インセクト・1...青梅と二匹の幼虫「スッパッ」
W94㎜・H74㎜・D20㎜ 材.ブナ
W94.5㎜・H75.5㎜・D20㎜ 材.ブナ
W94.5㎜・H75.5㎜・D20㎜ 材.ブナ
W190㎜・H149㎜・D20㎜ 材.ブナ
W112㎜・H86㎜・D19㎜ レストランで食事中に蝿を発見。
W111㎜・H85.5㎜・D19㎜ 材.ブナ
W112㎜・H84㎜・D19㎜ 材ブナ
W111㎜・H84.5㎜・D19㎜ 材.ブナ カメレオンも働くレストランでした。
W224㎜・H170㎜・D19㎜ 材.ブナ
W110㎜・H75㎜・D20.5㎜ 材、ブナ
W95㎜・H57㎜・D69㎜ 材、テグス、紙粘土にアクリルで彩色
W100㎜・H50.5㎜・D50㎜ 材、テグス、紙粘土とアガチス材にアクリルで彩色
W126㎜・H75㎜・D20㎜ 材、ブナ
W123㎜・H75㎜・D20㎜ 材、ブナ 「毎日毎日が退屈で・・・ァ・ァ・ァ、ならねぇ」
W125㎜・H74㎜・D20㎜ 材、ブナ つられて欠伸をした女の子を見たライオン「ゲッ、タスマニアデビルみたいな歯をしてる!」
W124㎜・H74㎜・D20㎜ 材、ブナ 「おお・・・コワッ!」
W250㎜・H149㎜・D20㎜ 材、ブナ
W126㎜・H117㎜・D19㎜ 材、ブナ
昔、大阪万博見物で大阪の堺にいる姉の家へ初めて行ったとき、このクマゼミという物体に遭遇。その鳴き声?は関東で聞き慣れたアブラゼミの比ではなく、関東生まれで良かったと思ったほどでした。が、生息域をじわじわ北上とのこと。関西芸人につづいてクマも・・・ですか。
W130㎜・H34㎜・D16㎜ 材、黒檀 Armadillo(アルマジロ)...o...O・・・?
W98㎜・H130㎜・D25㎜ 材、黒檀 Openbill stork(スキハシコウ)コウノトリの仲間。...k...?
W69㎜・H39㎜・D15㎜ 材、黒檀 Kingfisher(カワセミ)...r...?
W60㎜・H65㎜・D15㎜ Rabbit(ウサギ)...t...T?
W91㎜・H38㎜・D15㎜ 材、黒檀 Tortlse(カメ)...e...T?
W126㎜・H38㎜・D15㎜ 材、黒檀 Ermine(オコジョ)イタチのなかま。オコジョにしてはちょっと尾が太すぎました。
W105㎜・H121㎜・D29㎜ 材、黒檀とカリン。Eastern reef heron(クロサギ)...n...?
W83㎜・H35㎜・D15㎜ 材、黒檀 Nuthatch(ゴジュウカラ)五十雀とも...h・・・H?
W177㎜・H80㎜・D24㎜ 材、紫檀 Hippopotamus(カバ)...s...S?
W224㎜・H89㎜・D24㎜ 材、紫檀 Sea otter(ラッコ)...r...R?
W124㎜・H37㎜・D14㎜ 材、黒檀 Racoon(アライグマ)...n...N?
W84㎜・H38㎜・D14㎜ 材、黒檀 Nightingale(ナイチンゲール)サヨナキドリとも。スズメをひと廻り大きくしたヒタキ科の鳥。次のEから始まる7つ目の動物は猛禽類のサシバです。
W91㎜・H83㎜・D17㎜ 材、黒檀 Eastern buzzard(サシバ)鷲鷹類の中型の鳥。
W117㎜・H38㎜・D17㎜ 材、黒檀 Dusky thrush(ツグミ)秋にシベリアから渡ってくるスズメ目ヒタキ科の鳥。しりとりシリーズのトリも鳥から始まります。
W60㎜・H56㎜・D17㎜ 材、紫檀 Homed owl(ミミズク)...l...L? ペーパーナイフはミミズクの右側に、刃先を上に向けて収めてあります。また、左側には次に変身する動物の足が入っています。
W89㎜・H56㎜・D17㎜ 材、紫檀 Lesser panda(レッサーパンダ)しりとりはpandaのaで終わりました。この作品は変身過程がわかるように4つずつ並べて縦8段の棚に置き、子供二人を棚の柱に見立て、しりとりとりをしている形にして第16回ハンズ大賞に応募したものです。
「ヘイ、マスター。ワインを一杯ちょうだい」
「ちょと、いつふく(ちょっと、一服)」落語「明烏」の後日談。ウブな若旦那が、
W155㎜・H170㎜・D19.5㎜ 材、ブナ。元々がインドア派という事もありますが、子供時代に見て以来、現在まで出会うチャンスはあったものの、こういったスリムな蜻蛉を見た記憶がありません。
W212㎜・H147㎜・D20㎜ 材、ブナ。「おっと、どっこい」 というタイトルにしようか迷ったのですが、年齢と感覚がバレてしまいますね。
W83㎜・H128㎜・D63㎜ 工具箱の隅にあったワインのコルクやら、何に使っていたのか不思議で面白いフォルムの(モノ)を寄せ集めて作った名無しの鳥。二十数年前までバリバリのヘビースモーカーだった頃のたばこのヤニが染みついていて、かれこれ40年の付き合いです。
小さな水たまりを見つけ、急いでノドの渇きを癒そうとしたら、これが鏡の欠けら。突き出した口の先から痛みが全身に走って・・・という、人間界の粗忽者が昆虫界にもお仲間はいるのではないかという発想から出来た作品デス。
W76㎜・H96㎜・D20㎜ 材、ブナ。
W73㎜・H95㎜・D20㎜ 材、ブナ。こういった作品を作った当初は、締め切りに迫られて出来たもので、意味合いなど振り返って考えもしませんでした。が、改めて見返すと思い当たるフシが・・・。
W77㎜・H96㎜・D19㎜ 材、ブナ。昆虫シリーズを作っていたこの当時、生活環境や自分の殻まですべて壊して、再生したいという思いが強くあったようです。
W89㎜・H96㎜・D20㎜ 材、ブナ。で、結局、生来の怠け者の本領を発揮してシマイマシタトサ。
材、紙粘土とアガチスにアクリルで彩色。サイズは不明です。
ゴルフ・カートのレジャー施設版フットワーク・カーです。球体は発泡スチロールで、椅子の足は木材。それ以外は紙粘土とアクリル絵の具です。フットワーク・カーの広告用に製作したもの。
上の絵は立体作品を作る為の覚え描きのようなものです。
アイデアに詰まったときなどに、こういった設計図を筆の赴くまま描き貯めていたのが見つかりました。
このままでは立体は不可能ですが、麻痺のリハビリも兼ねていずれ形にしたいと思っています。
ところで、唐突に話題が変わります。
今月21日に落語家の立川談志さんが亡くなったニュースを23日の夕刊で知りました。
当日はリハビリ仲間のお年寄りの一人が突然身罷った事を耳にして、喪失感一杯の帰宅直後のことだったので、特に談志ファンでもないけれど落語好きの一人としてこのダブルパンチには参ってしまいました。
以前、教科書を主に出している教育出版(株)から、落語通信として落語好きの編集者、作家、イラストレーターなど友人知人に送っていた落語解説(のようなもの)を送っていた編集者の一人に教育出版の編集者もいて、一冊の本として残して貰えることになった時のことです。
いよいよ『競作かわら版 落語と江戸風俗』というタイトルで出版の目途がたち、なかで採り上げた落語家の一人に談志さんもいて、出版の許可を貰うため、共著の童画家と出版編集者三人で指定された浅草ゴロゴロ会館の楽屋に会いに行ったことがありました。
出版が2003年ですから、実際に会ったのは今から11か12年前 だったと思います。
当時まだ談志門下だった快楽亭ブラックの独演会に談志さんが助で出ているので、その合間にとのことで、三人ともガチガチに堅くなっていたのを覚えています。
出版するにあたって担当の編集者が、私が描いたオススメの噺家紹介の30数人にコンタクトを取ってもらったところ、談志さん一人を除いて全て電話で快諾してもらったと伺っていました。
編集者と挨拶に出向くにあたって、何か手土産をと、当人サイドの窓口の人から注文があったと聞き、談志さんへは何を持って行けばスムーズに用件が済むか考えましたね。
で、困ったときの大船が有り難いことに私の近くに居ました。いや、今も居てくれています。
で、早速某動物園協会編集部に当時在籍していた敬愛する女性、黒田恭子さんに相談したところ、談志さんはある外国メーカーの野菜ジュースがえらくお好みということで、当日一時間ほど前に銀座の、そこにしか売っていないという店も教えて貰って買っていきましたよ。
水モノでしたからかなりの重量で、重い荷物は苦になりませんでしたが、指の関節が痛かったのがいい思い出として残っています。
編集者と共著の童画家とは指定された日時の30分ほど前に、浅草ゴロゴロ会館前で待ち合わせして、受付でチケットを買って入ると、ブラック独演会もぎり(?)カウンター付近で、黒門付姿の外人と小学生の男の子がじゃれ合っていて、たぶんそれがブラック親子だったと思います。
時間がまだあるのでとりあえず客席に行こうということになり、二階はすでに満席で、三階テラスの狭い客席に腰を下ろしても、心は心ここにあらずの心境でしたね。
開口一番は記憶違いかも知れませんが談志さんの「堪忍袋」。
薄い壁一枚隔てた粗末な仕切りの長屋で喧嘩が絶えない夫婦のところへ大家が仲裁に入り、それでは堪忍袋を縫って袋の中に日頃の鬱憤をはき出せば、少しは気が休まるからと知恵を出す。この評判を聞きつけた近所の住人がひっきりなしに借りに来て、堪忍袋は満杯になって破けてしまう。
この噺のサゲで会場の音が割れた音響に加えて、お弟子さんたちが吹き込んだやる気のない悪態の粗末なテープが流されて一挙に興ざめでした。
談志さんが退席すると、編集者にそくされて楽屋へ、まさにトラの穴に向かう心境でしたョ。
廊下左の思っていたより広い六畳ほどの日本間に通され、目の隅に隣四畳半ほどの日本間に数人の男性が座っていて、その中に志の輔さんの顔を記憶しています。
で、大きな座卓を前にして中央に家元談志さんが座っていたんですね。
初対面の決まり切った挨拶の後、名刺交換と出版の許可を貰いに来た旨を編集者が説明すると、意外とあっさり許可が下り、自分で蒔いた種がこれで無事発芽するか、期待と安心がジワジワ一緒にきましたね。
ここでガチガチに固まった三人の前にお茶が出され、目の前の家元にそくされて茶を一口飲んだ途端、腹が落ち着いたのが分かり周りを見る余裕が出て、さっきから家元の周りでうろうろ動き回っているのがブラック師匠の息子と、私が今まで出会ったことがない不思議な雰囲気の中年男性が一人、不作法にも立って我々の横で見下ろしていたのが印象的でした。
ここでの詳しい会話は、聞き取りづらいボソボソした談志さんの小声で突然始まった「へっつい幽霊」で、全て他の雑談内容は消し飛んでしまいました。
まさかここで?道具屋夫婦の会話を、裏の長屋の厠の中で聞きつけた渡世人の熊五郎の登場から聞けるは!・・・。
残念ながら、かすかに聞き取れる程度の聞きづらい小声だったので、どこまで噺を続けたのか、どの段階で楽屋を辞したのか、あのときのおぼろな「へっつい幽霊」だけが耳に残って他ははっきり覚えていないんですね。
虎の尾を踏まなかった安堵感で、ブラックの落語を聴いて行くという二人を残して浅草駅へ、これでようやく出版してもらえるという歓びで一杯でした。
後になって「へっつい幽霊」をサシで聞けた幸運を同席した二人に感想を聞いたところ、何を話していたのか緊張とボソボソした声で分からなかったそうです。
当時、東京落語会のチケットをまわしてくれた電通の社員で、私と同郷の談志ファンに出版の許可を貰いに家元に会うことになったことを言うと、滅多にない幸運だからとさかんに言われ、何が幸運なものかと反発したもんです。
今は話題に上りませんが、バブル絶頂期に、一風変わったうるさ型の蕎麦屋の店主が評判を呼んだことがありました。
この評判を聞いて食いに行ったたグルメの知人の試食記録を年賀状で貰ったことがあります。
こだわりの手打ち蕎麦屋という店に入って出てきた蕎麦に箸を付けた途端、最初の蕎麦は汁をつけないで食うのが通だ!とか、どこそこの老舗蕎麦屋は二流だのセコだのと、自分の打った蕎麦のいかに上等かをまくし立てる評判の店があったとのこと。
こんな講釈を聞きながらだと旨い蕎麦も味もあったもんじゃありません。
自分の貴重な時間を潰してわざわざ出向いて自腹切って、店主の五月蠅い自慢たらたらの講釈なんざ効きたくないもの。という姿勢は蕎麦も落語も同じと、未だに落語を聞く姿勢は変わりません。
風邪の症状はどうやら回避したようです。
葛根湯と焼きニンニク・休養と睡眠で体調が戻ったので、風邪ではなかったのかも知れない。
あと数件だと思うが、昨日は年賀状を改めて作り直した。
なんにしても2015年は幸運の出だしのようです。
本年も体調管理と気力回復に重きをおいて生活することを目標に、無理せずカラクリ3Dカーツーンの制作に励んでいくつもりです。
先月中旬に、ユーチューブでアメリカDIY親父たちの映像を見ていたところ、パソコンが突然クラッシュしてしまった。
その後、今月に入って、起き抜けに4日連続で鼻血が出て、今度は私の方もクラッシュ?。
私の方はレーザー治療で対処してもらったが、それでも完治したとはいえず、医者の対応も心もとない。
愛機の方は積年の酷使が祟ったようで、原因は何となく理解できる。(レストアもろくにしなかったから、当たり前といえば当たり前かも)
さすがに使用者共々お蔵入りと覚悟したが、私の方はともかく、パソコンはリニューアルして再出発することとなった。
(鼻血の)原因が分からないというのは不気味だが兎も角、 騙し騙しの生活はまだ続けられそうです。
休載していたホームページが、あっという間に二ヶ月も過ぎ、このほど青息吐息で再開できました。
今までカラクリの試作品を数点作ってみたが、動きがパーフェクトに仕上がった訳ではなかったので、この辺で本腰を入れなければと、ホームページまで休んで取り組んできたのですが、実は・・・。
前作の失敗を踏まえ、【羊牧場】の4作品の内2作目は、設計図にあるハンドルを、向かって右壁に移動しています。
設計図ではハンドルの付く場所だったギア部分はまだ制作途中で、このカラクリで一番大きいギアを、三分の二の厚みにしなければうまく収まりません。
ヒツジの首が上下する軸が、回転する盤の面に収まらないので、設計図のミスが判明した訳です。
ホームページ用の画像を載せる機能が復活出来ました。
愛機のご機嫌が直ったようです。
これは5日前のカラクリ駆動部を反対側から写した画像です。
右側の円盤は、羊の頭部が上下する軸受けの盤で、ギアと同じように約三分の二の厚みに変更となり、設計図と違った余計な手間暇を取られました。
紆余曲折の末と、細かい部品が突然消えるストレスとの戦いで、予定の日にちが大幅に追加されることになってしまいました。
動物たちの床部分(駆動部天板)を乗せるまで、スムーズにギアが回転するかを、何度も試し、接着したところです。
駆動部はケヤキとマホガニーの他、真鍮のコードを使用。
黒檀材のネズミの胴体は約10㎜、尻尾は真鍮のコード、ブナ材で作った猫の前足から尻まで約18㎜、尻尾はカリン材で約22㎜。羊(鼻の頭から尻まで約90㎜)は顔と足が黒檀、胴は銀杏材で仮組の後、耳など細かい部品を付け成形して、最終調整で接着後、ようやく手が離れます。
仕上げは全体に磨きをかけて、完動品第一号の【ヒツジランド】(左右200㎜天地140㎜奥行き90㎜)は完成となります。
微調整中に、本来意図した動きとはほど遠いものになっていることに気づいた。
このまま続けても、結果が出ないと分かると、二ヶ月分の疲れがドッと襲ってきて、昨日はクーラーを入れ、パウダー状の木屑の床も構わず、横になっていた。
二作目は失敗作ではないが、成功といえるにはほど遠いモノとなった。
最終段階で早めに接着したのがアダとなって、今までの努力?と時間が疲れと共に襲ってきたわけです。
これはこれで壊さず、今後の制作姿勢の課題と戒めのため、残しておくことにします。
で、今日から気分一新。再々挑戦のため、設計図を見直し、弱点を修正から始めることにしました。
ホームページは休まずに、8月末の完成が目標です。
言い訳は見苦しいので、常に自重するように控えています。
が、この猛暑と気圧変動で・・・・・。
何処の会社のテレビCMか分かりませんが、「帰りたーい、帰りたーい、あったかハイムが待っている」というフレーズが、「サボりたーい、サボりたーい、」と変化して聞こえ、このフレーズが頭の中で暴れ回っている。
適当にサボり、ダラダラと生活をしてはいるが、自分を誤魔化し騙しながら出来たのがこの試作品。
先日、友人からのメールで、垂直の回転から水平回転にスムーズに伝えるには笠歯車が良いと提案があり、後押しをしてくれたのか、鞭を入れられたのか分からないが結果感謝となりました。
残念ながらまだ笠歯車を自作する技術がないので、苦し紛れで作ったのが上左側の変形笠歯車・・・に、なるのかなぁ。
たしかに、今まで作っていた右側の平歯車だと、歪みや正確さに欠ける歯がひとつでもあると、垂直回転から水平回転までの間に引っかかりが出来てよろしくありません。
この試作歯車だと厚みがダメージになり、使う場所が限られてしまう、また、平歯車より制作時間もかかり、工夫もより多く必要となる。
それにしても、試作品だからといっても、もう少し丁寧につくらないといけませんね。
今年も残りわずかとなった。
猿をテーマにしたオートマタ第一案のモンキーバイクに乗ったゴリラは、さすがに二週間弱の制作時間では無理。
この案に行き着くまでかなり迷走し、時間を無駄にしてしまった。
これから起こす設計は、自分の身の丈にあったシンプルなカラクリを心がけるので、凝って複雑な遊びの多い作品以上に、出来不出来を問われる作品になるかと思います。
怠け防止のため、前回と同じく、一日の作業量がどのくらいだったか、続けて載せることにします。
ようやく出口がみえてきました。
申年オートマタの動きが決まりましたが、まだこれから各パーツの製図があり、プリントアウトして第一段階が終わります。
その後、パーツ毎の材質選びがあり、大まかな切り出し等、細かい手順を踏んでいきます。
ゴリラの頭に乗った猿は、天地一㎝ほどの根付けサイズになり、時間の余裕があった場合のみ、作ることになります。
今年は暖冬ということで、ポカポカ陽気も今日まで、というテレビの気象予報士のニュースを聞いた。
体に強い負荷がかかっている身に、寒さは大敵なので、この異常気象は大歓迎でもある。
若干遅れ気味だった、猿年オートマタの製図が昨日深夜にほぼ完成した。
今日は各パーツの木材を決め、サイズに合った切り出しをしなければならない。
出来ればロールサンダーで表面をきれいに整えるまで行けば良いのだが、気象予報士にノンビリ親爺のスイッチを入れられ、今日もフル回転で動かなければならなくなった。
完成を焦ったのが原因かも知れないが、前日の無理が祟って、昨日の作業はトーンダウンしてしまったようです。
身の回りにあるホオやケヤキの他、数種類の部材をバンドソーでスライスしたが、何か物足りない。
昔、姉から貰った柱材が、物置にも捕ってあったのを思い出した。
柱材の種類は、檜なのか不明だが、カットすると思いの外きれいな木目だったので、これもオートマタの一部に、候補として使ってみるつもりで、スライスした。
ここまでで、作業が来客のため一時ストップ 。
作業再開は、体の方が言うことを聴かず、切り分けた部材にサンダーで整えるまでは出来ず、翌日に持ち越しとなった。
大まかにカットしたホオやブラックウォルナットなどを、ロールサンダーで表面を整えた後、今日は各部の材料選びからスタートです。
ゴリラの木材は、作る前から黒檀をイメージしていたが、作りかけの牛や仕掛けボックスなどに使っていて、黒檀のストックが切れていた。
で、急遽ブラックウォルナットで代用して、完成後にセピア色のワックスを塗る事にしました。
残り少ない制作日数を考慮して、材料の種類は、ホオやケヤキなど少なくして作ります。
それにしても、最近は朝、寝床から出るのが辛い通年の寒さになりました。
片付けながら作業をするのため、開始から10日過ぎてもゴリラの切り出しまでで、遅々として進みません。
今日から子供や猫など、細かいパーツの切り出しからとなります。
食事後に、歯磨きをしながらテレビを付けると、「スター・ウォーズ」の新作上映騒ぎ?がどの放送局からも流れて来る気がします。
昨夜もテレビで第1作目の放映があったようですが、この映画はテレビで見る映画では無いと、直ぐに消してしまいました。
30数年前のロードショウで見た感激の万分の一も、テレビの液晶画面からは伝わって来ません。
奇しくも先日、リハビリ訓練所で借りた曾野綾子の「なぜ子供のままの大人が増えたのか」という本のタイトルそのままの、ライトセーバー?とか言う灯りの棒を嬉々として振り回している大人たちを見ていると、・・・・・・他人のことは笑えませんが・・・。
気になっていた子供と、猫のバランスの設計が一部手直しとなった。
このことで各パーツにも影響したので、プリントするまで約半日をデスクワークに使った。
当然、作業時間が多く削られてしまいました。
いつ完成するのか分からなくなるという、いつものパターンが始まった。
細かいパーツがまだ4〜5個、準備出来ていませんが、昨日は大旨、作業が進んだといえます。
残りはバランスや主軸に、カラクリの中心部といえる円盤の台座まわりの切り出しと、サンダーで表面を整えるのみ。
ここから一気に完成を急ぐことが出来ればいいのですが、残念ながら今日と明日は、木工作業の時間がとれそうにありません。
床に接している弓なりの反り(何という名称か分からないので)が、左右が揃っていないので、作り直しとなった。
その他、ゴリラの胴や、子供の胴は、半分しか切り出し出来ず、昨日は予定の半分の仕上がりで時間切れとなった。
予定では明日の完成を目指しているが、不測の事態が起きなければ、何とかなるでしょう。
昨日までの成果が、この写真です。
完成は、本日午後の運動機能訓練を忘れていたため、日延べとなった。
もう、ここまできたのなら、じっくり取り組む以外に方法はありません。
年賀状の印刷に間に合うように、干支に当たった動物ををテーマにしたカラクリを作ろうと決めたのは、リハビリを兼ねた我が怠け病を克服するためだった。
リハビリの成果は出てきているようだが、怠け病の方は克服するものでは無いようです。
徒やおろそかに思いつきだけで自己改革などすると、つまらないモノを作ってしまうようです。
で、来年用のオートマタ3Dカーツーンが(まだ、油断は出来ないが)仕上がるかも知れません。
ただ、年賀状に印刷して宛名書きまでが、大晦日という粗忽丸出しのパターンになってしまいました。
申年オートマタ制作の最終日となった。
写真は昨日までの成果。
今日はひたすらエッジ磨きの日になります。
左上の写真は、装着前の子供の右腕、万力で固定してこれから磨くところです。
今回のカラクリ制作も、アクシデントの連続でした。
勿論、一番の原因は、段取りの悪さが原因ですが、その他にも制作開始時期等々、反省材料山積みでした。
これから年賀状用の撮影準備があり、急がなくてはなりません。
それでは、皆様良い年をお迎え下さい。
今年第一作目の3Dカラクリ・カーツーンのアイデア。
年賀状用に作ったゴリラの木馬?より、少し大きめのサイズになり、犬の前足と後足が固定した起点で、木馬は床に乗せたままになります。
早速、今日から始動です。
二週間ほどの制作期間を考えているが、・・・どうなりますやら。
製材所のノコギリの跡が残っている板の表面をきれいにする作業や、各部の切り分けをしたわりに、一日の成果が出ていないように見えます。
が、長年置き場所に苦労していた自作のライトテーブルの、場所の確保と棚板の切り分け作りも兼ねていた余分な作業も付いていました。
このライトテーブルは、左右が80㎝×60㎝、高さが16㎝ほどなので、さほど使用頻度少なかったわりに、さりとて捨てるに捨てられず、押し入れや、仕事部屋の隅など、置き場所に苦労した仕事道具でした。
で、結局、マップケースの上の、モニタの後ろに、落ち着くことにした訳です。
この棚板も部屋の中では出来ず、 昨日は晴天に恵まれていたので、屋外作業としては共に捗った一日でした。
次は、各部厚みをスライスする為、サイズ取りしていく地味な作業になります。
当日は午前中だけの作業なので、気がつくとタイムアップになっていて、いかに飽きずに続けていけるか、若干の不安が残ります。
木馬に乗った子供は、兎の着ぐるみパジャマを着せることに変更し、図面の書き換えから、本日が始まりです。
カラクリの台座部に使う板を、スライスしたが、20㎜圧の栗の板が、思いの外クセモノだったために手間取ってしまった。
愛用のベルトソーは、ノコと柱の間が18㎝弱しかありません。
使用する栗の板の幅は50㎝だったので、3つに縦割りで分けなければ使えない。
で、今回使用の板幅は18.5㎝あったので、数㎜分足らず、やむなく手動で堅い木用のノコを使ってカット。
その後ベルトソーを動かしたが、栗の目?のところでベルトの歯が食い込み、熱で切れてしまったので、新しいベルトを装着するのに1時間近く手間取ってしまった。
昨日今日と、頭を冷やす時間と回数が多かったので、健康にも良くありません。反省。
写真は今回使う各部の四分の三ほど。まだ完成までの道のりが遠いのです。
写真一番上の板は、右からブナ、ホウ、栗、ケヤキの四種類を使って、仕上がりの様子をみることにしました。
遙か昔に、新聞連載なった「レッツ・ゴー・ドン」の主人公の、その後のキャラクターが残っていた。
紙粘土で猫や、人物像など、随分作ったが、手元に残ったのは、この悪ガキだけになり、他の3D作品は全て嫁入りしている。
これを作った動機は、連続マンガのアイデアの手助けにと記憶している。
ロールサンダーの一番荒い目(40番)で、ケヤキをベルトソーで切った面を磨いたが、堅くて思いの外、時間がかかった。
表面をある程度きれいにしなければ、細かな割れも見つからないので、厄介だが必要な作業になります。
写真一番手前の、中央にある白い4枚の板は、昨日アップしたこれからカット、という三角形の固定台を接着した固まりをカットしたもので、荒仕上げで磨くと、いつまでも見飽きないほど美しい面があらわれた。
その他は、細かな割れが入っていたのもあったが、カットの仕方で面白い作品のアイデアも出てきそうです。
こういった作業は屋外でないと出来ないが、昨日は秋口とはいえ、日中は汗をかくほど暖かな日となり、まる一日、思いっきりパウダーを浴びた日となった。
作業部屋に転がしてあるハロウィンのカボチャを見て、一年前に作ったこの南瓜に、灯りが入らないという(私の作品の嫁入り先の)お嫁さんの注文で、卵形のLEDライトを入れる台を、虫喰いオニグルミの枝を切って作ることになった。
卵形ライトの幅は3.2㎜×44㎜。
切り株を摸した台に穴を穿ったが、写真右手の台のままで、何でも口にする乳幼児や小さな子供の居る家に置くには、気が引ける(写真右端のオニグルミ参照、私は自然のままの風情が好きだが)のでアクリル絵具の下塗りのジェッソを塗ってみた。
また、ライトを付けた時に、カボチャの中が黄色く光った方が良い、ということで、本意ではないが、ハロウィンカボチャにアクリル絵具で色を付けることになった。
大きめのリンゴ大のカボチャの中部全体に、色を付けるのは絵筆だけでは無理で、指先まで使って塗ったところで、時間切れになった。
化粧完了。
絵具が乾いた直後に、嫁入り先に向かいました。
木工作品は色付けせず、木肌の風合いや木目の美しさ、肌触りなどナチュラルナな作品作りに拘り、頑固一徹と誹られようが構わず、自己流?を押し通していた。
が、ことハロウイーンカボチャに関しては、木目や木肌など、こちらさんのご託は通用しなかったようで、カボチャはカボチャらしく、色付けをしなければならなくなった。
その上、一年前はカボチャだけの嫁入りだったのが、灯り台まで作るおまけまで付いてきた。
カボチャが帰ってきたら来たで、フォルムが気に入らず、何で嫁入りさせてしまったのかなぁ・・・と、遅すぎる反省となった。
で、仕方なく頑固一徹を返上、修整部は時間短縮のため、天然の石で作った粘土【アーチスタフォルモ】で 補強することにした。
成形のし直しやらが加わった今、速攻で作らなければならない来年用のオートマタの、製図すら始められない。
昨日は、カボチャの修整作業が出来なかった。
手や体を動かさなかったことで、アイデアが湧き、余計な遊びに飛びついてしまった。
アメリカ大統領選がほぼ決まりかけた頃、次男が突然生後二ヶ月のトラ柄の子猫を持ってきた。
二ヶ月ほど前に子猫の里親を、仕事先の職人から頼まれたと聞き、雲隠れの半蔵を亡くして閉塞感もあったので、家内には内緒で、引き受けていた。
家内と子猫のお見合いは、感の鋭い家内には、大旨分かっていたようで、愚痴を私らにぶつけながら、まんざらでもないようで、いそいそと世話を焼き、帰宅した長男に、子猫用の餌を買いにやらせていた。
子猫が安心するよう、小さな段ボールに水とトイレを入れ、一騒動後にタオルを段ボール箱に被せて就寝。
ところが、夜中に箱から抜け出したようで、私のベッドの足下や脇などで、小さな声で鳴き始め、気になって眠れない。
長男も鳴き声を聞きつけたかして一階に降りてきたので、二人して探し回り、ソファー下奥に居て見つけたが、手が届かないという。
今朝はまたどこかに移動したのか、子猫はまだ疾走中で、カボチャの完成が昨日からストップしている。
2017年の酉年年賀状に使う、エンゼルとコウノトリの大きさ(オートマタの作り易さ)を念頭に、厚紙を切って試作してみた。
ジービーR2では、思いの外小さく作ってしまって、もう少し大きめだったらと、無駄な時間をたっぷり消費し、なおかつ自分の力量を無視した反省から、今後は着実に無駄なく仕上げられるように考えた結果、このような形の試作となった。
エンゼルとコウノトリの羽ばたき速度は違い、ここではせわしなく羽ばたくエンゼルの大きさが重要で、カラクリを仕込んでも、このサイズならギリ作れるように思える。
若干どころか、エンゼルが大きすぎるようだが、設計時にいくらでも変更が効くので、とりあえずのお披露目になった。
これから設計に入ります。
一月もすでに8日だが、オートマタの設計は足踏み状態なので、順調に進んでいるとは言い難い。
年賀状のコウノトリとエンゼルは、別々に作ることにして、完成後に合体するが、コウノトリの羽ばたきがイマイチ。
先人の真似では納得出来ず、終日カラクリのことばかり考えている。
完成は今月中と決めていて、雑用などは家人に任せるつもりだったが、家内は3日に過労でダウン。
灯油、食料など雑用を一手に引き受け、イライラが募ります。
今年初頭から、体調を崩していたといっても、オートマタ制作をサボっていたつもりは無く、振り返って調べてみたら、この【木馬とペット】の再開が約一年ぶりだったのが分かった。
歳を取るにつれ、時間が経つのが早いと感じてはいたが、これほど時間の経つのが思いとは・・・・、うかうかとしていられないし、残り時間を腹に入れながら作業机の片付けにかかった。
気力体力が本調子でなくとも、机の上の山になっている工具や、制作途中の部品を整理くらいら出来ると行動を起こし、約半日かかりデジカメで撮って終了。
去年の7月半ばで止まっていた着ぐるみパジャマの子供や 、猫の切り出し部分の木片は、今年切り出したモノ。
設計図の見直しで錘部分のバランス(画面手前のH型は片方に錘が付きます)が変更部分となります。
これからの作業手順は、まず、子供や猫の成形作業ですが、これは体調と相談となります。
木馬に乗った着ぐるみパジャマを着た子供の成形に手間取る。
木馬の座面に子供の尻が着地するまで、成形が続きます。
着ぐるみパジャマの頭部は兎の耳が付くが、それより両手や顔、両袖から出た手も切り出さなければ、兎の耳の大きさが決まらない。
猫の成形も小さいから厄介である。その猫の乗る小児用の椅子も、去年は失敗続きだったのを思い出した。
幼児用の椅子作りに再々挑戦を始める。
右手の猫は数年前に頓挫した【羊牧場のイライラ猫】をモデルにして座らせてみた。
左にある猫がこのイライラ猫と同じようなポーズになります。
ジッポライターは、椅子の大きさの比較用に置いたもの。
幼児用の椅子に拘っているつもりはなかったが、家の近くの図書館の絵本コーナーにあった椅子のデザインに魅了されて作り始めたが、えらく手間取ってしまった。
自分の技量が追いつかなかったのが失敗の原因でもあるが、勉強になった。
幼児用の椅子に関してはようやく完成が見えてきました。
右端の椅子の脚のボンドが乾いた後、座面を上に乗せて接着してようやく手が離れ、幼児用の椅子が、完成になります。
猫は天地38ミリ×左右26ミリ×幅18ミリなので、固定しなければ成形ができない。
直径8ミリの檜の丸棒を底に差し込んでポンドで固定。
一匹目を自作変形ヤスリで成形途中に一日が終了した。
二匹目の猫に取り掛かって、成形の途中で昨日は時間切れでした。
一匹目の猫は、今のところ固定方法を模索中です。
完成を焦ったのが原因で成形ができません。
木馬とペットの作業再開に、二ヶ月も間を開けてしまい、時間が開きすぎたのがいけなかった。
イケマセンね。
カラクリの錘を作る。材はブラックウォルナット。
ウォルナットだけだと錘にならないので、釣具屋で鉛のボール状の錘を買ってきて直径15ミリの穴に入れる。
左側と上の錘は、別のオートマタ用に作った錘だが、垂直に伸びた柄は五分の一ほど短くなって、再使用となります。
ここまで作って、家内を連れて義母の病室へ見舞いに出かけたが、駐車場に着いた途端携帯が鳴り、叔母の連れ合いが見舞中倒れたと千葉にある某病院の看護師から電話があった。
幸いにも(?)先妻の間の息子が一緒に来ていて、席を外していたので、私に連絡がきたようで、とりあえず一安心。
入院患者より家族の方が先に参ってしまうケースが多々あると聞いているが、叔母の連れ合いの体が良くなるよう祈ることしかできない。
と、いうことで気が休まる日は暫く無いようです。
部屋の中でヤスリがけをする時、微細なパウダーがどうしても飛び散ってしまう。
困るのはパソコンやコンポの中に入り込むので、なるべく屋外でやらなければならないが、雨天や寒い日など、特にこれからの季節の場合などはどうしても部屋の中で作業になってしまう。
そこで十数年前に手に入れたライトが壊れたままになっていたので、コードや電球を取り外し、電球の傘の後ろを削って掃除機のノズルを差し込んで使うことにした。
写真は黒檀で直径3〜6㎜までの芯作りをしているところ。
大まかにカットした黒檀の棒をドリルに装着して、400番の紙やすりを板に貼り付けて丸棒を制作中のところです。
欲を言えば、もっと強力な吸引力があればいいのだが、とりあえず今までの環境より若干は良くなったようです。
木馬と錘を繋ぐ壊れた連結棒の修復方法を考えながら、上ステージの子供部屋にあるようなおもちゃを作る。
飛行機の翼左右33㎜×プロペラから尾翼まで34㎜×高さ15㎜。車は14.5㎜×21㎜×7㎜。
作っている時間より、極小のパーツを探す時間のほうが多かった気がする。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
今年は、頑張らず、怠らず、を目標に歩んでいくことになります。
昨年暮れから、カラクリ作品の修理に手間取り、ブログ更新を怠けてしまいました。
猛省してます。
嗚呼!私にもっとiQがあったらなぁ・・・。
で、最近は頭の中で、
何があっても挫けずに、どんな時でも乗り越えてェ、
明るく、陽気に行きましょう、
という、ギタレレ芸人・ぴろきの漫談のなかのフレーズが、繰り返し流れている。
・・・・・五月蠅くてなりません。
上床を外すと、ギアの回転は何の支障もなくスムーズに回転できる。
と、言うことは上床とギアを繋ぐロッドが床の穴に当たっていた ことになる。
次の作業は、上ステージの床穴を広げる事と、木馬前方と錘に繋げてあるロッド周りの修理になります。
修理する前に、左手の替わりになる抑えの固定台を、上ステージ用と下部用の二種類作る事になった。
木馬の前足と下ステージの錘に繋がるピンの修理は簡単にできたが、ピン穴に引っかかるフックの修理は、完成間近で折れたり何度も作り直しで日にちを重ねてしまった。
失敗続きで腐っていた間、雑用とリハビリやその他、母親に処分して欲しいと頼まれた大量の文庫のチェックがあり、そのなかにあった一冊に佐伯泰英著【酔いどれ小藤次留書】シリーズ三冊目の「寄残花恋(のこりはなよするこい)」を読み出したら止まらなくなり、近所の図書館で一作目の「御鑓拝借」から順に、18作目「正宗遺訓」までと、青春編の【品川の騒ぎ】まで借りて、雑用の待ち時間等を使って夢中して読んでしまった。
主人公は赤目小藤次という名の、来島水軍流の剣の達人という設定以外は、矮軀のうえ容貌魁偉、老齢で大酒飲みの研師で職人というのが、何やら他人様とは思えず、魅了された点にある。
が、青年期から晩年に渡って並外れた大酒飲みの男に、病が現れないというのは現実離れも甚だしく、不満が無いこともない。
ともあれ、「木馬とペット」の修理はその間に、粗忽とテンションの熱(?)が収まり、言い訳になってしまうが、それで冷静になって工夫がついたように思える。
ようやく完成しました。
オートマタ作品第一号の記念すべき作品となりました。
からくりに目覚めて8年。
失敗に次ぐ失敗でしたが、それも大きな財産となったようです。
【木馬とペット】のラフスケッチが出来たのが、一昨年の1月15日。材料切り出しで始まりが1月31日になっていた。
その後、隠れていた病が現れたり、高齢の母親の介護が始まり、義母の施設入所や介護見舞い、家内のドライバーを努めたり等々で、再始動が昨年の6月27日。
それにしても、二年にも渡っての、この程度の作品では、恥ずかしい。
残りの組み立て途中の【木馬とペット】三つの完成を早めて、未完の【羊牧場】は今年中に手をつけられればと思っています。
今まで自分の技量以上のカラクリで、作業が一年近くかかった。
今回からは反省の意味を込めて、単純なカラクリ作品にすべく、空飛ぶ魔女と、モグラ叩き猫で再出発を考えた。
あまり凝らずを心がけ、よそ見や道草をせず、気を引き締めて取りかかるとします。
今まで、カラクリを作る場合おおまかにラフ描きをしてから、ラフ描きのサイズで製図をおこして作ってきた。
今回はラフのままの大きさだと、魔女の顔を左右に振るカラクリにして作る自信がない。
で、数種類の大きさをコピーして手頃なサイズを厚紙で立体におこしてみた。
案の定、ラフの1.2倍のサイズが手頃なおおきさになるが、これ以上小さいと失敗を重ねる怖れがあり、大きくなると魔女に可愛げが無くなるかもしれない。
この厚紙の魔女をモビールにして、しばらく様子を見ることにする。
自分の技量以上の作品作りを目指した結果、一年で一作品も出来ない情けない結果となっている。
今後身の丈に合ったモノをと、始めだしたところです。
この「木馬とペット」も木製ギアが季節の変化で、最初はスムーズに回転できていたのが、完成時では引っ掛かりが起き、満足な出来とは言い難い作品になってしまった。
作りたいモノが次々頭を過ぎり、完成しないうちに設計し作り始めるので、未完成の作品が仕事部屋に溢れかえってきている
ここらあたりで一度立ち止まって、一つづつ仕上げなければなりません。
時間と体力気力との相談が始まりました。
仕事部屋に散乱している、工具や作りかけの作品を一箇所にまとめなければ、作品作りが前に進めなくなっていた。
彫刻刀、カンナ、ノミ、自作ヤスリ、黒檀やブナ、けやき、朴など小分けした木材や柘などの枝等々、箱や笊に閉まい忘れて、何処に何があるのか忘れほどの多さだった。
今まで作業中、必要な道具が見つからず、数時間どころか一日中探しまわり、何をやっていたか忘れて本を読み出したりして非常に効率が悪かった。
この整理棚も前々から作ろうと思っていたが、雑用や体調などの兼ね合いでなかなか手につかなかった。
で、ようやくここへきて完成の目処がついてきました。
写真は引き出し入れと棚兼用の整理棚の後ろ側になります。
部屋の模様替えのため、天井まで届く大きな本箱や中程度の本箱に収まっていた図鑑や資料などの本を移動したので、昨日の木工作業は休みでした。
作業用の整理棚はほぼ完成していたが、カメラに収める時間も取れず、リハビリを終えて帰宅後も別の部屋に本を移動していた為か、無理がたたって今朝は腰の痛みが若干出ている。
なにしろ、右腕一本だけで図鑑類や写真集を(山岳カラー名鑑など)一人で運ぶとなれば正直キツいのだ。
ところで今まで、探しもので時間を無駄にしていた道具類の引き出しの中身ですが、各段の一箇所に収納できた彫刻刀や自作のヤスリが収まっている。
これに収まりきれなかった使用頻度の低いモノは、物置の道具箱行きとなります。
四段目の引き出しの把手がまだ出来ていないが、これから作るか市販品の把手で間に合わすか思案中です。
デジカメを棚から取り出す。
フラッシュメモリを装着する。
重量約10キロのこの小作業台を、作業部屋から隣の部屋の窓際へ移動してデジカメに収め、パソコンにホームページの準備をする。
たったこれだけの動作で、二時間以上かかっていて今はえらくしんどい。
小作業台の制作過程がカメラに収められなかった理由は、ただただ面倒なだけなのだ。
デジカメで撮る以外にも手間を省略したのは、この小作業台の脚。
中古の市販の座卓の脚をそのまま使っています。
以前から不便だった刃物研ぎが解消して、これからはノミや彫刻刀を研ぐ台にしたり、用途は多種多様に使えます。
これから台や把手、底面にニスを掛けます。
今まで使っていた右側の杖の取手が、度々床に倒していたのでグラついてきた。
使い心地も杖としてはやや重く、いつか造り直さなければならないと思っていた。
で、この杖の代替として、ネコ型の柄の完成を急いでいた。
削っては使い心地を試していたが、最近は作業のし過ぎで、右手親指の根本付近の筋肉痛が治らない。
完成には程遠いが、この弐工程くらい前の大まかな形の方が、使いやすかった気がしている。
このまま削り続けるか思案中です。
ここ一ヶ月以上、まる一日作業が出来た日はなかった。
何やかやと、小用雑用に振り回され、突き詰めて言えば 怠けていたと言えなくもない。
合間に、佐伯泰英の『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ 全51巻の再読をしたのだから、怠けていたと自覚しなければいけないところですね。
写真は奥が『ロッキングチェア』のオートマタです。
今までオートマタ作品の完成を焦って、中途半端に終わっていたので、 仕掛けの工夫を半立体で試作して、じっくり考えることにしたものです。
手前は牛肉の部位をパズル風に仕上げるつもりの牛です。
サイズは中程度とそれより若干小さいサイズ2点の作りかけです。
ここまで作るのに手順を間違えて失敗して、作っては壊しを繰り返し、瞬間湯沸し器の我が身を呪い、落ち込んでは気分転換と称して怠け癖を助長する毎日だった。
2019年5月初日、いつもの朝と何か違う。
カレンダーが切り替わったというだけだが、今まで染み付いた諸々(怠け癖やらよそ見等々)の殻を脱ぎ捨てて、さぁ今から再出発、という気持ちになってきている気がする。
で、作品は?と問われると、・・・・・のんびりと製作中。
ま、休まずマイペースを貫きますょ。
猫形把手の成形は、左手の替りにこの自在に動くテーブルバイスを使えば良かったと気づくまで大分日数がかかってしまった。
脳出血発症からちょうど10年、相変わらず左手は脳の司令を無視し続けている。
が、病気と戦うなど大層な気持ちは無く、本来の性格は【Don't Worry, Be Happy】なのでその点大いに助かっている。
せめて3D作品の個展開催の目的が達成出来るまで、牛歩どころか蝸牛の歩みののんびりした前進でも良いと思っている。
この問題が解決するまで、バンドソーの仕上げ用と細工切断用の替え刃交換に酷い場合半日もかかっていたので、その解決方法を模索したり、ドリメルの細工ツールの整理台を作っていたりしていた。
その他、作業場の諸々の不具合を解決していたこともあり、サボっていた訳ではないのです。
右上端写真のCDは、ストレス軽減用の六代目笑福亭松喬の噺を集めて焼いたもの
最近はこの松喬さんと中田カウス・ボタンの漫才を聴いて、お笑いで癇癪を吹き飛ばしている。
バンドソー替刃のうち細工切断用を主に使い、替刃の幅が3.14ミリと、ごく細なので使用中よく断裂していました。
こんな時のため、細工用は複数用意しているが、うっかり買い忘れる時もあり、手元に無い場合は、仕上げ用の幅6.35ミリをやむなく使うのだが、交換装着後電源を入れてホイールの回転が始まると、すぐに刃が外れることが多かった。
これが細工用の交換もだが、サイズ違いの時は目も当てられないくらい失敗続きとなっていた。
下側ホイールはモーター軸に固定してあるが、上のホイールで替刃が外れないように調整が必要になる。
というのもバンドソー本体の裏側にある複数の調整ノブでホイール面を上下左右に修正し、固定する必要があり、ホイール面とテーブル面がきれいに直角90度になっていないと、回転した時に刃が外れてしまうのだ。
お手上げだった時は、卓上糸のこ盤を使っていたので、問題解決が先送りになっていたのは仕方がないとしても、バンドソーを使い始めて10数年、ちょっと情けないと猛省しとります。
で、上ホイール面をテーブルと直角に修正しやすくする調整用の十字を作ったので、片手でも楽に刃の交換が出来るようになったという訳です。
ハロウインかぼちゃの作りかけが、部屋の隅に放り込んであった。
カラクリ作品の人間や動物の成形で、ルータービットやドラムサンダーを使用中、少しでもブレると作品がオシャカになってしまう。
で、仕方なく右手を固定するための脇息を作らなければならなくなり、作りかけかぼちゃの登場となった。
いままで成形は、ベルトソーや彫刻刀や自作のヤスリで十分だったが、完成間近に成形中の失敗が随分あった。
やむなくというか、こういったものを作らなければならなくなった訳です。
この脇息は完成ではないので、今後使っていけるかちょくと不安でもある。
ようやく右手用の脇息台は完成です。
肘受け台は10数センチ程、前後にスライド出来、造形しやすい角度に持っていけるようにした。
これから不具合を探りながら修正し、溜まりに溜まった宿題の制作に励むことになります。
心機一転。
6月最初の成形は、杖に取り付ける把手から始めることにした。
枝に見立てた杖に止まった鳥を、モズやカワセミで下絵を準備していたが、それより若干大きめのブッポウソウ目・カワセミ科のヤマショウビンを選んだ。
普段家で使っている杖は、把手部分が緩んできたり、外用の杖は家内から把手が剥げてきてみっともないから買い換えろとうるさい。
で、以前から用意してあったオニグルミやアカザの枝が7〜8本あるので、ヤマショウビンに合う枝を選んで早速作ることにした。
昨日一日で型取りが出来ると思っていた。
ところがバンドソーの機嫌が悪く、1〜2㎝ほど切り込みを入れる度にホイールからバンドソーが外れ、調節の繰り返しで結局昨日は一面だけの切り込みで時間切れとなった。
今朝はマシンは如何かと機嫌を伺っい期待もしたが、本日もご機嫌斜めだった。
結局糸のこ盤や縦長ベルトサンダーを使わざるを得なくなり、三時過ぎにようやく型取りが終わった。
杖に差し込んで眺めているうち、水性オイルの着色剤を使ってアカショウビンに替えることにしました。
昨日の夕方、愛猫ココが家出をした。
先代の雲隠れの半蔵は全てに渡って私が世話をしていたので、常にそばに居たし夜など一緒に寝てくれたが、ココは家内と息子任せなので、世話をしない私には体に触らせてもくれないのだ。
が、かわいいことに変わりがなかった。
外出は度々あったが、一晩帰らなかったことは無かったので家内共々心配をしていた。
本日午後は用事があって先ほど帰宅した直後、見計らったように放蕩息子ココが帰ってきて胸を撫で下ろしたところです。
な、訳で本日午前中までのアカショウビンの成形の成果はここまで。
なにせこのケヤキは殊のほか固く、愛猫同様言うことを聞かないが、じっくり愛でることにしている。
その後の結果報告です。
最近ハマっているR.D.ウィングフィールドの『夜のフロスト』を読んでいると、いつの間にかアミ戸を開けようとココが夢中になって戸をひっかいていた。
愛猫ココはまたしてもトンズラこきそうな御面相なのだ。
勿論鍵は放蕩猫の目の前でガラス戸を閉めてロックしておきました。
私のしたことに不満タラタラで、この後足音荒く二階に駆け上がっていきました。
ヒッヒッヒ。
杖の握り手にするアカショウビンの完成が見えてきた。
先日の水曜と木曜日は一日用事に追われ、造形作業が出来なかった。
その他の日も合間をくぐって、分厚い文庫本のR・D・ウイングフィールドの『夜のフロスト』は先ほどようやく読み終えた。
近年のテレビは、クイズや食べ物番組の他、必要もない知識を問う番組に加え、見る側を恥ずかしくするような野暮なCMが殆どなので、暇を見つけては本に齧りつく習慣が身についてしまった。
そんな訳で、把手部分を作っていて、ボンドが乾く合間の小休止に本に手を出して読んでいる始末で、大分完成が遅れていた。
アカショウビンの杖をはめ込む径は、前もって直径20ミリに開けてしまっていたので、最終的に選んだアカザの杖は若干細い。
で、把手がブレないように20ミリの木を埋め込む作業が一手間増えてしまったのだ。
この後、黒檀でアカショウビンの目を作ってはめ込み、水性着色剤でコーティングします。
【木馬とペット】の設計見直しから、部材選び、切り出しを初めてから丁度一週間経った。
その間右腕の酷使?が原因かもしれないが、痛くて腕が真上に上がらなくなる。
その挙句、右脇腹の筋肉痛が起きてしまった。
毎晩の風呂あがりにシップで今は随分と楽になり、日常作業中に聞く上方演芸テープも薬になっている。
笑福亭仁鶴、松喬、仁智、いとしこいし、カウスボタン、レツゴー三匹、Wヤング、コメディ№1、矢野兵動、こだまひびき、珍しいところでは、こん松せんべい、里見まさと亀山房代、ハイヒール等、名前を挙げだしたら・・・キリがない。
関西から関東に居着いた知人や友人からは誂われるが、今ではこのくらいのエグい笑いが、私には丁度良い。
今までオートマタ作品は、黒檀、紫檀、カリン、カキ、ブナ、ケヤキ等広葉樹を使っています。
作品作りで、人間に例えると高学歴の優等生木材だけでなく、私のようなダメ人生をたどってきたような訳の分からない木(?)で何かひとつ別に作品が作れないかと、そんな変な考えが何時も頭の隅にこびり付いていた。
数年前に何の気なしに、庭に転がっていた枯れ木を板状にカットしたら、意外と木目に味があったのを思い出したので、仕舞ってあった箱から取り出して今回の絡繰に使うことにした。
当時、自然木で面白い形状のエアクラフトを作るつもりで採っておいたもので、木の種類は分かりません。
それを犬の形にカットしてベルトサンダーで整え、腕や足の板を削っていたところ、あちこちに虫喰いの穴(写真右下)があった。
木の芯までは喰われてないが、樹皮に近い部分の外側はかなりダメージがある。
しかし味のある木目を手放すには忍びないので考えていたら、基本のオートマタの仕掛けの試作に、寄り道をしていたことにようやく気が付いた。
ガリガリと一直線に突っ走っていたら気が付かなかったところです。
ということでイチからやりなおしとなりました。
あと小一時間で、仕掛けを接合して完成です。
が、仕上がりを急いで失敗を重ねてきた苦い経験があるので、小休止することにしました。
これは仕掛けだけの試作なので、多少雑になったのは否めません。
また、思いの外時間を食ったのは、名が分からない枯れ木や古木が思いの外脆く、結局使い物にならなかった。
今回この絡繰に限って言えば、向いていなかった。
この作品でのオートマタは(と、言えるか)何度も試したが、ギアを使わないので何か物足りなさを感じています。
外出自粛が長続きしている。
こういう時は何処の家庭でも断捨離をしているのか、集積所のゴミの量が以前より多い。
私も一時期、断捨離を目指していた。
が、成功していたら今の生活から笑いが格段に減っていたと思う。
今の私は、同居している家族の辛い顔を見るのが嫌さに、 また自分の気が落ち込んだ時に聞く1000本近くのカセットに助けられていると思う。
現在繰り返し聞いているのは、昭和50年ころから平成10年までのラジオから録ったカセットで、特に上方演芸から、ポジティブ思考を貰っていることを実感しています。
で、断捨離なんぞ糞喰らえなのである。
またこんな時こそ新生【木馬とペット】の仕上がりを目指せば良いんだが、振り子を付けただけでは完成ではないので、この後どうするか。
昔の一作目の完成写真を見ながら、 壁掛けアナログ時計風の振り子の仕掛けにアイデアが行き詰まっているので、上方演芸を聞きまくって、気分転換とします。
木馬が乗る左右のシーソーの脚をつなぐ梁(4mmx12mmx30mm)の極小チップ9つを横に並べて、直径2ミリの穴を開ける。
このところ順調に作業をしているせいか、目に見えない木くずの極小パウダーがメガネに付着する。
水だけではきれいに洗い落とせないので、台所洗剤で落としていたが、度々のことでレンズに傷を付てしまった。
裸眼でも老眼と近視があるのでメガネが頼りなのだが、諸々の失策で体力の消耗が甚だしい。
作業工程の説明をするつもりがいつの間にか愚痴になっている。
困ったもんだわやい。
早朝、施設にいる母から電話で、用事を言い使った。
県跨ぎはまだ完全に解除ではないはずだがと、とりあえずネットで調べた。
二ヶ月以上行っていないので、実家の郵便物その他の確認が気になっていたこともある。
これを緊急ということで、家内に急かされた格好で館林に向かった。
最近は雑用で作業中断が度々ある。
用事は断固断って作業に集中したいのはやまやまだが、・・・・そうも言えない事情もある。
ハンドルを握って出発すると案の定、国道に入ってすぐ緊急以外自粛の文字が目に飛び込んでくる。
車の流れは以前と変わらず、多いとも少ないとも言えた。
実家を目の前にして、玄関前や庭どころか、近所も雑草が蔓延っていた。
それでなくても、実家エリアは高齢者が多かったので、隣近所はここ数年空き家になっている。
で、日を改めて来なければならないと実感した次第です。
高齢者の口癖に、「早くお迎えがこないかなぁ」や、「もう、何時逝ってもいいんだ」等のつぶやきを度々耳にするし、私もジョークで言ったりもする。
車でも長年乗り続けていればガタがきて当前で、廃車にならないだけでも御の字である。
その場の雰囲気や勿論本音ではない証拠に、
自粛に入った二ヶ月前は、リハビリ訓練に来る利用者の数が一挙に半数以下になった。
月〜金曜日の午前と午後組のリハビリ訓練に来る利用者は、80代以上が約半分。
驚くことに、その中には100歳で首相からお祝いされた仙人が一人いるという。
残りは70歳代が多く、主に女性の割合が多く徐々に増えてきている。
不思議な事に自粛になった時期も今も男性の割合が多い。
私の場合、週二回の午後組で通常は30人強の人数だったが、最近は16〜18人と徐々にだが増えている。
毎回チェアエクササイズやマシン等の運動で、実質3時間の訓練は疲れと慣れで訓練中は眠気との戦いになっている。
とうとう関東甲信越が梅雨入りした。
梅雨の時期は曇りであっても、何時雨が降るか分からない。
ということで、屋外で電動工具を使うことは極力控えなければなりません。
まして自粛生活中なので、ご近所はゴーストタウンのように静かなのだ。
この静寂のなか、突然のモーター音は流石に気が引けたが、先日思い切ってテーブルソーを庭に出して作業をしてしまった。
ベルトディスクサンダーや、グラインダーなどモーターは程々の騒音だが、このテーブルソーはことに激しい。
テーブルに固定する並行定規が、使い慣れていないこともあって、木馬や犬などが乗る床板と床下土台のカットがズレてしまった。
上の写真はテーブルソー購入当時の作りかけだが、この直角専用マイターゲージを使っていればこんな失敗は避けられたはずだ。
ま、焦らず、梅雨明けまで課題は残したまま、デスクワークに励むことにします。
7月末にパソコンが急に不具合になり、千葉にある修理業者に郵送で頼んでいた。
その後猛暑の毎日で、冷房にすると体の自由が効かなくなるので、クーラーをかけないでなんとか偲ぶ毎日だった。
そのような訳で、オートマタを作る気力体力は酷暑で削がれて何も出来ないでいました。
流石に一週間も続けると頑固も折れ、ドライの27度を付けたり消したりという日々に切り替えた。
8月はリハビリ訓練に通うのがやっとという体たらくで、パソコン修理を頼んでいる所に電話する気遣いも暑さですっ飛んでおりました。
で、二十日すぎに修理経過を電話して、それまでほったらかしていた愛機に月末に対面の運びとなった。
その間、メールや外部と連絡は遮断しており、仕事関係の方々にはご迷惑をかけ猛省しております。
振り返ると、あの酷暑のなか熱中症にならなかったのが不思議でした。
ヨレヨレの日々の結果はというと、写真は8月中ば過ぎまでの仕上がりです。
今まで作ってきたオートマタは、例えば闘牛をテーマとした場合、闘牛士と牛をボックスの上部に作り、ギアを組み込んだボックス内部と繋げて、ハンドルで回して舞台上の主役たちを動かす方法だった。
今回のカラクリは、舞台の上の主役を振り子でゆったりと動かす方が、ハンドルで動かすより合っていると思えた。
で、今までの失敗から、今回はハーフサイズで作って、オルゴールやゴムバンドなど動力を数点ほど試作してみることにした。
・・・・出来ればのはなし。
これはあくまで試作なので、完成は数ヶ月になると思います。
・・・・言うは容易いが頭と体の接触が、・・・とぎれとぎれの日が多いのだ。
それでなくても、新型コロナ問題や、県跨ぎの高齢者施設へ面会だの、日々の雑用、猛暑疲れで体はヨレヨレでボロボロ。
ま、ノラリクラリと乗り切って、頑張りましょ。
寒くなってきて、体調に気をつけて生活していた。
年をとると規則正しい生活・睡眠・食事は勿論、冬は特に血圧に注意しなければと思っている。
しかし、前回このホームページを更新した9月下旬はそれほど寒くはなかったが、数日後に70歳半ばの親類の一人が脳出血であっけなく彼岸に行ってしまった。
年寄りの憧れの常とう句、それこそ「ピンコロ」そのものだった。
そんなことがあった訳ではないが、私に残されている時間は残り僅かと自覚しているので、立体作品に取り組む時間が自然と増えてきている。
今回の振り子型オートマタでは、カラクリの仕掛けの設計を今まで以上に時間をかけていたら、11月に入っていた。
焦ることはないものの、もっと頭の回転がスムーズだったらと自虐の毎日なんですね。
10月に入り、色々な事が我が身にふりかかってきた。
まずひとつ目は、写真のスピンドルサンダーだが、この秋に手に入れたモノでアマゾンから評価を聞いてきた直後、まだ未使用という頃に、我がPCがフリーズを起こしてしまった。
エライコッチャということで千葉の修理業者に預けたところ、何の問題もないということで戻ってきてしまった。
狐につままれたようでPCを起動すると、フリーズしたのが嘘のよう。
夏頃から木工作業はやっておらず、オートマタの設計を続けていたところまたフリーズ。
デスクトップの中を掃除機で掃除すると良いときいていたのでやってみたところ復活したので、これは木くずパウダーだけでなく、部屋に出入りした時のゴミが悪戯していたように思える。
ろくに作業部屋を換気しなかった私が悪かったのだ。
今後、木工作業は寒い時期は出来なくなったどころか、仕事場で木工作業は考えなおさなければならない。
ガラクタを詰め込んでいる物置を整理すれば何とかなるはずだが、ガラクタは私のだけではないので、あのパートナーを説得するには今の私の気力体力では自信がないのだ。
・・・・嗚呼!
今年もクリスマスイブ前日迄来てしまった。
カラクリ作品の完成が一点も出来ない、アッという間の一年だった。
ここ数年は頻繁に入院手術が続いたが、今年2月に右側の瞼の内側に胡麻粒大の脂肪(?)の塊を除去して以降入院は無く、定期通院の他は落ち着いた日々が続いている。
この時も2週間ほどの入院だった。
写真は振り子型オートマタの設計図で、夏から現在まで5種類のカラクリをyoutubeを見て参考に書きだしたモノです。
オリジナルは揺り椅子に揺られている爺さんで、数パターンを5種類作ったが、同様に試験的にハーフサイズも作ることにした。
youtube動画では、Galileo's Escapementなど自分で作れそうな仕掛けをとりいれている。
他に、前作の『木馬とペット』の仕掛けがどうも気に入らず、全面変更に数週間使っている。
この約5ヶ月間は結果の無い日々が続いていました。
新型コロナ感染者が出て、昨日で一年目という。
生来のインドア派だから外出自粛は苦にならないが、しばらく道具の手入れを怠っていたので気にはなっていた。
この寒さで脳はやる気満々であっても体は別で、気力すら薄れかかっていた。
これでは道具類は宝の持ち腐れになると、今日はノミ鉋・彫刻刀の砥ぎをすることで気力を奮い立たせることにした。
準備に小一時間掛かり、順調に砥ぎだしたはいいが、途中右手人差し指から血が出て止まらない。
ノミ数本と彫刻刀も、砥石と刃先に人指し指を押し付けていたので、ほんの数ミリの空きが傷を作ってしまったようだ。
片手だけの砥ぎはこの方法しか思いつかなかったし、一瞬の油断が中断を呼んでしまった。
片付けにまた小一時間掛かって後、気分一新。
傷が癒えるまで落語演芸のCD作りをすることにした。
今月下旬で、脳出血でブッ倒れてから12年目に突入する。
発症した当初は、半年で元通りになって歩けるようになってみせるなどと、この病気の危険性を楽観視していた。
これはとんでもない間違いとすぐに気付き、精神的にしぶとく病気に負けないようにするには、フザケ倒して兎に角、腹の底からこの状況を笑い飛ばすことを自分に課してきた。
年甲斐もなく周りからバカかと思われても、これが年数を重ねるごとに精神的にしぶとく養われるようで、病気に負けない性格作りに役立ったと確信まで行かなくてもそう思う。
左半身麻痺でベッドに居た当初は、木馬を作ってみたいと家族や周りの人達に話したことを覚えている。
それが昨日の朝突然、作りかけの作品を横目に、プロトタイプを原寸大のダンボールで作ってみたいと無性に思って動き始めた。
まず、おおまかに新聞紙に木馬を書き厚紙に型をダンボールに張りと、11年ぶりに重い腰を上げることになった。
この絵の原寸大が適正かはまだ分からない。
が、体調と相談しながら進めることになります。
先月中旬から、諸事情により自分の自由になる時間が取れなかった。
という訳で一昨日から木馬制作がようやく作業開始となった。
手始めに物置から子供が使わなくなった古いイーゼル一式を物置から出す。
その後木工用テーブルソーがある部屋から、屋外に出すまでの工程がえらく体力を削ぐのだ。
この電動機種を家の中で作業出来ない環境が、進行を遅らせている原因のひとつなのです。
この日は気力が充実していたのですぐに作業を始め、分解したイーゼルを各々の厚みに裁断。
このテーブルソーの騒音は半端く騒がしい上、木くずは驚くほど多く飛び散るので、終了後の掃除が大変なだ。
ちなみにこのテーブルソーだけは極狭の仕事部屋に入らず、別の部屋なので作業効率も悪く、全て終了した後は気力体力は無くなり何も出来ないのだ。
翌日はバンドソーで黒く変色したイーゼルの表面を、木馬の足と揺り椅子の底部の梁に使うためのカットをした。
その後、昔作った額縁を再使用するため、無駄な部位をノミで削る。
途中雑用で外出。
今日は各部の変色した表面や傷をベルトディスクサンダーで中食を挟んで延々三時間以上、またもやご近所に騒音を振りまいてしまった。
次に額縁の磨き作業半ばで本日のお開きとした。
前回のこのブリグ更新の翌日朝に、施設の職員から深夜に母が転倒して救急車で搬送中と電話があった。
搬送先が決まったのが午前10時、入院と同時刻に間に合うようにと連絡を貰い、羽生総合病院に夫婦して駆けつけた。
CTやレントゲンの結果、股関節骨折と判明。
94歳の高齢で手術?と一抹の不安があったが、頭部その他はダメージは無いと説明があり一安心であった。
その後入院手続きから、股関節骨折の手術の説明や、術後は看護師から当人が靴下コート等の要求、ハンコを書類に捺印するだけに行った日などその都度病院や実家に往復する日々が続いた。
新型コロナの蔓延時期でもあり当然直接面会は出来ないが、術後20日ほどでリモートの面会が出来て、思いの外顔色が良かったので一安心となった。
羽生片道38km、館林まで片道50kmを行ったり来たりと、一昨日退院まで日を違えて10数回の遠出でハードな日々だった。
退院後は幸い世話になっていた施設で受け入れてくれたこともあって感謝、頭が下がります。
母の衣類の洗濯から買い物、動きの遅い私に変わって医者看護師の面談等女房一人に任せきり、ますます女房神さんには頭が上がらくなっている。
ということで、写真の木馬は仮組みをしただけで作業は前に進まず、弓型のダンボールは古材の桐に作り変えるか模索中です。
朝晩の冷え込みと長雨の日が続いたが、壁掛けオートマタのパーツは埃を被ったまま机の隅にある。
今年の春頃から何故か仁鶴さんの落語ばかり聞きながら日々過ごしていた。
近年は高座がら遠ざかっているので、近況が気にはなっていた。
が、突然先月17日、笑福亭仁鶴さんが彼岸に行ってしまった。
前々から仁鶴さんの噺をCDに焼かなければと思っていたのだが、雑用や体調を言い訳に怠けていたのだ。
先日ようやくラジオから録り貯めたテープからCDに入れる作業が出来た。
録音済みのCDを聞きながら徐々にだが気力が高まり、唐突に木馬が作りたくなってきた。
先ずは二層のダンボールで試作して、本造りすることとした。
近年は友人知己が知らないうちに彼岸に行ってしまい、年をとった寂しさを感じている。
仁鶴さんの冥福を祈ります。
二層のダンボールで木馬を作り始めたが、途中でダンボールが足らないことが分かった。
で、急遽試作を変更することにしました。
サイズは大まかですが、全高60㎝x全長70㎝、座高33㎝、全幅32,5㎝です。
前回試作の木馬は3月25日にアップしています。
この時の木馬の全長70㎝は今回と同じですが、全高は48,5㎝、座高32㎝、全幅26,5㎝でした。
床の接地面の弓型は同じですが、試作では見た目が小さいという意見だったので、前回より大きくしています。
今回は設計図を作らず、ラフスケッチから取った型紙から始めることにした。
初日は各部をおおまかに切り出し、ダンボール3〜4枚を重ねて木工ボンドで接着して終了した。
翌日は各部パーツを仮組みし、バランスを見ながら切り出し等をして一部修正をした。
本日はまだ上半部の座面と頭部や尾のパーツはボンドで接着していません。
この後、上部を全て接着した後、下部脚部の調整と修正を繰り返しながら全体のバランスを見ることになります。
台風一過。
昨日までの愚図ついた天気から一転、 強い日差しで熱中症の心配さえ感じる陽気となった。
B案木馬の試作は昨晩ようやく手を離れた。
唯一拘った木馬の把手を、古い杖から流用して、首の付根近く座面に付けることで解決した。
この木馬は屋外用に考えていたので、濡れ縁の前にあるベンチや三和土に乗せて数枚撮ることにした。
デジカメを持ちだして移動中、振り向くと愛猫が後ろに見え隠れについてきて隙を伺っていた。
これだから油断ができないのだ。
愛猫が外に出ないよう気をつけながら、木馬の角度を替えて屋外から室内へ数度。
余計な神経や無駄な動きで運動量を使い切るほど、疲れる撮影だった。
結果は、ハレーションがの強い写真になったので、もう一度撮り直しをするか考えている。
今朝は肌寒さで見が覚め、布団からようよう抜け出せた。
で、昨日の撮影の撮り直しから一日を始めることとした。
木馬試作の1回目と同じに、玄関で数枚撮ったが愛猫は二階から降りてくる気配がない。
それで当初の考え通り玄関脇に木馬を持ち出して撮ったうちの一枚です。
B案木馬のサイズは全高60.5㎝、全長72㎝、幅は31.2㎝です。
これから材料選びから始め、気力体力と相談しながら作り始める予定となります。
そろそろ完成品が出来なければイケマセンね。
木馬作りを始める。
試作完成から一週間が経っている。
その間の一番の体力消耗は、一ヶ月以上できなかった実家の雑草駆除と庭木の枝切だった。
その他諸々の雑用が私の気力体力を食い散らかして、ようやく時間が出来たのだ。
で、本題です。
木馬の頭部と座面の材は、厚み28mmの銀杏の板。
その他脚や尾、足台や床面に付く弓型のバランス(?)などは、7月半ばに解体した愛用の椅子のブナ材を使うことになる。
まず脚や弓型バランスの表面を整えることから始めます。
水曜と今日の午後の陽気は紫外線が殊の外強く、真夏に戻ったような陽気になった。
今までのように極狭の部屋での木工作業は 、パソコン内部にダメージを負うので、今後はできるだけ外の作業とした。
一昨日は弓型バランスと前後の足の表面を整えたが、暑さと紫外線に負けて中途で作業を放棄していた。
今日は午前中に雑用を済ませた後、午後からベルトサンダーを外へ設えて作業を再開。
解体した椅子の骨組みのブナ材を木馬用に使うため各部の表面をベルトサンダーで整える。
別に馬の頭部と座面に使う銀杏の板も大まかにベルトサンダーにかけた。
次に、木馬の座面の背凭れ(尾)に使うカーブしたブナ板の表面を整えて、時間切れとなって残りは後日とした。
ここ数日の陽気と、木工作業に若干の無理が祟ったかして急に失速した。
それと、本日は52年前に白血病で逝った狛江の親友の祥月命日だった。
同じ画学生だったこともあり、芸大の試験に一緒に受けに行ったことがあった。
当時一人暮らしだった蒲田の狭い四畳半のアパートに奴が泊まりに来て、受験日の朝握り飯を作って 行ったことなど懐かしい思い出が蘇ってくる。
こんな日は静かにして、読みかけの文庫本、宮部みゆきの「ぼんくら」(下)を呼んで 過ごすに限るつもりでいた。
が、今日は妙にけだるい日で、何もやるつもりもなくダラダラした後、作りかけの木馬に手を出していた。
こんな時は失敗する確率が高いので、後でしっかり点検をしなければと思っている。
最近は笑い沢山の上方演芸ばかり聞いていた。
昔、ラジオから録音したカセットテープは、箱に入れて棚にぎっしり並んでいる。
それは昭和50年代からのものが多くて、二代目桂枝雀が東京へ進出し始めた貴重な音もあった。
また中田ダイマル・ラケットや、東京で言うと十代目金原亭馬生さんの最晩年のライブ高座が聞けた最後のラジオ演芸黄金期だったと思っている。
体調のすぐれない時などは、棚から箱を取り出して上方演芸でウサを晴らし、BGMでその時々、東西のお気に入りの噺家の高座テープを流していた。
そんな日常に、突然十代目柳家小三治の訃報を知った。
昔、人形町末広の演芸場の俯瞰透視図が描きたいと思っていた頃、六代目三遊亭圓生の「寄席切絵図」みたいなものを絵にしたくて、ある編集者に相談したところ、それなら小三治さんに詳しく話が聞けるのではと言う人が居てどのようにコンタクトを取ろうかと思い悩んで数年、突然の大病で入院の憂き目にあって頓挫したまま立ち消えとなった。
人間国宝になる前だったから、こんなお気楽な考えが浮かんだのだと、大病したことで大恥をかかずに済んで良かったと思える数少ないことのひとつである。
小三治さんの高座で、最後の記憶は東京落語会での高座が懐かしく蘇ってきている。
81歳・・・・辛いなぁ。・・・・ご冥福を祈ります。
上の写真は木馬の足をどのように強化するか思案中のもの。
昨日は母親の用事を済ませる事と、家の空気の入れ替えや刈纏めた雑草を始末する為群馬まで行ってきた。
10月中旬というに、11月の寒さと雨模様が続いたが、昨日はカラリと晴れた一日になった。
ということで、木工作業は遅れ気味で、今日から木馬の脚の補強に取り掛かることになる。
座面裏側にボンドで脚を接着し、両サイドからブナ材で挟んで脚を補強することにした。
写真は後ろ脚をボンドで目測で仮組したもので、かなりずれていた。
補強が完了したら調整して本組となります。
9月と10月は、晴れると何故か頻繁に群馬まで用事で行くことが多くなった。
昨日も母が入居している施設から緊急電話で、ワクチン接種の用紙が必要なので大宮にあったら、持ってきて欲しいとのことだった。
用紙一枚持って往復約100km強。
もう若くはないので帰宅後は快晴だったが、何もやる気が出なかった。
以前は、天気や季節を無視して極狭の室内でバンドソーや糸ノコ盤などの機械を動かして、木工パウダーを充満させいた。
いやはや乱暴この上ない。
その際2〜6ヶ月に一度の割合でパソコンが動かなくなり、パソコン内部を丁寧に掃除機で木工塵パウダーを掃除していた。
しかし今は、雨の日に電動工具を屋外に持ち出しての木馬作りが出来ないので、ストレスは溜まる一方なのだ。
粗忽者を自覚しているので、うっかり精密部品を吸い込んでパニックになってもいけないので、最近はほんの少しの作業でも、屋外に工具を持ちだして作業することにしている。
写真の木工用テーブルソーは一人で設置し、家人は一切ノータッチなのだ。
以前、道具を無断で使われ、げんのうの柄を折って物置に放り込んであったのを見てから道具類は家人に一切触らせないことにしている。
先月30日に続き、今朝10時に木工用テーブルソーを屋外に設置。
電動工具の中でこの機械は半端無く騒音が激しいので、近所迷惑を考えての始動となった。
このテーブルソーの重量は約20kg。
愛猫が脱走しないようガラス戸を開け、隙を狙う猫を牽制しながら屋外に設置する。
今回は一年前に買ったテーブルの天板を、木馬の一部に使うため切り分けることにした。
ブナの天板の幅は約90㎝×70㎝厚み19ミリ。
テーブルソーの天板は奥行57㎝約m1メートルなので、キックバックを注意しながら切断する。
木工用テーブルソーの屋外写真は、愛猫の脱走予防に気を取られてデジカメの準備を忘れて出来ず。
作業を終了し、掃除を終えたのが15時。
今回も木工パウダーが半端なく飛び散った。
パウダーを被った体を何度叩いても、右手しか動かないので左側の一部は撮り残ってしまうのだ。
カミさんは洗濯物が汚れたとかで怒りまじりに、私の体を叩きまくって本日の終了となった。
弓型バランス部が組み上がった。
この後は磨く作業に取り掛かることになる。
が、その前に胴部を乗せて様子をみた。
胴部の傾きは完成イメージ通りだが、背凭れの重量と比べると頭部の重量があるので、完成した場合若干重心が前側に移るように思う。
もう少し後ろ脚を短くしないと行けないかもしれない。
弓型バランスは解体した椅子の背凭れを、手を加えないまま使うつもりだった。
完成間近になってから、何か気持ちが落ち着かない。
やはり作るなら満足するまで徹底して手を加えることにした。
解体したままの背凭れは、ホゾが細長く溝に掘ってあり、ホチキスの穴が無数に空いている。
そのままだと目に付かなくても、磨いてもキレイではない。
床に付く底面でも気になりだすとキリがないし、完成してから修正は面倒になる。
で、完成予定を伸ばして、埋めをすることにした。
予定では完成していることになっているので、取り敢えず仮組みをして様子を見る。
全体を見るに、首が細すぎるし若干上下に長いように感じる。
首はもう少し短く切り詰めることにしよう。
弓型バランスの手前の板はこの高さで足台になる。
両側に組む足台はこの板の三分の二程の長さになります。
11月も今日で終わり、晴天続きで屋外作業は出来たが、寒さで腰を冷やして痛みが常態化している。
また、今月は徐々にひび割れができて、親指から人差し指、後半は中指と小指までカットバンの世話になる始末。
ヤレヤレである。
幼児が両足を乗せる細長い板の足台を補強するため、L字の受けを接着しているところです。
完成が間近ですが、まだ馬の目や鼻の穴を開ける細々とした工程が残っている。
問題が無ければ後数日で完成!です。
背凭れを座面に接着した。
この後は馬の目や鼻の穴を付けて座面に組み込んで終わります。
凝り性の癖が現れなければ、今週末に完成です。
ほぼ完成です。
全体は組み上がったが、細部の調整や磨きがまだ残っている。
その後に透明クリアニスを塗って完成となります。
この木馬は体重6〜70kgの子供(?)が座っても壊れないように作った!・・・つもりです。
さて、この後隙間をパテで塞ぎ、透明クリア水彩ニスでコートして、やっと手が離せます。
この木馬作りは9月12日からがスタートだった。
何もない状態で、木材選びから始めて集中して作業すれば、一ヶ月弱で完成出来たと思います。
雑用も無く集中して作業出来ればのはなし、ですが。
結局大晦日の31日に木馬が完成となった。
昨日は水性ウレタンニス(透明クリヤー)の二度塗りが終わった後、目玉もプリントアウトした写真用紙を切り取った簡易の目ではなく、全て木で作ってこの日は終了した。
本日早朝に起き出して、ニスの塗り残しをチェック。
その後、目玉を木工用強力接着剤のゴリラウッドグルーで接着したのが午前9時。
来年の準備等、家人の邪魔にならないよう出来ることをして、何やかやで木馬は15時半に完全に完成終了した。
この木工作業だけ出来れば言うことはないが、群馬の実家の管理・掃除等(施設にいる母親の見舞いもある)や、自分の家の雑用で大晦日まで木馬の完成が伸びていた訳だが、木馬作りで背中を押されていたようで、この間は体調は崩れることがなくまあまあの令和3年であった。
来年は、今度こそ中途で終わった未完成作品の完成を目指すつもりです。
去年の正月の祝いは、記憶に残っていない。
メモをめくると、元旦の家族の祝はコロナ禍で見送りと書いてあった。
昨年暮れの28日に母がいる施設に行き、意外と元気で顔色も良かったが、
施設の遠慮もあり、家族集合を取りやめることを伝えていた。
いち早くコロナやオミクロンの終息を願うばかりである。
藁で作った猫の寝床を[猫ちぐら]・[猫つぐら]とも 言うとあった。
一年中、愛猫が夜中にベランダに出せという要求が通るまで、カミさんの ベッドの横でしつこく要求するという。
それが原因のひとつでは無いと思うが、この冬カミさんは体調を崩して数日前から腰を痛めていた。
今では家の中で杖をついて動くまでになっている。
で、木馬の試作に使った二層のダンボールが余っていたので、 外置きの猫ちぐらを作ってみた。
我が家では唯一猫の世話をしない者として、少しは愛情を示したつもりだが、この箱の匂いを一度嗅いだだけで 「フン!」と言った顔をして無視されている。
今はこの猫ちぐらもどきの中にマタタビでも放り込んで、なんとか中に入ってもらえないかと算段をしているところだ。
この【木馬とペット】は、二年前の夏に作り直しを始めたが、
4種のブナ・クリ等の部材からひとつだけ完成しただけで、残り3つは手付かずになっています。
何故か。
改良の余地があると思っているうち、別のアイデアが浮かび、寄り道(?)を始めてしまったこと。
二兎負うものは云々で、 結果頓挫の原因になったんですね。
まだ他に[羊牧場]や[翼竜][闘牛][ツリーハウスのランプ]など、作りかけ頓挫作品は机の上に埃をかぶったままになっています。
作りたいものは次々に頭に浮かぶが、頓挫作品が増えるばかりで・・・困ったもんですわい。
で、大病してから12年。今年は初心に戻ってじっくり作品創りを再開することとします。
1月上旬、唯一の動き手のカミさんが股関節をいためてしまった。
夫婦して杖を頼りの生活が1月末まであった。
群馬の実家に母親のワクチン接種の通知が届いているか、郵便物の確認が出来たのは2月に入ってからだった。
ようやく群馬まで行けると体調が確信できたのが2日。
最近、車はカミさんが同乗しなければ出せない決め式が出来てしまったので、致し方なく群馬へ。
実家からそのまま施設に接種券を届けるつもりだったが、郵送でお願いしますとのこと。
面倒だが昼飯抜きでとんぼ返りとなる。
翌日、母のケアマネージャーから電話があり、相変わらず元気と、ひとまず安心して速達で郵送した。
大宮市で通っているリハビリ施設の職員から数度、丁寧にも停止状況を知らせる電話がある。
その他雑用に追いまくられる。
こういった訳でオートマタの再制作は、途切れながらとなっている。
写真は動くキャラクターの魅力に目覚めた頃の初期作品二作目の【翼竜】です。
一作目は【闘牛と闘牛士】でしたが、手探りで始めた仕掛けは当然失敗続きだった。
その後、仕上がった作品は片手に余る程度だが、この翼竜も完成させるつもりですが・・・。
昔、子供の頃に見た映画で、ジョン・ウエイン主演でハワード・ホークス監督の【ハタリ】(1961)という映画が強く記憶に残っている。
「ハタリ」はスワヒリ語で「危ない!」とのこと。
アフリカで動物を捕獲する職人?たちの物語で、【ジュラシック・パーク】の元ネタになっていた映画です。
勿論CGなど無い時代なので、それにともなうあざとさも押し付けも無い好印象だけが体に残っている。
10年程前に、図書館でランフォリンクスの図版を見て絡繰を思い立ったのも、そんな記憶が残っていたものと思う。
調べると翼竜としては小型の部類とある。
両翼の幅が2メートル弱だが、フォルムを巨大化するとアイデアが色々浮かんでくる。
それなら両翼幅が9メートルの大型のプテラノドンがあるが・・・。
実は粗忽で両翼の寸法を大型種と勘違いして作っただけなのだ。
もう一度作りなおすとすれば、自分をもう一人増やさなければ作れないかもしれません。
が、いずれ再挑戦すると決めている。
4年ほど前に4種類のブナやクリ等、3Dオートマタの土台の材質を替えて4つ全て完成のつもりでいた。
ところが、一作目を作り終えて、残り3つは未完のまま残っている。
何故か。
一作目を作るうえで懲り過ぎた結果、飽きてしまったのだ。
その後数作品作ってみたが、全て未完成のまま埃を被って残っている。
如何にのんびり屋の私でも、何を作れば完成出来るか、自分には何が残せるかを考え続けていた。
で、 自分に合うカラクリを模索した結果、錘を動力にして動くカラクリを選んだ。
このカラクリの土台なら色々バリエーションが選べるというのが理由のひとつです。
製図を始めたのが昨年秋頃で、ようやく昨日、設計製図が完成した。
覚悟と言い訳のこれが完成予定図なのだ。
迷いに迷ってようやく最終の原案の製図が完成した。
この図面通りに作る訳ではないのでフォルムは多少変わってくると思う。
これから簡単な試作品を作って、図面で見過ごしていたところを訂正していくことになります。
実に数年ぶりに大宮駅周辺のデパートに行ってきた。
休祭日の繁華街の混雑は体に染みこんで入る位に分かっていたのだが、雌鳥突いての口で仕方なく車を出したのだ。
地下駐車場に車を停めるまでストレスは溜まりっぱなし・・・当たり前だ。
で、8階フロアに小一時間動き廻って(果たしてそう言えるか見解が分かれるが)左股関節が疲労で痛みに変わって来た。
普段如何に車に依存して、運動を怠けていたかを痛感した。
3月は上旬から不測の事態が連発して、体共に気が休まる日が無かった。
という訳で壁掛けオートマタの作業はまるきり進んでいないのだ。
ようやく作業に適した陽気になってきた。
一週間前までの寒さは気力体力が戻らず、そんな時の作業は無駄に時間が過ぎてしまいます。
で、試作は気が付くと4パターンも増えてしまっていた。
試作に4つは無駄と分かっちゃいるが・・・。
試作の壁掛け一作目・・・。
思いの外手間取り、ようやく仮組みにとりかかれた。
今までのオートマタと違って、動力の錘の調節が難く、問題が山積みである。
数日は微調節で頭を悩ますことになりそうだ。
22ミリの穴開けドリルビットを探すこと半月。
絡繰のパーツに外径22mmのボールベアリングを組み込むことが出来ず作業が前に進まないのだ。
三橋の島忠や高木と館林にあるホームセンターでも見つからず、
先日、与野ドイトでようやく手に入れた。
まではよかったが・・・。
ボール盤で作業を始めた直後、完成間近のパーツが粉々に割れてしまった。
失敗は想定済みなので、気を取り直して二回目も。
数日の苦労の成果が 泡と消える。
原因はボール盤の操作ミス・・・・のようだ。
写真は掃除後、気を静めながらの一枚。
写真手前の左端は、外径16mmのロールベアリングを組み込んだオートマタのパーツの一部。
その右は、22mmのドリル穴が空いたパーツ二点と外径22mmロールベアリング。
その横の部材二点は19mmのドリル穴と外径19mmベアリング。
16mmの方はベアリングが部材の穴にキッチリ収まっているが、
他の二点は同径の表示だが、ベアリングが部材から抜けて使いものにならない。
このドリルで開けたパーツの部材は使いきったので、ゼロから作り直すことになった。
そのため丸ノコテーブルを屋外に設置して、作業を始めて小一時間後。
製材板を買ってから大まかに小分けしておいたブナやブラックウオルナット等の、
ブロックを別の作品ですぐに使えるように切り分けていた。
で、注意に注意を重ねていたつもりだったが、
唯一動く右手親指を作業中に、丸ノコの先端に触れて指紋と肉を殺いでしまったのだ。
電動工具はこれだから恐ろしい。
暫くは作業が出来ないので、ミステリーでも読んで再出発を計ることにする。
・・・・・ッたく、ヤレヤレである。
今月初旬にテーブルソーで親指の怪我を手始めに、木工作業が出来ないような事が起きていた。
作業中や部屋の掃除に必要不可欠なマキタの集じん機の吸い込みが半分以上になったこと。
群馬の実家の雑用を済ませた二三日後に、急の振り込みで館林支所に行く事になったり。
上尾のマキタ支店に集じん機を持ち込んで修理とメンテナンスを頼んだりして、徐々に傷の回復が順調になった矢先、今度は使用頻度が高いノギスが身辺から消えて数日探しまわって結果が出ていない。
そして今度は愛猫の失踪事件がおきてしまった。
5月は長時間、愛猫に留守をさせてこともあり、帰宅後は猫が家人に不満をぶつけることも普段以上あったが、日常は無視の対象だった私にまで横に来て、文句を言いに来たことがあった。
写真右は8年ほど前我が家に来た頃、左は数年前、脱走を頻繁にしていたやんちゃ盛りの頃。
今はただただ愛猫の無事を祈るばかりである。
あつものに懲りてなますを吹く。
ではないが、テーブルソーで怪我を回避するのに、 インターネットで見た使いやすそうな数種のプッシュブロックを参考にようやく完成した。
これだけ多く作る必要があったのか疑問だったが、猛暑の中ボーッとした頭では必要だったようだ。
壁に立てかけてあるミニテーブルソースレッドは、なるほど使いやすい。
が、左隅にある並行定規を跨いで使うプッシュブロックと隣のアジャストテーブルプッシュブロックは未使用なので、使い心地は後日分かるはず。
プッシュスティックの変形ブロック(?)二点も改良の余地がある。
テーブルソーそりだけはまだ未完成だが、大谷翔平のMLB観戦が無ければ出来ていたはずなのだ。
猛暑の中これくらいの休憩は良しとしなければやってられないのだ。
実に5月中旬から、紆余曲折があってようやくカラクリ制作の再開となりました。
ま、こういう時期もありです。
PCと同じ室内での木工作業には、木工パウダーはどうしても避けられない環境にあります。
PCを別の部屋に移せる余裕が我が家には無いのだ。
そのためPC内部に入り込むパウダーでフリーズする為、内部の基盤を掃除機でゴミを丁寧に除去する事で、時間だけでなく気力も半端無く消耗するのだ。
これから作るカラクリは、今までのオートマタと違い振り子が動力になります。
作業の遅れは丸ノコテーブルで使う数種のガイドの制作と、設計の見直しと修正が繰り返しあったための停滞でした。
ということで、これから【新型オートマタ】の制作にかかります。
体調と相談して作業にはいるのですが、なかなか前に進めません。
それに完成を逸ると、今まで成功したためしが無い。
仕事部屋の電動工具類を別の部屋への移動は(家人のテリトリーを侵害する理由で)
出来ない。
また、今月から仕事部屋のパソコン内部に木くずパウダーの混入を避けるため、
ロールサンダーや、糸ノコ盤などは作業ごと屋外に運んで作業することしている。
これが余計に時間がかかる原因のひとつでもある。
・・・・困ったもんだ。
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