雑は体に染みこんで入る位に分かっていたのだが、雌鳥突いての口で仕方なく車を出したのだ。

地下駐車場に車を停めるまでストレスは溜まりっぱなし・・・当たり前だ。

で、8階フロアに小一時間動き廻って(果たしてそう言えるか見解が分かれるが)左股関節が疲労で痛みに変わって来た。

普段如何に車に依存して、運動を怠けていたかを痛感した。

3月は上旬から不測の事態が連発して、体共に気が休まる日が無かった。

という訳で壁掛けオートマタの作業はまるきり進んでいないのだ。

2022年04月10日

壁掛けオートマタ・3

karakuri1.gif

ようやく作業に適した陽気になってきた。

一週間前までの寒さは気力体力が戻らず、そんな時の作業は無駄に時間が過ぎてしまいます。

で、試作は気が付くと4パターンも増えてしまっていた。

試作に4つは無駄と分かっちゃいるが・・・。

2022年04月29日

壁掛けオートマタ・4

karakuri2.gif

試作の壁掛け一作目・・・。

思いの外手間取り、ようやく仮組みにとりかかれた。

今までのオートマタと違って、動力の錘の調節が難く、問題が山積みである。

数日は微調節で頭を悩ますことになりそうだ。

 

 

 

2022年05月03日

壁掛けオートマタ・5

karakuri3.gif

22ミリの穴開けドリルビットを探すこと半月。

絡繰のパーツに外径22mmのボールベアリングを組み込むことが出来ず作業が前に進まないのだ。

三橋の島忠や高木と館林にあるホームセンターでも見つからず、

先日、与野ドイトでようやく手に入れた。

まではよかったが・・・。

ボール盤で作業を始めた直後、完成間近のパーツが粉々に割れてしまった。

失敗は想定済みなので、気を取り直して二回目も。

数日の苦労の成果が 泡と消える。

原因はボール盤の操作ミス・・・・のようだ。

写真は掃除後、気を静めながらの一枚。

2022年05月04日

壁掛けオートマタ・6

karakuri4.gif

写真手前の左端は、外径16mmのロールベアリングを組み込んだオートマタのパーツの一部。

その右は、22mmのドリル穴が空いたパーツ二点と外径22mmロールベアリング。

その横の部材二点は19mmのドリル穴と外径19mmベアリング。

16mmの方はベアリングが部材の穴にキッチリ収まっているが、

他の二点は同径の表示だが、ベアリングが部材から抜けて使いものにならない。

このドリルで開けたパーツの部材は使いきったので、ゼロから作り直すことになった。

そのため丸ノコテーブルを屋外に設置して、作業を始めて小一時間後。

製材板を買ってから大まかに小分けしておいたブナやブラックウオルナット等の、

ブロックを別の作品ですぐに使えるように切り分けていた。

 

で、注意に注意を重ねていたつもりだったが、

唯一動く右手親指を作業中に、丸ノコの先端に触れて指紋と肉を殺いでしまったのだ。

電動工具はこれだから恐ろしい。

暫くは作業が出来ないので、ミステリーでも読んで再出発を計ることにする。

・・・・・ッたく、ヤレヤレである。

2022年05月15日

壁掛けオートマタ・7

karakuri5.gif

10日前の指の怪我が、ようやく癒えてきた。

ゴッソリ無くなった親指の腹の肉は盛り上がってきたものの、

うっかり何かに接触すると痛みが走る。

右手で重い物を持ち上げたりしなければ、日常の不自由は若干であるが無くなった。

しかしカラクリの細かい作業はまだ無理できない。

この間、実家の雑用などで忙殺されたが、 最終の微調節を設計上で仕上げることにした。

気になっていた別バージョンの揺り椅子のデザインや、椅子と振り子を繋ぐ部分の微調整が終わった。

今後の予定は、梅雨が本格的に来ないうちにミニテーブルソー・スレッドを作らなければならない。

監視の許可を得て作れればのはなしだが・・・。

 

 

 

2022年05月30日

愛猫失踪5日目

karakuri6.gif

今月初旬にテーブルソーで親指の怪我を手始めに、木工作業が出来ないような事が起きていた。

作業中や部屋の掃除に必要不可欠なマキタの集じん機の吸い込みが半分以上になったこと。

群馬の実家の雑用を済ませた二三日後に、急の振り込みで館林支所に行く事になったり。

上尾のマキタ支店に集じん機を持ち込んで修理とメンテナンスを頼んだりして、徐々に傷の回復が順調になった矢先、今度は使用頻度が高いノギスが身辺から消えて数日探しまわって結果が出ていない。

そして今度は愛猫の失踪事件がおきてしまった。

5月は長時間、愛猫に留守をさせてこともあり、帰宅後は猫が家人に不満をぶつけることも普段以上あったが、日常は無視の対象だった私にまで横に来て、文句を言いに来たことがあった。

写真右は8年ほど前我が家に来た頃、左は数年前、脱走を頻繁にしていたやんちゃ盛りの頃。

今はただただ愛猫の無事を祈るばかりである。

 

2022年07月31日

テーブルソー用治具

zigu6.gif

あつものに懲りてなますを吹く。

ではないが、テーブルソーで怪我を回避するのに、 インターネットで見た使いやすそうな数種のプッシュブロックを参考にようやく完成した。

これだけ多く作る必要があったのか疑問だったが、猛暑の中ボーッとした頭では必要だったようだ。

壁に立てかけてあるミニテーブルソースレッドは、なるほど使いやすい。

が、左隅にある並行定規を跨いで使うプッシュブロックと隣のアジャストテーブルプッシュブロックは未使用なので、使い心地は後日分かるはず。

プッシュスティックの変形ブロック(?)二点も改良の余地がある。

テーブルソーそりだけはまだ未完成だが、大谷翔平のMLB観戦が無ければ出来ていたはずなのだ。

猛暑の中これくらいの休憩は良しとしなければやってられないのだ。

 

 

 

2022年09月23日

壁掛けオートマタ・8

kabekake8.gif

実に5月中旬から、紆余曲折があってようやくカラクリ制作の再開となりました。

ま、こういう時期もありです。

PCと同じ室内での木工作業には、木工パウダーはどうしても避けられない環境にあります。

PCを別の部屋に移せる余裕が我が家には無いのだ。

そのためPC内部に入り込むパウダーでフリーズする為、内部の基盤を掃除機でゴミを丁寧に除去する事で、時間だけでなく気力も半端無く消耗するのだ。

これから作るカラクリは、今までのオートマタと違い振り子が動力になります。

作業の遅れは丸ノコテーブルで使う数種のガイドの制作と、設計の見直しと修正が繰り返しあったための停滞でした。

ということで、これから【新型オートマタ】の制作にかかります。

 

2022年10月14日

試作途中

test3.gif

体調と相談して作業にはいるのですが、なかなか前に進めません。

それに完成を逸ると、今まで成功したためしが無い。

 

仕事部屋の電動工具類を別の部屋への移動は(家人のテリトリーを侵害する理由で)

出来ない。

また、今月から仕事部屋のパソコン内部に木くずパウダーの混入を避けるため、

ロールサンダーや、糸ノコ盤などは作業ごと屋外に運んで作業することしている。

これが余計に時間がかかる原因のひとつでもある。

・・・・困ったもんだ。

2022年10月27日

壁掛けオートマタ・9

kabekake9.gif

久しぶりの快晴で久しぶりに屋外作業が出来た。

今日まで4回程屋外作業があったが、デジカメで撮影するまでの体力が残っていなかったのだ。

それに、前回はテーブルソーで作業中、自作のテーブルインサートを破損。

電動工具の恐ろしさは重々肝に命じていたのだが、危うく怪我は回避できて冷や汗ものだった。

ということで、今日はパーツの作り直しからの再出発だった。

今日は紫外線が強かった為、デジカメの映像確認の時間が取れずゴチャゴチャした絵になってしまった。

About 04) 3Dカーツーン

ブログ「つだかつみのユーモリスト日和」のカテゴリ「04) 3Dカーツーン」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは03) それ行けラッキーです。

次のカテゴリは05) TOY・文房具です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35